iDeCoが最強な2つの理由(5.5万円節約の根拠)
それは
「節税が出来る(理由1)、積立型インデックス投資(理由2)」
だからです。
そして私がオススメする運用方法は
「積立金は上限まで」
かつ
「全額外国株式に投入」
です。
まずはiDeCoが最強な2つの理由をお話します。
①節税
②インデックス投資
2つに分けて説明します。
①節税
特に「全てのサラリーマンが節税出来る点」が「最強」です。
iDeCoは
・積み立てた金額
・運用中に出た利益
・受取時
には税金がかかりません(受取時は退職金扱いになるので、無税になる上限はあります)
特に積立金が無税なのが大きく、納税したお金が帰ってきます。(節税)
※逆に納税していない方(学生や主婦など)はあまり意味がない制度です。
で、いくらお得なの?
って思いますよね。
では、具体的な金額です。
例えば32歳で年収1200万円の私のiDeCoによる節税額は
「92,400円」
になります。
なんと9万円も戻ってくる!
仮に同条件で年収500万円の方だと
課税所得が 232万ですので、節税額は
「55,800円」
になります。
iDeCoに加入するだけで年間5.5万円が帰ってきます。
節税効果だけで、年利20%です。
そんな投資商品あるでしょうか?
もちろんiDeCoの他にはありません。
だからこそiDeCoは
「納税している全ての人にとって最強」
なのです。
iDeCoの魅力をご理解頂けたでしょうか。
・節税シミュレーターはこちら
・私の条件
専業主婦の妻、2歳の娘1人
課税所得 770万
積立額 23000万/月
・課税所得の計算
次は積立型インデックス投資の魅力を説明します。
②積立型インデックス投資
積立型インデックス投資を選択可能な点
がiDeCoが最強な2つ目の理由です。
積立型インデックス投資は
「長期・積立・分散」が
可能である点が優れています。
「長期・積立・分散」
とは、投資の世界における王道の手法です。
簡単に言うと
・長い時間かけて(30年とか)
・少しずつ積み立てて(月に2万とか)
・投資対象を分散する(先進国全てに投資するとか)
とリスクの割にリターンが大きいのです。
パット見難しそうですよね?
でも、安心して下さい。
iDeCoで外国株式インデックス投資信託を選択すればそれでOKです。
はい、すごく簡単でしたね(^^)
なぜそう言えるかは
でお話します。
なお、iDeCoの積立は上限(私なら23000円)までするのが良いかと思います。
その分だけ節税になるので。
投資するのはちょっと。。。
という方もご安心下さい。
定期預金という形で保有することも可能です。
その場合は節税効果だけ享受することになります。
それでも十分すぎるほどのメリットがあるので、
投資したくない方も検討の価値はあります。
ただ、
これを見ているサラリーマンのあなた!
あなたは「今後毎年給料を稼ぎだす」予定の人的資本を
大量に保有しています。
どういうことかと言うと
仮に「積み立てたお金が消えて」も生活は困りませんよね?
つまり積み立てたお金は、余剰資金(余っているお金)ということです。
こういう余剰資金こそリスクを取るべきです。
だから私はiDeCoでは
「定期預金ではなく、外国株式インデックス投資信託」
積立額について補足
国民年金を払っている個人事業主の方は
iDeCo上限の68000円ではなく、67000円にして付加年金400円を払うことで
最高のパフォーマンスを発揮できます。
検討する価値はあると思います。
私もセミリタイア後は67000円+付加年金400円を収める予定です。
※付加年金とは追加で年金を少し収めることで、年金受給時に得になる制度です。
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iDeCoのオススメの運用方法を説明します
2019/07/17 追記
2019年7月時点ではSBI証券でも「emaxis slim 先進国株式インデックス」の取扱いはあります。
なのでSBI証券の方も移管せずに選択可能です!私は現在マネックス証券でiDeCoをやっています。
emaxis slim 先進国株式インデックスに積立投資しています。
実際のところ、ねくさんはどうしてるの?
と気にしている方も多いと思います。
お話していきます。
ババン!
