【経済指標】オーストラリア(豪州)のPPI(生産者物価指数)の推移を長期チャートで分析!CPIとの違いをチャートで比較!【政策金利見通し】

※本記事はプロモーションを含みます。
経済指標

皆さん、こんにちは

豪ドルについて考える人
ねくです(@nekutaru)

今回は
「オーストラリアのPPI」の推移を長期チャートにして見ていきます。

「PPI」は国の物価を見る経済指標の1つで
PPIを知ることで、経済成長や政策金利の見通しを立てることが可能です。
豪ドルに投資中の方/投資検討中の方に見て頂きたいです。

「CPI」「PPI」は別の経済指標です。
似ていて紛らわしいですね(笑)
「PPI」と「CPI」の違いもチャートをまじえて比較していきます。

少し難しいかも知れませんが、できるだけわかりやすく説明していきますね(^^)
「PPIって何?」という方にも伝わるようにお話します。

7/27(金)には4-6月期の「PPI」が発表されますので、
この記事を読んでおくと、PPIの意味が理解できて面白いかも知れません♪

▼CPIって何?という方はこちらもどうぞ▼

【オーストラリア】インフレ率であるCPI(消費者物価指数)の推移を長期チャートで分析
【内容】インフレ率(CPI)とは何かをわかりやすく説明します【メリット】経済成長や政策金利の見通しを立てることが可能になります【おすすめな人】豪ドルに投資中の方/投資検討中の方。政策金利の今後の見通しも書いてます!

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1. PPIのチャートから見た政策金利の見通し

「来年ぐらいを目処に緩やかに金利は上がっていく」

と考えています。

その理由はこちらのPPIのチャートでご説明します。

こちらはオーストラリア 前年同期比PPI(2000年~2018年)のチャートです。
前年同期比PPIとは「前年の同じ時期に対してPPIは上がったか?下がったか?」という意味です。

まずぱっと目につくのが2008年から2009年のリーマンショック時代ですね。
この時はオーストラリアも景気が悪化して、PPIが珍しくマイナス1%まで到達しています。

次に注目してほしいのが、右側の赤丸です。
2016年から2018年まで順調に上がって来ています。

これが、金利が上がっていく、と考える理由です。

来年と言っているのは、「今のPPI 1.7%」では金利を上げる根拠としては少し薄いからです。
このまま2%台に順調に上がって行けば、金利は上がると考えています。

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2. PPI(生産者物価指数)とは

PPIとは「Producer Price Index」の略称です。
日本語では「生産者物価指数」といいます。

PPIは物価の上昇率を見る経済指標の1つで
「生産者が出荷するときの価格」を表します。

コンビニで言えば、仕入れ価格ですね。

一方CPI(Consumer Price Index[消費者物価指数])は
「消費者が購入するときの価格」を表します。

こちらは、コンビニで言えば、商品価格(あなたが購入する時の価格)ですね。

一般的には

  • PPI(「生産者が出荷するときの価格」)が先に上がり
  • CPI(「消費者が購入するときの価格」)が少し遅れて上がる

と言われています。

つまり、コンビニで言えば(コンビニの例が多いですね(笑))
「仕入れ価格」が上がって、キツイから「商品価格を上げる」というイメージです。

このあたりの比較は
「2. PPIとCPIの違いをチャートで比較」
でやっていきます。

オーストラリアの中央銀行はどちらかと言えばCPIを重視しています。

ではPPIとCPIの違いをチャートで比較していきましょう。

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3. PPIとCPIの違いをチャートで比較

まずはPPIとCPIを並べたチャートをご覧下さい。

こちらはオーストラリア 前年同期比PPIとCPI (2000年~2018年)をチャート化して並べたものです。

このチャートからわかることは
①異常時(リーマンショックなど)はPPIの変動が激しくPPIとCPIは連動しない
②平常時(大抵の期間)はPPIとCPIは連動している
③CPIがPPIを先導している感じはない
です。

それぞれ解説します。

①異常時(リーマンショックなど)はPPIの変動が激しくPPIとCPIは連動しない

これは、2002年から2005年やリーマンショック時期(2008年から2009年)以外が該当します。
この時期はPPIが上下に大きく動きます。
一方で、CPIはそこまで動きません。

これは、わたしやあなた等の一般消費者は価格が大きく変動すると耐えられないため、
お店側でそのショックを吸収しているからと考えています。

今100円のパンが来年200円で、再来年50円、とかだと生活が混乱しますよね(笑)
そうならないように売る側のお店がそのショックを吸収しているのです。

②平常時(大抵の期間)はPPIとCPIは連動している

これは、2011年以降が該当します。
特に大きな変動がない場合は、PPIとCPIは連動していると言えます。

特に2015年以降は比較的に変動が少ないのでPPIとCPIは連動していますね。

③CPIがPPIを先導している感じはない

一般的に言われるような、「CPIはPPIよりも早く動いて、先導する」ということは
オーストラリアにおいてはあてはまらないと言えます。

まとめ

これらを踏まえて考えると、PPIからCPIの動きが推測できます。
また、CPIは金利と連動するため、金利の動きも推測できるようになります。

▼なぜCPIと金利が連動するの?という方はこちらもどうぞ▼

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【内容】インフレ率(CPI)とは何かをわかりやすく説明します【メリット】経済成長や政策金利の見通しを立てることが可能になります【おすすめな人】豪ドルに投資中の方/投資検討中の方。政策金利の今後の見通しも書いてます!

 

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おわりに

今回は
「オーストラリアのPPI」の推移を長期チャートにして見てきました。

「PPI」は国の物価を見る経済指標の1つで
PPIを知ることで、経済成長や政策金利の見通しを立てることが可能です。

今のPPIを見ると「来年ぐらいを目処に緩やかに金利は上がっていく」と推測できます。

7/27(金)にはオーストラリアのPPIが発表されるので、上がってくれることを期待して待ちましょう(*^^*)

ここまで見てくださった方々ありがとうございます。

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ではではー

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