こんにちは!投資歴18年のねくです(@nekutaru)
今回は「豪ドルに投資する上での、リスクとリターンや資産運用方法」についてお話します。
どんな良いことがあるかわからないなー
豪ドル投資の良さが伝わると嬉しいです。
豪ドル投資のリスクは以下の通りです。
- 為替変動リスク
- 国家破綻リスク
- 取引会社破綻リスク
特に重要なのは為替変動リスクです。
豪ドル投資のリターンは「為替差益」と「スワップポイント」の2つです。
私は主に「スワップポイント」で利益を得る資産運用をしています。
ねくさん流・豪ドルの資産運用方法はこちらです。
- 豪ドルの為替レートが下がったら買う
- レバレッジは2.7倍以下
- 超長期保有でスワップポイント狙い
詳細は本文をご覧下さい。
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豪ドル投資のリスク
為替変動リスク、国家破綻リスク、取引会社破綻リスク
豪ドル投資のリスクは大きく以下の3つです。
- 為替変動リスク
- 国家破綻リスク
- 取引会社破綻リスク
これは豪ドル特有のリスクというよりも、どの通貨でもあり得るリスクになります。
豪ドル特有のリスクは「豪ドルの変動要因を徹底解説!」をご覧下さい。
3つ挙げましたが、リスクとして1番配慮すべきは
です。
それぞれ解説していきます。
為替変動リスク
為替変動リスクとは、「豪ドルの為替レートが上下することにより、損する可能性がある」ということです。
例えば豪ドルを80円で1万通貨買います。80万円と1万豪ドルを交換するイメージです。
その後70円まで下落したとします。
そのタイミングで持っていた1万通貨を売ると、70万円が帰ってきます。
80万円を最初に使って、最後に70万円帰ってきたということは
70万円 – 80万円 = -10万円
つまり「10万円損している」ということです。
豪ドルを買った後に下がると、損するということですね。
これが為替変動リスクです。
これが豪ドルに投資するリスクの一つです。
逆に90円に上がると10万円の得をするので、リスク=損ではなく
リスク=不確定(-10万円や+10万円になる)ということです。
豪ドルに投資する以上は、
スワップポイント狙いで買ったものの、為替レートが下がって大損!ということもありえます。
そうならないような、ねくさん流・資産運用方法を後ほどお話します。
次は国家破綻リスクについて説明します。
国家破綻リスク
国家破綻リスクとは投資先の国家が破綻して、お金が帰ってこなくなることです。
株で言うと会社倒産です。
ですが、豪ドルの場合
発行元がオーストラリアという非常に安定した先進国なのでまず破綻することはありえません。
一応リスクとしては存在していますが、
ため無視して良いです。
国家破綻リスクを数値で確認する方法(長期金利やCDS)もあるので興味がある方は以下の記事をご覧下さい。
「長期金利の推移を時系列でチャート化」
「CDSの意味や仕組みを解説」
次は、取引会社破綻リスクについて説明します。
取引会社破綻リスク
取引会社破綻リスクとは、豪ドル投資をする場合に利用した取引会社が破綻してお金が帰ってこないリスクです。
豪ドル投資をする場合、色々な方法(FX、MMF、外貨預金)がありますが、
私がイチオシなのはFX会社を利用する方法です。
FXはコスト、利便性、安全性の面で優れています。
とはいえ、リスクを分散させる意味でも複数の会社で投資するのは非常に有効と考えています。
私は「LIGHT FX」というFX会社を利用していますので、興味がある方は
「LIGHT FXの公式HP」をご覧下さい。
「LIGHT FX」の場合、信託保全という形で顧客の資金はFX会社と別管理され、
FX会社が破綻した場合でも原則全額返金されます。
詳しくは「安心の信託保全|LIGHT FX(ライトFX)」をご覧下さい。
また、FX会社以外の豪ドル投資方法に興味がある方はこちらも合わせてご確認下さい。
「豪ドルについて外貨預金、MMF、FX(レバレッジ1倍)を比較!」
【まとめ】豪ドル投資のリスク
豪ドル投資のリスクについてまとめます。