全額
DCニッセイ外国株式インデックス
です。
これは
「外国株式インデックス投資信託」
の1種です。
今は31万ぐらいになっていますね。
利益は12,665円出ているようです。
実は私がちゃんとiDeCo始めたのは
2017年4月ぐらいなので、
積立金額はまだまだ少ないです。
ですが、安定して増えているようです。
1年で4%近いリターンなら十分ですよね。
私は
「SBI証券」
でこちらの投資信託を運用しています。
DCニッセイ外国株式インデックス
です。
全額この投資信託で運用している理由は
この投資信託は
「先進国の株式市場のインデックスに分散投資している」
かつ
「信託報酬が低い」
からです。
信託報酬は現在
年率0.189%+税
となっています。
ただし、私が本当に運用したいのは
emaxis slim 先進国株式インデックス
です。
こちらも
「外国株式インデックス投資信託」
の1種です。
SBI証券のiDeCoのでは選べない商品です。
なので、現在、
マネックス証券のiDeCoへ移管手続きをしています。
(書類を7/20に返送済みです)
これから始める方は、こちらの投資信託を購入出来る
・マネックス証券
・松井証券
が良いと思います。
どちらもほぼコストなどは変わりません。
私はマネックス証券のイケイケな雰囲気が好きなので、
マネックス証券にしました。
※一緒に証券総合取引口座を開設するとNISAや積立NISA、個別株をやりたくなった時に便利です
▼マネックス証券への乗り換え(移管)をご検討の方はこちらもおすすめです▼
emaxis slim 先進国株式インデックス
現在の信託報酬が
年率0.1090%以内
となっています。
運用の仕方は
「DCニッセイ外国株式インデックス」
と同様です。
運用の仕方は同じで、
現在運用している投資信託の信託手数料の約半分なので
純粋に手数料をへらすことが出来ます。
さらにこの投資信託は、
業界最低水準の運用コストをめざしており、
今後も業界最低水準となり続ける可能性が大きいです。
実際2018/07/03に信託報酬の引き下げがあったばかりです。
信託報酬が
0.1095%以内→ 0.1090%以内
に変更になりました。
この投資信託が運用可能なのは
・松井証券
です。
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節税効果って言うけど何がいいの?
iDeCoに毎月上限の2.3万円を積み立てると
年収500万円なら年間5.5万円戻ってきます。
積み立てた金額(27.6万円)の約2割は戻ってきます。
これは年利20%に相当します。
節税効果だけで、年利20%ですよ?
最強すぎます。
サラリーマンはただでさえ節税方法が少ないです。
私が実施しているのでも
・iDeCo
・ふるさと納税
・医療費控除
ぐらいです。
一般的には
・保険料控除
・住宅ローン控除
も利用されている方多いですが、私はどちらも0なので利用出来ません。
だからこそ利用出来る節税はしっかりとやっていかねばなりません。
あなたもiDeCoで節税していきましょう!
節税した分は投資に回すのがオススメです(^^)
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積立型インデックス型投資信託のススメ
「iDeCoで外国株式インデックス投資信託を選択すればそれでOKです」
と先ほどお話しました。
その理由は
「長期・積立・分散」という
投資の世界における王道の手法を満たしているからです。
「iDeCo」
で
「長期間」
少しずつ
「積み立て」
ることができます。
「外国株式インデックス投資信託」
で日本以外の先進国の株式市場全体に
「分散投資」
していることになるからです。
つまり、今後も
「世界の株式市場が拡大する方向」
に賭けるわけです。
これはかなり分の良い投資と言えます。
なぜなら、
世界の株式市場は
「長期的にはずっと、拡大し続けているから」
です。
30年では年率8.9%もの成長率です。
今後も短期的にはマイナスになることはありますが、
長い期間で見たらプラスになる可能性が高いと考えています。
こちらは、世界市場の成長率に近いものです。
どの期間を見てもプラスになっていますよね。
だからこそ、あなたにオススメしているのです。
当然私も世界経済が拡大する方向に賭けてます。
【MSCI コクサイ・インデックス (KOKUSAI) (円)の年間利回り】
3年:5.7%
5年:13.3%
10年:7.6%
20年:4.7%
30年:8.9%
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iDeCoのデメリット4つ
良いことづくめのiDeCoにも当然デメリットはあります。
私が考えるデメリットは大きく4つです。
①60歳まで引き出せない
積立を始めたら、原則60歳まで引き出せません。
これが一番気になる点かと思います。
逆に考えると、資産形成をする上で安易に引き出してはお金は増えません。
iDeCoにいれることで強制的に引き出せないので、
落ち着いて資産運用が出来ると言えます。
積立金額が辛い場合は0円にすることも可能です。
柔軟に対応していきましょう。
※仮に積立者が亡くなった場合は遺族の方にiDeCo口座内の資産すべてが支給されます(要請求)
②元本割れすることがある
iDeCoは長期的には分の良い投資ですが、
リーマンショックなど短期的には大きく下げることがあります。
その結果、気持ちが暗くなることもあると思います。
しかし、どうせ60歳まで出せないのです。
運用状況など一切見ずに放置するという方法も効果的ですよ。
時間が経てばプラスになる可能性が高い投資ですから。
長期目線で行きましょう!
