【カナダ経済まとめと見通し】政策金利や為替レート等をチャート化

カナダドル

カナダドルに投資する価値はあるが、利上げの悪影響に注意

こんにちは!豪ドル一筋6年のねくです(@nekutaru)

今日は、カナダの各種経済指標をグラフにして解説して行きます。
カナダ経済の特徴や問題、2018年の見通しなどもお話します。

カナダドルは最近、以下の理由でスワップポイント狙いの長期投資の対象として注目が集まっています。

☑カナダの政策金利が上がってきてる(2018年12月時点で1.75%)
☑現在のカナダドルの為替レートが最安値に近いため買いやすい(高レバレッジ可能)

カナダドルに投資する時に気になるのは

カナダの経済ってどうなの?

ということですよね。お話して行きます。

まずは結論!

投資する価値はあるが、利上げの悪影響に注意

理由は3つです。

  1. 政策金利がある程度あり(1.75%)、かつ為替レートが低いため買いやすい
  2. アメリカの影響でCPIと政策金利が上昇傾向経済への悪影響に懸念
  3. 移民政策により人口の増加率は年間1%を維持

詳細はこちらの表にまとめました(*^^*)

詳しく知りたい方は本文をお読み下さい(^^)

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ただ、カナダドルは過去にマイナススワップになったこともあり、
私はどちらかと言えば安定性が高い豪ドルをおすすめします。

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【カナダ経済まとめと見通し】政策金利や為替レート等をチャート化

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<経済データの出典>
・IMF – World Economic Outlook Databases(2018年4月版)

 

【評価△】政策金利 – アメリカに強く影響されて利上げ傾向

カナダの政策金利の1993年1月から2018年7月のチャート(グラフ)になります。

このグラフからは4つのことがわかります。

☑カナダの政策金利は段階的に下落している
☑リーマンショック前の高値は4.5%
最安値は0.5%
☑最近は上昇傾向があり、最新値は1.5%

※2018年12月時点では1.75%。

高金利通貨と呼ぶには少し政策金利が低い気がします。
ただ、他の高金利通貨よりも利上げが早いのが特徴でしょうか。
どちらかというと米ドルに近い印象を持っています。

では、なぜカナダの政策金利は上がるのでしょうか?景気が加熱しているのでしょうか?

なぜカナダの政策金利が上がるのか?

カナダの政策金利が上がる理由は

インフレ率(CPI)が上昇しているから

です。

※CPI(Consumer Price Index)とは消費者物価指数のことであり、
普段目にする物(食品とかガソリン代とか)の価格です。
インフレかどうかを判断する重要な経済指標です。

インフレ率(CPI)の政府目標が2%に対して2018年7月時点で3%となっており、引き続き利上げが必要となっております。

インフレ率が上がりすぎるといろんな物が値上がりし、国民の生活を直撃します。
それは避けねばなりません。

だからインフレ率が上がると政策金利を上げて、インフレ率を下げる必要があります。

なぜカナダのインフレ率(CPI)が上がるのか?

なぜカナダのインフレ率(CPI)が上がるのか?

それは

☑アメリカの利上げに伴うカナダドル安
☑アメリカとの貿易摩擦による輸入品の価格上昇

が原因と言われています。(2018年7月のカナダ中央銀行の声明より)

つまりアメリカに強く影響された結果ですね。

【まとめ】カナダが利上げする理由と今後の見通し

カナダの政策金利は

カナダはアメリカに強く影響されてインフレ率(CPI)が上がり、結果的に政策金利を上げざる得ない

という状況です。

今後の見通しとしては
「アメリカの経済の強さとカナダとの関係性が現状のままであれば」

カナダの政策金利は、アメリカの政策金利と一緒に上がっていく
と考えています。

利上げの良し悪しと利上げによる経済への影響

今回のカナダの場合、自国経済の加熱を抑える利上げではないため、あまり良くない利上げと言えます。
なぜなら利上げにより市場のお金のめぐりが悪くなり、経済が停滞するからです。