豪ドル投資のリスクは大きく以下の3つです。
- 為替変動リスク
- 国家破綻リスク
- 取引会社破綻リスク
3つ挙げましたが、リスクとして1番配慮すべきは
です。
その他2つのリスクについては、以下のように考えられます。
・取引会社破綻リスクは信託保全を適切に実施している会社であれば限りなくゼロ
(念の為複数社に分散して投資するのも有効な手段です。)
つまり、豪ドル投資をする場合は為替変動リスクが一番起こり得るので、
しっかりとリスクを認識した上で投資をして下さい。
スワップポイント狙いで買ったものの、為替レートが下がって大損!ということもありえます。
そうならないような、ねくさん流・資産運用方法を後ほどお話します。
豪ドル投資のリターン
「為替差益」と「スワップポイント」です。
豪ドル投資のリターンは「為替差益」と「スワップポイント」の2つです。
豪ドルはスワップポイントが多い通貨なのでスワップポイントを目的に投資している人が多いです。
私も「スワップポイント」による利益を狙って豪ドルに長期投資しています。
では、それぞれ説明していきます。
為替差益でリターンを得る
為替差益とは、「豪ドルを買った時の値段」よりも「高い値段」で売れた時の差分のリターン(利益)のことです。
例
えば80円で豪ドルを買ったあとに、豪ドルが上昇し、90円で売れた場合10円の利益を得たと言えます。
例:90円(売った値段) – 80円(買った値段) = 10円(為替差益)
為替差益は、「豪ドル投資のリスク」として紹介した為替変動リスクの裏返しです。
つまり、
ということです。
ですが、一般的に為替差益で利益を上げるのは非常に難しいです。
なぜなら、為替相場(上がるか下がるか)を予想するのはプロでも難しいからです。
上級者向けですね。
私も為替差益を狙った時期はありましたが、非常に難しく断念しています。
「為替差益を狙うのが難しいな」という方にオススメなのが
これから紹介する「スワップポイントで稼ぐ」です。
スワップポイントでリターンを得る
スワップポイントとは
取引した通貨ペアの金利の差(豪ドル円ならオーストラリアと日本の金利差)として貰えるお金のことです。
スワップと略すこともあります。
スワップポイントは
配当や利息のようなものです。(厳密には違いますが)
このスワップポイントでリターン(利益)を得るのが、スワップポイント投資です。
私はこのスワップポイントを主な目的として豪ドルを保有しています。
カンタンに言えば、「豪ドルを持ってるだけで利益を得る方法」です。
スワップポイントのメリットは持っているだけで利益が出ることです。
初心者向けですね。
一方で出る利益は控えめであり、為替変動リスクで損をすることもあります。
スワップポイントで得るリターンはレバレッジ1倍だと1.5%弱です。
安定した運用を考えるとレバレッジは2.7倍が上限なので、リスクを多少増やしたとしても
年間利回り4%が限界になります。
スワップポイントやレバレッジという言葉についてもっと知りたい方は
「【FXとは何か】をわかりやすく解説(入門編)」をご覧下さい。
豪ドルへの投資方法について詳しく知りたい方は「豪ドル投資の実績をブログで公開中」をご覧下さい。
この記事を読むだけで、豪ドル投資について理解できるようになっています。
【まとめ】豪ドル投資のリターン
豪ドル投資でリターンを得る方法は2つあります。
- 為替差益でリターンを得る
- スワップポイントでリターンを得る
・為替差益は難しく、上級者向け
・スワップポイントは豪ドルを持っているだけで良いので、初心者向け
です。
私は、スワップポイント目的で豪ドル投資をしていますし、この手法をおすすめしています。
次は豪ドルの過去の資産運用結果を試算してみます。
豪ドルの資産運用結果を詳しく試算
豪ドルはかなりの確率でお金は増えます。
開始年度別で見てみましょう。
2008年7月に豪ドルで資産運用を始めた場合の結果
まずちょうど10年前の2008年7月に豪ドルで資産運用を始めた場合の結果を見ていきます。
赤線がスワップポイントの利益です。10年間で29.96%の利益になっています。
豪ドルのスワップポイントはマイナスになることはほぼありえないので、持てば持つだけ利益が増えていきます。