※投資にはリスクがあり、元本割れをする可能性があります。ご自身の判断で投資するようにお願いします。
iDeCoはそこそこ手数料がかかります。
具体的には
最も手数料が安い証券会社(マネックス証券など)でも
・iDeCo加入時に2777円
・運用期間中に月額167円
かかります。
仮に30年間、iDeCoで運用した場合
最低合計手数料は、2777円 + (167円 * 12ヶ月 * 30年)= 6万2897円
になります。
一見かなり大きく見えますが、
節税効果だけでも年間5.5万かえってきます。
2年で元はとれますね。
手数料は対して気にする必要はないかと思います。
④特別法人税が復活する可能性あり
これはあくまでも可能性なんですが、
「特別法人税」
という税金が復活する可能性があります。
そもそも20年以上凍結されており、iDeCoで過去に徴収されたことはありません。
ですが、万が一凍結が解除となった場合は利益が減る可能性が高いです。
特別法人税とは
特別法人税とはiDeCoへ出したお金の合計+運用益に対して
毎年1.173%の税金を掛けるという税金です。
恐ろしいことに、利益が出てなくても税金が取られます。
iDeCoを使いつつも、定期預金を選択している人が多い中
無条件で1.173%取られるのはヤバすぎます。
資産が目減りしていきますからね。
とはいえ、
確定拠出年金制度(iDeCo)は2001年10月からスタートしており
iDeCoで特別法人税を取られたことはないです。
正直あまり心配はしていません。
その理由を説明します。
私が特別法人税の復活に心配していない理由
それは以下の3つです。
- iDeCoで定期預金を選んでる人が多いから
- 老後の資金を用意しろと政府が言っているから
- 外国株の利回りは平均5%から7%だから
解説します。
①iDeCoで定期預金を選んでる人が多いから
国民年金基金連合会が出している、確定拠出年金統計資料によると
iDeCo利用者の35.6%が預貯金(定期預金)を選んでいます。
この状態で特別法人税が復活すると、
この35.6%の方の資金は毎年1.173%減ります。
これは大騒ぎになりますよね。
だから簡単にはそんなことは出来ないと考えています。
②老後の資金を用意しろと政府が言っているから
最近
「老後の資金が2,000万円足りないから自分で貯めて下さい」
みたいな話がありましたよね。
そして、お得なiDeCoやNISAを政府が用意しています。
つまり
「このお得な制度を使って資産をつくれ!」
という意味ですよね?
って言って推奨してきたiDeCoに大幅な税金を掛けることは考えにくいです。
老後資金つくれといっておきながら、その資金から税金を抜くなんて。。。
国民の反発は必至ですよね。
③外国株の利回りは平均5%から7%だから
万が一、特別法人税がかかったとしても
私のような外国株インデックスに投資している人は
期待できる利回りが5~7%なので、ダメージは少ないです。
結局は資産は増え続けるわけなので。
ということで、デメリットとしては存在するものの
そこまで心配しておらず、引き続きiDeCoを活用していきたいと考えています。
これからiDeCoを始める方は、頭の片隅に入れておいて頂ければと思います。
とはいえ、この意見は私個人のものなので、
盲信することなく、あなたはあなた自身の判断でiDeCoをやるか決めて下さい。
大切なのは自分で考えて決めることです。
ただ、私はiDeCoを継続しますし、引き続きおすすめしていきます!
なにしろ税金面が非常にお得なので。
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