カナダの政策金利が上がることを喜ぶのも良いですが、経済への悪影響は認識する必要があります。
たった1年で政策金利を3倍(0.5%⇒1.5%)にしたという点でも緊急性のある利上げであり、注意が必要です。
よって評価は「△」とします。

次は為替レートを見て行きます。

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【評価○】為替レート – 安値圏で安定しているため買いやすい

2005年11月から2018年8月カナダ円の為替レートを見てみます。

過去13年間を見ると

☑最高値が125.59円
☑最安値が68.42円
☑現在値が84.58円

現在値が最安値に近いため、安値圏と言えます。
特に長期投資であれば、買いやすい水準ですね。

今後のカナダドルの見通し

今後のカナダドルの見通しですが、しばらくは横ばいかと思います。

なぜならアメリカの一人勝ち状態(アメリカだけ、政策金利が高い)のうちはカナダドルなどの資源国通貨にお金は流れない(カナダドルは上がらない)からです。

一方でカナダドルが下がる場合は、インフレを防ぐために
カナダ中央銀行が利上げをして為替レートを維持していくと考えられます。

よって

☑カナダドルはしばらく上がりも下がりもせず横ばい
☑長期的には利上げによる経済の悪影響が懸念されるので下がる可能性もある

と言えます。

カナダドルが上がるためには

☑世界的に好景気になる(リスクオン)
☑カナダ自体の景気が良くなる
☑カナダの政策金利の引き上げ(景気が良くなった事による利上げ)

が必要になります。

為替レートの現在値が最安値に近いため、安値圏であり買いやすい水準と言えます。
よって評価は「○」とします。

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【評価△】GDP(経済成長率) – 伸びているが、利上げの影響に注意

GDPは国内総生産と言い、GDP増加率は経済成長率とも呼ばれます。
簡単に言えば、カナダの経済が良いか、悪いかわかります。

今回は以下の4つのグラフからカナダの経済成長の具合について考えて行きます(*^^*)

まず、インフレ率を考慮しない

①名目GDPのカナダドル換算(1980年から2016年まで)
②名目GDPの米ドル換算(1980年から2016年まで)

でそれぞれ見ていきます。

次にインフレ率を差し引いた実質GDPの伸び率(経済成長率)[カナダドル換算]を見ていきます。
こちらの方がより実態経済に近いので重要です(*^^*)

③実質GDP(経済成長率)の1980年から2016年まで(長期)
④実質GDP(経済成長率)の2015年から2018年まで(短期)

①名目GDPのカナダドル換算(1980年から2016年まで)

カナダGDP(対カナダドル)のグラフです。(期間は1980年から2016年)

2009年のリーマンショックの時代に少し落ち込みましたが、一貫してGDPは伸びているように見えます。
果たして、本当にそうなのでしょうか。。。

米ドル換算のグラフを見て行きましょう。

②名目GDPの米ドル換算(1980年から2016年まで)

カナダのGDP(対米ドル)のグラフです。(期間は1980年から2016年)

カナダのGDP米ドルで換算するとこのようなグラフになります。
2014年から大きく下落しているのがわかります。

つまり、カナダのGDP米ドルで換算で見ると伸び悩んでいると言えます。

次にインフレ率を除いた実質GDPの伸び率(経済成長率)を見ていきましょう(^^)

③実質GDP(経済成長率)の1980年から2016年まで

実質GDP伸び率(経済成長率)1980年から2016年までのグラフを見ていきます。

26年間のカナダの経済成長率です。
このグラフからは2つのことがわかります。

①リーマンショックの下落を除くと比較的安定している
②2015年~2016年は少し下がっている

最後はより最近の経済成長の傾向を見るために、
実質GDPの2015年から3年間のグラフを見てみましょう

④実質GDP(経済成長率)の2015年から2018年まで

実質GDP(経済成長率)の2015年から2018年までのグラフです。

このグラフからは2つのことがわかります

①2016年後半から持ち直してきた
2018年8月の最新の発表では2.9%

マイナス期もあるものの、最近は持ち直してきています。
2018年8月分では2.9%となり、かなり良い数値が出てきています。
引き続き良い数値を維持できるか注目していきましょう。