一方で、青線が為替差益(ポジション損益)です。2008年7月はリーマンショック直前なので、
非常に高値で買ってしまっていて、10年後でも利益は出ていません。
つまり、為替差益で損していますが、スワップポイントの利益でそれを帳消しにしています。
これがスワップポイント投資の大きな利点(リターン)ですね。
結果的に10年後の2018年7月時点では、+10.20%の利益になっています。
1年間に1.02%の利益でかなり少ないですが、リーマンショック直前の高値を掴んでしまったことを考えると、マシな方だと思います。
各年の具体的な損益はこちらの表をご覧下さい。
為替差益(ポジション損益)は常時マイナスですが、スワップポイントのおかげで、
2013年以降はプラスで推移しています。
ここまでは2008年に資産運用を開始した場合の結果でした。
この資産運用結果についてもっと詳しく知りたい方は「豪ドルの投資実績の検証」をご覧下さい。
次は開始年度毎の資産運用結果を見てみます。
つまり、いつ資産運用を始めたら、どれだけ利益が出たか?ということです。
資産運用の開始年度別の損益を計算
資産運用の開始年度別の損益を計算したのがこちらの表です。
2008年開始から2017年開始の10パターンを棒グラフにしました。
一番利益が多いのは2009年に資産運用を開始した場合です。
というのも2009年はリーマンショック直後で豪ドルが非常に安かったためです。
2008年から2012年開始までの5年間はいつ初めてもそこそこの利益が出ています。
これは長期間、資産運用をするとスワップポイントによって利益が出るためです。
逆に直近5年間の収益は不安定ですね。
次にこのグラフの元になった数字を表で見ていきます。
一番右の「合計評価損益」を見ると、10年中7年間はプラスになっていることがわかります。
マイナスになっている3年も、最大でマイナス6.30%です。
この表だけでも、豪ドル投資の手堅さがわかりますね。
では、マイナスになる年とプラスになる年は何が違うのでしょうか?
先程のグラフに豪ドルの為替レートを合わせて表示するとよくわかります。
一言で言えば、「豪ドルの為替レートが低い時に資産運用を始めたか」です。
それがこのグラフには顕著に現れています。
「安い時に買うのが得」
そんなことは感覚的に誰でもわかっていますよね。
豪ドルにおいては、グラフの通り、過去の実績がそれを証明しています。
つまり、豪ドルで資産運用したい場合は、
です。
ただし、レバレッジなどのリスク管理は確実にして下さい。
ハイレバレッジで下がった時に買うと、そのまま下がり続けてロスカットもあり得ます。
豪ドルの資産運用の開始年度別損益計算についてもっと知りたい方は「豪ドルはいつ買うと得?」をご覧下さい。
【まとめ】豪ドルの資産運用結果を詳しく試算
豪ドルの資産運用結果を詳しく試算した結果、以下のことがわかりました。
- 2008年に資産運用を開始した場合、10年間の合計利益は10.20%
- 2008年から2012年までに資産運用を開始していれば10%以上のプラス
- 大きく利益を出したいのであれば、豪ドルが安い時にこそ資産運用を開始すべき
豪ドルはスワップポイントのおかげで、長期間投資すればかなり勝ちやすい通貨といえます。
続いては、ねくさん流・豪ドルの資産運用方法を説明します。
ねくさん流・豪ドルの資産運用方法
・レバレッジは2.7倍以下
・超長期保有でスワップポイント狙い
です。
ねくさん流・豪ドルの資産運用方法は以下の通りです。
- 豪ドルの為替レートが下がったら買う
- レバレッジは2.7倍以下
- 超長期保有でスワップポイント狙い
それぞれカンタンに説明します。
豪ドルの為替レートが下がったら買う
豪ドルの資産運用方法の一つ目は「豪ドルの為替レートが下がったら買う」です。
理由はさっきお見せした投資実績の通りです。
表からも分かる通り、シンプルに為替レートが低い時に買うのが一番利益が出ます。
一般的に下がっている時はいつまでも下がる気がして非常に買いにくいものです。
ですが、「下がった時に買えば勝てる」と知っていれば買えるのではないでしょうか?
