こんにちは!投資歴18年のねくです(@nekutaru)
今回はオーストラリアを知るために、以下の観点で見ていきます。
・人口の遷移と移民政策
・経済情報
豪ドルに投資するにおいて、オーストラリアという国を理解することは非常に有益です。
オーストラリアを知れば、豪ドルに愛着が湧きますしね。
一緒にみていきましょう!
オーストラリアの経済状況はこちらの表にまとめました。
経済は堅調で、手堅いスワップポイント投資向きな国だと言えます。
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人口密度は日本の100分の1。国土の4割は人が住めない
まずは基本情報から見ていきましょう。
以下の4つの観点で説明して行きます!
②人口
③出生率
④領土
①国名
オーストラリア
もしくは
オーストラリア連邦
と呼びます。
英語の正式名称は
「Commonwealth of Australia」
です。
日本語での略称は「豪州(ごうしゅう)」
そのため、「オーストラリアドル」のことを「豪ドル」と呼んでいるんですね。
②人口
2017年の人口は
24,450,561人
です。
基本的には右肩上がりで人口は増えており、
2018年の増加率は1.55%を見込んでいます。
すごいですね!
経済が拡大し続けているのも当然です。
日本が
1億2659万人(2018/07)
なので、オーストラリアは日本の5分の1の人口だと言えます。
領土はすごく大きいですが、人口はすごく少ないんですね。
③出生率
2016年は1.87%とされています。
日本が1.46%(2015年)なので、
遥かに高い数字です。
出生率は人口に直接影響してくるので、
オーストラリアの人口は今後も増え続けると予測できます。
人口が増え続けると基本的にはGDPは増え続けるので、
オーストラリアの経済は引き続き堅調と言えます。
④領土
オーストラリアの領土の総面積は世界第6位で
7,692,024km2
です。
これは世界総陸地の5.2%
を占めています。
ものすごく大きい領土を持っていますね。
領土が大きい割には、人口が少ない理由は
領土の40%が非居住地域となっているためです。
4割以上も人が住めない場所があるなんて!!
理由としては以下の3点が上げられます
・土壌の栄養分が極めて乏しいこと
・塩害が発生しやすいこと
・降雨量が少ないこと
領土が大きくてもあまり住めないのは残念です。
一方、日本の総面積は世界第62位です。
思ったよりも上位にいますね。
総面積は
377,972km2
です。
これは世界総陸地の0.25%を占めています。
オーストラリアの約20分の1しかありませんね。
人口は5倍いるので、人口密度は100倍。。。
控えめにいって人が多すぎますね日本は。
オーストラリアの基本情報はここまでです。
どうですか?イメージと違う情報もあったかと思います。
個人的にはこの2つが衝撃的でした
・人口密度が日本の100分の1
次は人口の推移を見ていきます。
経済情報はその後お話しますね。
<出展:Wikipedia>
人口は年1.55%で増加(グラフ有り)。出生率は1.89と高い
オーストラリアの人口がどう変わってきているのかをわかりやすくするために、
1980年から2017年のオーストラリアの人口の推移をグラフしました。
<出典:IMF – World Economic Outlook Databases (2018年4月版)>
見事に右肩あがりで上がっています(*^_^*)
ここ数年は年に1.55%の比率で人口が増加しています。
また、出生率は1.89(2015年)と、高い数値を誇っています。
一方、日本は
・出生率は1.46(2015年)
・人口は2015年に初めて減少し始めました。
毎年1.55%で増えるオーストラリアとはえらい違いですね。
両者の違いは主に移民に対する方針の違いが大きいです。
次は、経済にも多大な影響を及ぼす、オーストラリアの移民政策を見ていきましょう。
国力のために高い移民比率を維持している
オーストラリアは移民比率の高い国です。
移民比率は27.6%(2015年)になります。
人口の約3割が移民ということに驚きですよね。
実は私の弟もオーストラリアに移住しています。
オーストラリアって移民に対する門戸が広い国なのです。
その最大の理由は
「人口を増やすため」
です。
オーストラリアは人口が国力の基礎と考えており、
その基礎をしっかりとするために、積極的に移民を受け入れているのです。
1980年より前は白人移民をメインに受け入れていましたが、
1980年以降は世界中から移民を受け入れるようになりました。
そのおかげで、人口が安定的に伸び、出生率も高く維持出来ているのです。
次は、豪ドル投資に直接関わってくる
オーストラリアの経済情報をお話します。
GDP、CPI、失業率。どれを見ても経済は堅調
経済指標をそれぞれ見ていきましょう。
主な経済指標は5つです。
②CPI(消費者物価指数)
③PPI(生産者物価指数)
④失業率
⑤政策金利
ではみていきます。
①GDP(国内総生産)
GDP(国内総生産)とは、国民が生み出した価値の合計です。高いと経済的に優秀な国であると言えます。
オーストラリアのGDPの推移(GDP成長率)はこちらです。
直近では
GDP:1兆7992億AUD(2017)
GDP成長率 : 3.1%(2018-03)
という値となっています。
このグラフから以下のことがわかります。
②GDPは9割以上の間プラス成長を続けている
③1992年以降、26年間に渡りプラス成長を続けている(経済成長し続けている)
つまり
・オーストラリアは長期間安定して成長し続けている国である。
と言えます。
この安定感が私が、豪ドルに3,000万円投資している大きな理由の1つです。
長期投資をするならば対象の安定感は非常に重要です。
▼オーストラリアのGDPについてもっと知りたい方はこちらもどうぞ▼