カナダの経済成長率の見通し

カナダの経済成長率の見通しですが、基本的には堅調と考えています。
なぜなら人口も増加中、失業率も下落中だからです。

アメリカに合わせて無理な利上げをした場合は、経済成長が鈍化する可能性があるので注意が必要です。

カナダの経済成長率まとめ

4つのGDPのグラフからカナダの経済を見てきた結果、次のことがわかりました。

・カナダの経済は最近の数年は少し停滞していたが、持ち直してきている
・2018年8月の実質GDPは2.9%とかなり良い値が出ている

つまり、GDPから見るとカナダの経済は最近良くなってきつつあると言えます。
しかしながら利上げによる悪影響も懸念されます。
よって評価は「△」とします。

ではインフレ率(CPI)はどうなっているのでしょう?

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【評価△】インフレ率(CPI) – 上昇しているが、理由が良くない

CPI消費者物価指数と言われて、私やあなたが普段買うものの価格です。
CPIインフレ率を測る重要な指標で、CPI(インフレ率)が高すぎると生活は苦しくなります(>_<)
低すぎると経済成長が停滞するので、ほどほどの数値が求められます。

では、26年分のカナダ 前年同期比CPIのグラフを見ていきましょう(期間は1980年から2016年)

1992年以降はマイナスになる年もなく、安定しています。
近年は、カナダ中央銀行が目標としている「2%」をやや下回っています。

より最近のインフレ傾向を見るために、
インフレ率(CPI)2015年から3年間のグラフを見てみましょう

過去3年間のインフレ率(CPI)

過去3年間のインフレ率(CPI)を細かく見ていきます。

カナダ中央銀行はインフレ率(CPI)の目標値を2.0%にしていますが、2018年1月まではほぼ未達成が続いていました。

2018年2月以降は急にインフレ率(CPI)が上昇し、2018年7月には3.0%を突破しています。
インフレ率の急上昇を抑えるために断続的に利上げが行われていると考えられます。
利上げは経済へ悪い影響を及ぼす可能性もあり、注意が必要です。

インフレ率(CPI)が急上昇した背景

インフレ率(CPI)が急上昇した原因は

☑アメリカの利上げに伴うカナダドル安
☑アメリカとの貿易摩擦による輸入品の価格上昇

と言われています。(2018年7月のカナダ中央銀行の声明より)

つまり、カナダ経済が良くなった結果の自発的な上昇ではなく、
アメリカという外部要因による影響が強いと判断出来ます。

あまり良くない上昇のため、引き続き注意していく必要があります。

よって評価は「△」とします。

インフレ率(CPI)の見通し

今後も2%から3%あたりで推移すると考えます。

なぜなら

☑アメリカに引きづられてCPIが上がる
CPIを下げるために利上げする ⇒ CPIが下がる

を繰り返すからです。

次は労働者の状況がわかる失業率と雇用者数を見ていきます。

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【評価△】失業率と雇用者数 – 失業率は5.8%とやや高い

カナダ失業率グラフです(期間は1980年から2016年)

このグラフを見ると2つのことがわかります。

①カナダの失業率は改善傾向にあるが、まだ高い
②2016年は6.9%と高め

カナダの失業率は下がってきていますが、まだ高いですね。

より最近の失業率の傾向を見るために、
失業率2015年から3年間のグラフを見てみましょう

カナダの失業率

過去3年間を細かく見ていきます。

2016年2月の7.3%をピークに下がり続け、最新値は5.8%まで下がっています。

改善傾向にはありますが、やはりまだ高いと言わざる得ないです。

他国の失業率は以下の通りです。

☑オーストラリア 5.3%
☑アメリカ 3.9%
☑日本 2.5%

オーストラリアはカナダと近いですが、アメリカと日本は非常に低いですね。

次はカナダの雇用者数(就業者数)を見ていきましょう。

カナダの雇用者数

カナダの雇用者のグラフです(期間は1980年から2016年)