この手法がとれるのは、オーストラリアが先進国であり、経済が安定して成長しているからです。
つまり「豪ドルが永遠に下がる通貨ではない」と考えているからこそ下がった時に買えます。
逆に南アフリカランド、メキシコペソ、トルコリラなどの新興国通貨は下がり続ける可能性があるので
この手法はあまりオススメできません。ご注意下さい。
さらに、以下の2点には注意して買うようにして下さい。何も考えないで下がった時に買うと損します。
- 買う時期は分散すること(どこまで下がるかわからないため、一度に全て買うのは危険)
- レバレッジは抑えること(例えば2.7倍以下)
私自身も2018年8月10日のトルコリラショックの時に豪ドルと南アフリカランドを買い増ししています。
続いては非常に重要なレバレッジについてお話します。
レバレッジは2.7倍以下
レバレッジは2.7倍以下で抑えるようにしています。
理由はリーマンショック級の大暴落でも耐えられるようにです。
私の豪ドルの資産運用は「超長期間保有し、スワップポイントで利益を出していく」スタイルです。
そのためにはリーマンショックのような暴落でロスカットされているようでは資産運用は続けられません。
だから、大暴落を想定してレバレッジを計算しており、それが2.7倍以下なのです。
レバレッジの前提は「豪ドルが82円の時に買い、55円(歴史上最安値)まで下落しても耐える」です。
レバレッジの具体的な計算式を知りたい方は「豪ドルとFTSE100をレバレッジ込みで比較」をご覧下さい。
次は、超長期保有でスワップポイント狙いをする理由をお話します。
超長期保有でスワップポイント狙い
超長期保有でスワップポイント狙いをする理由は「相場の上下を正確に当てる自信がないから」です。
先程、「豪ドルのリターンとしては為替差益とスワップポイントです」とお話しました。
その、為替差益を狙わないということです。
これが「ねくさん流・豪ドルの資産運用方法」です。
「いいな」と思って頂けたら、実践してみて下さい。
最後の豪ドルの今後の見通しをお話します。
豪ドルの今後の見通し
10年後は上がっていくと考えています
豪ドルの今後の見通しですが、10年後は上がっていくと考えています。
理由をお話します。
10年後に豪ドルが上がる理由
10年後に豪ドルが上がる理由は以下の通りです。
- オーストラリア経済の見通しが明るいから
- 日本経済の見通しが暗いから
シンプルな理由ですね。オーストラリア経済が強いため豪ドル高、日本経済が弱いため円安になる。
ということです。
だから豪ドル円は上がっていくと考えています。
10年の間にまた暴落はやってくるとは思いますが、それを乗り越えて上がっていくと考えています。
特に人口の変化は顕著で、オーストラリアは年1.55%で人口が増加していますが、日本は減少しています。
人口が経済に与える影響は大きく、どう考えてもオーストラリア経済の見通しの方が明るいです。
日本円を沢山持っている方は豪ドルを始めとした外貨で資産運用することをおすすめします。
オーストラリアの経済について詳しく知りたい方は「オーストラリア経済のまとめ」をご覧下さい。
日本の経済について詳しく知りたい方は「日本経済のまとめ」をご覧下さい。
【まとめ】豪ドルの見通し
豪ドルの見通しをまとめると以下の通りです。
- 10年後は日本とオーストラリアの経済の差によって豪ドルが上がる
- 世界的な暴落が来た時は豪ドルも暴落するので覚悟しておく
豪ドルは短期的には上下しますが、長期的には上がると考えているので、下がったら買うことをおすすめします。
【まとめ】豪ドル投資のリスクとリターンと資産運用方法
僕も投資してみようかな?
今回は豪ドルに投資する上での、リスクとリターンや資産運用方法についてお話しました。
まとめると以下の通りです。
豪ドル投資のリスクはこちら!
- 為替変動リスク
- 国家破綻リスク
- 取引会社破綻リスク
特に重要なのは為替変動リスクです。
豪ドル投資のリターンは「為替差益」と「スワップポイント」の2つです。
私は主に「スワップポイント」で利益を得る資産運用をしています。
ねくさん流・豪ドルの資産運用方法は以下の通り。
- 豪ドルの為替レートが下がったら買う
- レバレッジは2.7倍以下
- 超長期保有でスワップポイント狙い
豪ドル投資はリスク、リターンを踏まえて実践して下さい。
豪ドルに投資するならスワップポイントが高い「LIGHT FX」がおすすめです!
私も3,000万円投資しています。
豪ドル投資に興味がある方は、私と一緒に始めましょう!
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▼おすすめのFX会社「LIGHT FX」について詳しくまとめています▼
豪ドルへの投資方法について詳しく知りたい方は「豪ドル投資の実績をブログで公開中」をご覧下さい。
この記事を読むだけで、豪ドル投資について理解できるようになっています。
ではではー 良き投資ライフを!
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