②失業率
失業率とは、働きたいけど仕事がない人の割合です。景気のバロメーターとして注目されています。
オーストラリアの失業率の推移はこちらです。
このグラフから2つのことがわかります。
②ここ数年は5%から6%で推移しており、比較的低い値となっていること
つまり、オーストラリアは働く場所がちゃんとあると言えます。
オーストラリアの2017年の失業率は5.60でした。
これは、失業率の世界ランキング(2017)だと106国中63位です。(低い方が良いです)
経済が安定しているからこそ、失業率が低いのだと思います。
③CPI(消費者物価指数)
CPI(消費者物価指数)とは、私やあなたが物を買う時の値段です。お店の売値ですね(*^_^*)
CPIはその国のインフレ率を表すとされており、オーストラリアでは2から3%を目標としています。
オーストラリアのCPIの推移はこちらです。
このグラフからは以下の4点が読み取れます。
①CPIはほとんど0%以下になっていない
②振れ幅は大きいものの、ずっとインフレし続けている
③特に1998年以降、20年間に渡りインフレをし続けている
④CPIの振れ幅も少なくなっており、良いインフレである
オーストラリアは本当に経済のコントロールがうまいですね。
2018/07のCPI発表では、2.1%でした。
▼オーストラリアのCPIについてもっと知りたい方はこちらもどうぞ▼
④PPI(生産者物価指数)
PPI(生産者物価指数)とは、お店側が仕入れる時の物の値段です。
オーストラリアのPPIの推移はこちらです。
まずぱっと目につくのが2008年から2009年のリーマンショック時代ですね。
この時はオーストラリアも景気が悪化して、PPIが珍しくマイナス1%まで到達しています。
次に注目してほしいのが、右側の赤丸です。
2016年から2018年まで順調に上がって来ています。
「今のPPI 1.7%」では金利を上げる根拠としては少し薄いです。
ですが、このまま2%台に順調に上がって行けば、金利は上がると考えています。
▼オーストラリアのPPIについてもっと知りたい方はこちらもどうぞ▼
⑤政策金利
政策金利とはオーストラリアの中央銀行が定めている金利で、
豪ドルのスワップポイントの元になっている数値です。
スワップポイントの将来と密接に関係しているため強く注目されています。
1992年から2018年までのオーストラリアの政策金利の推移はこちらです。
これを見ると
最高値が7.50%付近(1992,1995,1996,2008)
最低値が1.50%付近(2016から現在)
となっています。
つまり今は過去最低の金利であることがわかります。
豪ドルのスワップポイントで稼いでる人が少ないのもわかりますね。
正直稼げません。。。
最高値に比べると現在の最低値は
1.50 / 7.5 = 0.2
なんと全盛期の2割程度の金利となっています。
▼オーストラリアの政策金利についてもっと知りたい方はこちらもどうぞ▼
為替レート
為替レートとは豪ドルを購入するのに必要な金額のことです。
・中期的には暴落のリスクも考えて上値は追いません。
・長期的には上がると考えていますので、安い所では強気で買っていきます。
▼オーストラリアの為替レートについてもっと知りたい方はこちらもどうぞ▼
まとめ
この段落のまとめです。
・政策金利は来年ぐらいに上がりそう
・為替レートは上下どちらもありえる
<出典>
IMF – World Economic Outlook Databases (2018年4月版)
貿易相手は中国/アメリカ/日本、主な輸出は鉄鉱石/石炭
オーストラリアの貿易について見ていきましょう
貿易総額(2016年)
貿易総額は 6,726億豪ドル
その相手は
(2)米国9.6%
(3)日本9.1%
貿易の約1/4が中国との取引なんですね!
中国経済に大きく影響される理由がわかります。
主な輸出品(2016年)
(2)石炭(12.8%)
輸出の3割を資源が占めているようです。
今後も資源価格の変動がオーストラリアに大きな影響を与えそうです。
まとめ
この段落のまとめです。
・貿易相手は中国/アメリカ/日本
・主な輸出は鉄鉱石/石炭
▼オーストラリアの貿易相手の変化についてはこちらにまとめています▼
豪ドルが影響を受けるのは中国経済/資源価格/世界経済
ここまでのお話から「豪ドルの為替レートが何に強い影響を受けるか」をまとめました。
豪ドルの為替レートが強い影響を受けるのは以下の3点です。
・中国経済
・資源価格(鉄鉱石/石炭)
・世界経済(主にアメリカ、EU)
逆にオーストラリアの経済状況(GDP/CPIなど)からはあまり影響を受けないことがわかっています。
そのため、豪ドルの為替レートを考える際は、
オーストラリアの経済状況だけでなく、上記3点も合わせて考える必要があります(*^_^*)
▼オーストラリアの経済状況(GDP)と為替レートの関係はこちらに詳しく書いています▼
▼中国経済についてはこちらに書いています▼
おわりに
今回はオーストラリアを知るために、以下の観点で見ていきました。
・人口の遷移と移民政策
・経済情報
豪ドルに投資するにおいて、オーストラリアという国を理解することは非常に有益です。
オーストラリアを知れば、豪ドルに愛着が湧きますね。
今後も継続して調べて行きたいと思います。
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豪ドル円の見通しについて詳しく知りたい方は「豪ドル円の見通しを解説」をご覧下さい。
豪ドルへの投資方法について詳しく知りたい方は「豪ドル投資の実績をブログで公開中」をご覧下さい。
この記事を読むだけで、豪ドル投資について理解できるようになっています。
ではではー 良き投資ライフを!
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