雇用者数は順調に増加していますが、近年徐々に増加率が鈍化しています。(2016年は0.7%増加)

次は、過去3年間の就業人数を細かく見ていきます。

基本的にはプラスで推移しており、就業人数は増えていますが、
定期的にマイナスになったり、2018年1月は-8.8万人だったりと不安定です

カナダの失業率と雇用者のまとめ

失業率の継続的な低下と雇用者数の増加を踏まえると、カナダの雇用比較的安定していると言えます。
しかしながら、高めな失業率(5.8%)、雇用者数の伸びの鈍化など不安要素もあります。

よって評価は「△」とします。

最後は人口について見ていきましょう。

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【評価○】人口 – 移民政策により年1%増加を維持

カナダ人口出生率を見ていきます。

カナダの人口

カナダの人口グラフになります(期間は1980年から2016年)

2016年時点では3620万人となっており、年間1%ずつ順調に増加しています。

しかしカナダ合計特殊出生率(女性1人が15歳から49歳までに産む人数の平均)は1.60(2016年)となっています。
では、なぜ人口は増え続けているのでしょうか?

カナダの移民政策

カナダの人口が増え続けている秘訣は、移民政策です。
カナダは移民政策をしっかりとやっており、毎年約25万~30万人の移民を受け入れています。

先進国はどこも出生率が下がっており、その解決策の1つが移民を増やすことです。

カナダのトルドー首相は「カナダでは、多様性は弱さではなく、強さなのだ」とも言っており、
移民だけでなく難民も積極的に受け入れています。

隣国のアメリカとは大きく異なる移民戦略ですね。

結果的に人口増加に繋がり、それが経済成長につながるのだと思います。

カナダの人口と移民政策のまとめ

カナダ人口の推移移民政策を見ると今後も人口が増え続けることがわかります。
その理由はコチラです。

  • カナダの人口は年間1%増え続ける
  • カナダは積極的な移民政策を実施しており、年間25万~30万人の移民を受け入れている

カナダの人口 = カナダの未来と言っても過言ではありません。

しっかりと人口が増え続けている国は基本的に経済も成長していくと考えています。

よって評価は「○」とします。

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カナダの経済状況まとめと2018年以降の見通し

カナダの経済状況まとめ

カナダの経済状況をカンタンにまとめました。

まずは結論!

投資する価値はあるが、利上げの悪影響に注意

理由は3つです。

  1. 政策金利がある程度あり(1.75%)、かつ為替レートが低いため買いやすい
  2. アメリカの影響でCPIと政策金利が上昇傾向経済への悪影響に懸念
  3. 移民政策により人口の増加率は年間1%を維持

詳細はこちらの表にまとめました(*^^*)

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2018年以降の見通し

カナダ経済の今後の見通しとしては、

今後も引き続き堅調に推移する見込みだが、利上げの悪影響に注意

です。

細かく整理すると以下の通りです。

☑為替レートはしばらく上がりも下がりもせず横ばい
☑政策金利はアメリカに連動して利上げ傾向
☑GDPは利上げの悪影響により長期的には低迷の可能性有り
☑CPIは2%から3%あたりで推移
☑失業率は今の水準を維持 or 継続的に低下
☑カナダの人口は増え続ける
次はカナダ経済の特徴についてお話します。

