こんにちは!投資歴18年のねくです(@nekutaru)
今回は【投資実績検証シリーズ】の第1弾として
「豪ドル」の投資実績を検証していきます。
豪ドルに投資したらいくら利益が出るのか気になる方におすすめです。
※本検証は、完全ほったらかし投資です。
スワップポイントの再投資はしません。そのまま証拠金として口座に蓄積します。
この検証の目的は
「為替レートも含めて、長期的に保有することでどれだけ利益が出るのか」
を調べるためです。
スワップポイントだけの検証やシミュレーションはたくさんありますが、
為替レートによる損益もちゃんと計算している方は少ないです。
スワップポイントが高くても為替レートで損したら意味ないので、
トータルでどうか?という観点で検証していきます。
具体的には
「10年前の2008年7月」に「豪ドル」を買ってずっと持っていたらどうなるのか?
という観点で検証していきます。
結論としては
「レバレッジが2倍ならバブルのピークで買っても損益+10%を達成!」
という非常に手堅い結果になっております。
為替レートが高い時(リーマンショック直前など)はレバレッジ2倍が推奨ですが、
最近は為替レートが高くないので2.7倍まで可能です。
▼過去10年間でいつ投資したら利益が出たか?知りたい方はこちらをどうぞ▼
高金利通貨の過去10年の実績を検証した結果は以下の通りです。
手堅い投資なら豪ドルがオススメ!安定している上にリターンも10.20%です。
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バブルのピークで買っても評価損益は+10%!?
豪ドルの投資実績検証をしたグラフがこちらです。
期間は2008年7月から2018年7月の10年間です。
政策金利=スワップポイントという前提にしています。
・青がポジション損益
・赤がスワップポイント損益
・緑が合計損益
です。
このグラフから以下のことがわかります。
・スワップポイント損益は年間3%ずつ着実に蓄積
・合計損益は4年後の2012年11月以降は常時プラス
つまり
・長期間持つことでスワップポイントが蓄積
・合計損益はプラスになった
と考えられます。
また、この期間の最安値は55円なので
・レバレッジは2倍程度が適切
と言えます。
次は1年毎の損益の一覧表をご覧下さい。
2008年の7月に豪ドルを購入した前提になっています。
ボジション損益は見事にずっとマイナスですね(笑)
バブルピークの高値で豪ドルを買っているためしょうがないです。
10年後でも-19.76%と大幅な赤字です。
買うタイミングは大切ですね。
スワップ損益は着実に蓄積され
10年後には29.96%の黒字となっています。
合計損益は2013年以降は常時プラスです。
これはポジション損益のマイナスを
スワップポイント損益のプラスで帳消しにしている形になります。
これが長期スワップポイント投資の最大のメリットですね。
時間が解決してくれます。
ただし10年間の合計損益は+10.20%なので、
年利1%程度で控えめな結果になっています。
これはバブルピークに全額投資してしまったためです。
逆にマイナスになってないだけ凄い結果かと思います。
この結果を避ける方法としては
「購入時期の分散(定期積み立て)」
があります。
つまり一度にドカンと買わずに毎月買うことで
このような高値で買うことを避けることが可能です。
購入時期を適切に見極めるのは難しいので、
私は「定期積み立て」をおすすめしています。
豪ドル投資実績検証のまとめ
・レバレッジ2倍未満が適切
さらに損益を安定させるなら
買うタイミングを分散させるために
「定期積み立てすべし」
と言えます。
次はボジション損益について詳しく見てみましょう
ボジション損益は常時マイナス 10年後は -19.76%
実績検証結果のグラフをもう一度表示します。
グラフの中の細い青線がボジション損益です。
投資開始直後に月平均マイナス40%を記録しています。(瞬間最大マイナスは-46.5%)
その後もボジション損益は常にマイナスです。
これはバブルピークの高値で豪ドルを買っているためです。
時期的に2008年07月はリーマンショック直前の最も為替レートが高い時期でした。
その後、緩やかに為替レートは戻りますが、
ボジション損益は
・10年後でも-19.76%
となっています。
同時期の豪ドルの為替レートはこちらです。
2008年7月の高値感(①)、その後の大暴落(②)がよくわかるグラフになっています。
最安値は55円ですね。
ボジション損益を見ると、やはり買い時が全てと感じました。
買うタイミングを考えるには2つ方法があります。
(2)為替レートを見ずに定期積み立てで買う
(1)は利益を増やせますが、技術的に難しいのでオススメはしていません。
(2)は何も考える必要はないので、本業がある方にオススメしています。
スワップポイント損益は年間3%ずつ着実に蓄積 10年後は 29.96%
実績検証結果のグラフをもう一度表示します。
赤線い細いがスワップポイント損益です。
綺麗に上昇しているのがわかると思います。
ただし、政策金利は10年間で下がり続け、
4.5%から1.5%まで減っています。
平均すると年3%ぐらいの増加率になっています。
少ないですが手堅いですね。
これがスワップポイント投資の最大の魅力です♪
なお、今の政策金利1.0%となっており、しばらくは上がりそうもないです。
世界的に金利が下がっている状況です。
次はリスク管理について話します。
ロスカットされたら意味ないので、しっかりリスク管理していきましょう。
レバレッジは2倍なら大暴落時もロスカットはされなかった
今回の検証では2008年07月に約103円で豪ドルを購入しています。
2008年07月から2018年07月の豪ドルの為替レートをもう一度見てみます。
しかし直後の②で大暴落が起き、最安値は55円。
購入価格が102.87円であり、最安値が55円なので
下落幅は47.87となります。
つまり、レバレッジが2.18倍までなら耐えられた計算です。
この結果を踏まえると、
「大暴落」で「強制ロスカット」されないためには
レバレッジを2倍程度に抑える必要があります。
もちろんこれは「102.87」という高値で購入した場合の金額です。
最近は80円以下なので、レバレッジは2.7倍程度まで可能と考えています。
この章でお伝えしたいのは
豪ドルで大暴落を耐えるには「レバレッジ2倍」に抑える必要がある
ということです。
リスク管理しっかりしていきましょう。
投資実績検証のまとめ
投資実績検証の結果表をもう一度ご覧下さい。
「10年前の2008年7月」に「豪ドル」を買ってずっと持っていた場合
・ボジション損益は常時マイナス 10年後は -19.76%(買い時が悪すぎる)
・スワップポイント損益は年間3%ずつ着実に蓄積 10年後は 29.96%
・レバレッジ2倍なら大暴落時もロスカットはされなかった
という結果になりました。
つまり
・レバレッジは抑えめにすべき(2倍程度に)
・定期積み立てで買い時を分散しよう!
と言えます。
しっかりとリスク管理をし、楽しい投資ライフを過ごしましょう。
おわりに
今回は【投資実績検証シリーズ】の第1弾として
「豪ドル」の投資実績を検証しました。
この検証の目的は
「為替レートも含めて、長期的に保有することでどれだけ利益が出るのか」
を明らかにすることでした。
豪ドルのスワップ投資がどれくらい安定して利益を生むかわかって頂ければ幸いです。
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この記事を読むだけで、豪ドル投資について理解できるようになっています。
ではではー 良き投資ライフを!
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