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カナダ経済の特徴

カナダは世界でも豊かな先進国に1つであり、経済協力開発機構(OCED)や主要国首脳会議(G8)に加盟しています。

カナダ経済は主に以下の2つの影響を強く受けます。

☑隣国であり、貿易のかなりの部分を占めるアメリカの経済
資源価格(原油やガスなど)の変動

カナダに投資する場合はアメリカ経済と、資源価格についてもチェックしましょう。

オーストラリアほど資源に依存はしていませんので、半分資源国というイメージです。

主な輸出品

カナダは数少ないエネルギー資源純輸出国の1つです。
石油及び天然ガスや鉱業資源を主に輸出しています。

かつての経済優等生

カナダはリーマンショック前まで「財政収支、経常収支が共に黒字の珍しい先進国」でした。
まさに経済優等生です。

ですが、リーマンショック後はどちらも赤字に転落しています。

財政収支…政府の国内での収入と支出の差のこと(収入が多いとプラス)
経常収支…貿易の輸出と輸入の差のこと(輸出が多いとプラス)

次はカナダ経済の問題についてお話します。

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カナダ経済の問題

カナダ経済が抱える問題は大きく3つあります。

①アメリカの経済への依存
②エネルギー資源や鉱業の輸出依存
③利上げによる経済への悪影響

それぞれ見ていきます。

①アメリカ経済への依存

この記事でも繰り返しお話していますが、カナダは隣国であるアメリカに強く依存しています。
輸出/輸入のかなりの部分がアメリカ相手となっているので、

現在(2018年9月)のようにアメリカに貿易戦争(関税の掛け合いなど)を起こされると悪影響が出ます。
アメリカ経済への依存度を下げるには、貿易においてアメリカ以外の比重と高める努力が必要だと考えます。

②エネルギー資源や鉱業の輸出依存

カナダは石油及び天然ガスや鉱業資源を主に輸出しています。
この場合、資源価格の変動に経済が影響されやすくなってしまいます。

カナダ経済の安定化を目指す場合は、輸出品目のバランスを修正していく必要があります。

③利上げによる経済への悪影響

利上げによる経済の悪影響には大きく3つあります。

☑企業の投資が減り株価が下落
☑個人の消費が減り、経済や景気が下向き
☑国債の利子が増え、国の財政を圧迫

それぞれ説明していきます。

企業の投資が減り株価が下落

政策金利が上がることで、企業はお金が借りにくくなります。
その結果、企業の投資は減少し、株価が下落します。

個人の消費が減り、経済や景気が下向き

政策金利が上がることで、個人もお金が借りにくくなり、借りていた人の返済額が増えます。
その結果、住宅ローンや個人の消費が減少し、経済や景気が下向きになります。

例えば、2015年2月に1.00%から半年で0.50%まで下げたことによって住宅を購入する人が増えましたが、

その2年後の2017年8月から2018年7月で0.50から1.50まで1年で上げたことにより、
多額のローンを組んでいる人の返済額が大幅に上がり、苦しんでいます。

国債の利子が増え、国の財政を圧迫

政策金利が上がると、国債利子支払い額が増えて、国の財政を圧迫します。

その結果、政府の財政収支が悪化する要因となります。

カナダ経済の問題まとめ

カナダ経済が抱える問題は大きく3つあります。

①アメリカの経済への依存
②エネルギー資源や鉱業の輸出依存
③利上げによる経済への悪影響
即座に解消するものではありませんが、継続的に取り組むべき課題だと考えています。

特に利上げ=ハッピーではないことは、投資家として認識しておく必要がありますね。目次に戻る

カナダの信頼性は高い?(長期信用格付け/CDS/長期金利)

カナダドルの信頼性について長期信用格付け、CDS、長期金利の視点から見ていきます。

結論

どの観点から見てもカナダの信頼性は高い

と言えます。

詳しく見ていきます。

カナダの長期信用格付けは3社とも最上級の評価

長期信用格付とはその国(通貨)が長期的に見て投資に向いているかを表す指標です。

今回は世界的に有名な格付け会社3社の情報を集めました。

・スタンダード&プアーズ(S&P)
・フィッチ・レーティングス
・ムーディーズ

(信用各格けは2018年8月16日時点)

各社のカナダに対する信用格付けはこちらです。

・スタンダード&プアーズ(S&P) AAA(最上位)
・フィッチ・レーティングス AAA(最上位)
・ムーディーズ Aaa(最上位)
カナダは日本よりも高い評価を受けていますね。

長期信用格付けから見るとカナダの信頼性は高いと言えます。

▼長期信用格付けについてもっと知りたい方はこちらが詳しいです▼

 

高金利通貨の長期信用格付をもとにおすすめ投資先を教えます!(S&P,フィッチ,ムーディーズ)
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カナダのCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)は日本並の低さ

CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)とは「投資先が破綻した時のための保険」です。
「投資先が破綻するとお金が受け取れる」が、そのかわりに破綻するまでは毎年お金を払う金融商品です。

今回は国債のCDSについてお話していきます。

破綻リスクが高い国は、CDS保証料が高くなるので、
CDS保証料を見ればその国の破綻リスクの大きさがわかります。

主要各国のCDSを比較したのがこちらです。(200bpで要注意/400bpで危険と言われています)

カナダは28.80bp(2018年8月22日時点)となっています。

他国のCDSは以下の通りです。

☑中国 58.24bp
☑日本 25.50bp
☑アメリカ 18.20bp
☑オーストラリア 13.34bp

つまり、カナダは日本並に信頼されていると言えます。

日本がすぐに破綻する未来は見えないですよね?
カナダが破綻するリスクもその程度ということです。

CDSから見るとカナダの信頼性は高いと言えます。

▼CDSについてもっと知りたい方はこちらが詳しいです▼

【CDSは金融商品(保険)】意味や仕組みを解説します!各国債のCDSを一覧で比較!日本は大丈夫?
高金利通貨をCDSから考えると以下の通りです。 ・豪ドル ⇒ 手堅いメキシコ ⇒ まだマシ南アフリカ ⇒ 要注意トルコ、ギリシャ ⇒ ゲキヤバ

カナダの長期金利はオーストラリア並の低さ

長期金利」とは一般的に「10年国債の利回り」のことです。

10年国債とは、10年間政府にお金を貸す代わりに一定のお金(利回り)を貰う金融商品のことです。
国が破綻することはそうそうないので、手堅い投資対象として人気です。
中には定期預金のようなつもりで国債を買う方もいますね。

国が破綻する確率が上がると、長期金利は上昇します。
なぜなら、国が破綻するとお金を返してもらえないので、リスクが高くなり、金利も上がるからです。

つまり、長期金利を見ると「国が破綻する可能性が推測できる」と言えます。
CDSと似ていますね。

主要各国の長期金利を比較したのがこちらです。

カナダは2.25%(2018年8月22日時点)となっています。

他国の長期金利は以下の通りです。

☑日本 0.08%
☑アメリカ 2.82%
☑オーストラリア 2.53%

つまり、カナダはアメリカやオーストラリア並に信頼されていると言えます。
カナダが破綻する心配はしなくて良さそうです。

長期金利から見てもカナダの信頼性は高いと言えます。

▼長期金利ついてもっと知りたい方はこちらが詳しいです▼

【長期金利とは10年国債の利回り】推移を時系列でチャート化!上昇による影響は?今後の見通しを解説
こんにちは!豪ドル一筋6年のねくです(@nekutaru) 今回は長期金利についてお話していきます。 長期金利を見ると「国が破綻する可能性が推測できる」と言われており、 高金利通貨への投資をする際に参考にしています。 各...

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おわりに

今日は、カナダの各種経済指標、カナダ経済の特徴や問題、2018年の見通しなどをお話しました。

結論こちらです。

投資する価値はあるが、利上げの悪影響に注意

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