豪ドルと資源価格(原油価格/鉄鉱石価格/石炭価格)との関係を考察!相関性はある?

※本記事はプロモーションを含みます。
豪ドル

こんにちは!投資歴18年のねくです(@nekutaru)

 

今回は豪ドルと資源価格(原油価格、鉄鉱石価格、石炭価格)との関係に相関性はあるか考察していきます。

 

豪ドルと資源価格の相関性を理解すれば、豪ドルの価格を予想するのに役立ちます。

 

結論は以下の通りです。

・豪ドル円と資源価格に相関性はある
・豪ドル円の値動きを予測するには、まず原油価格、次に鉄鉱石価格を見れば良い

 

詳細は本文をご覧下さい。

 

動画や音声で視聴したい方はこちらをご覧下さい。

<出典元>Investing

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豪ドルは資源国通貨ってどういうこと?資源価格との関係は?

 

豪ドルは資源国通貨です。その理由はこちらの表を見るとわかりやすいです。

 

この円グラフはオーストラリアの輸出品目の割合(輸出額ベース)を表しています(2016年)
[出典元:オーストラリア統計局(ABS)]

 

オーストラリアの輸出額の割合は

1位が鉄鉱石(21%)
2位が石炭(16%)
3位が飲食品と製造品(14%)

です。

 

やはり、オーストラリアといえば、鉄鉱石と石炭ですよね。原油はわずか1.8%しか輸出していません。

その他鉱物・燃料を含めると、鉱物や燃料などの資源だけで輸出全体の58%です。

輸出品の半分以上は資源なんですね。

 

これが

「オーストラリアが資源国」である理由であり
「豪ドルが資源国通貨」である理由

です。

 

資源国とは主に資源(原油や鉄鉱石や石炭)を輸出している国のことです。

 

オーストラリア以外だと、先進国ならニュージーランド、カナダです。

実はアメリカもシェールガス革命後は資源国に近づきつつあります。

 

新興国だと、南アフリカ(金)、メキシコ(原油)あたりも資源国です。

 

資源国の特徴は以下の通りです。

①資源価格の変動の影響を受けやすい
②資源の輸出相手国の影響を受けやすい
③世界の相場状況(リスクオン・オフ)の影響を受けやすい

 

それぞれオーストラリアを例にして説明します。

 

①資源価格の変動の影響を受けやすい!資源価格と豪ドルの関係は?

 

資源国は資源価格の変動の影響を受けやすいです。

 

これはシンプルな話で、資源価格が高くなれば輸出額が増え、外貨を稼ぐことが出来ます。

輸出額が増えれば国も豊かになるので、通貨も高くなります。

 

オーストラリアで言うと鉄鉱石と石炭を主に輸出しているので豪ドルはその価格の影響を受けやすいです。

実は原油価格の影響が一番強く出るのですが、このあたりは順番に説明していきます。

 

豪ドルと資源価格(原油/鉄鉱石/石炭)のまとめ

 

・オーストラリアの景気は資源価格(原油/鉄鉱石/石炭)の変動の影響を受けやすい
・ゆえに豪ドルは資源価格(原油/鉄鉱石/石炭)との相関性は高い

②資源を輸出する相手国の影響を受けやすい

資源国は資源を輸出する相手国の影響を受けやすいです。

資源は使ってくれる相手がいてこそ売れるものなので、輸出相手国の経済が鈍化すると輸出額は下がります。

 

オーストラリアの場合は輸出全体の

31.6%が中国
13.8が日本
6.7%が韓国

となっているため

中国と日本の景気動向にかなり左右されると言えます。

 

特に中国については全体の3割以上です。

 

最近(2018年9月)、アメリカと中国の関税の掛け合いによって豪ドルが下落しましたが、

その理由はオーストラリアの輸出額の3割は中国だからです。

 

アメリカと中国がやりあう

中国経済にマイナス

中国が主な貿易相手であるオーストラリア経済にもマイナス

豪ドル下落
ということです。

オーストラリアと中国の関係に興味が出た方は

「オーストラリア経済は中国に依存しているか?」をご覧下さい。

 

③世界の相場状況(リスクオン・オフ)の影響を受けやすい

リスクオン(好景気)とは、世界経済の見通しが明るく、積極的な投資が行われる状態のことです。

つまり、リスクがあってもリターンが高い投資先にお金が集まっていくような経済状態ですね。

 

リスクオフ(不景気)はその逆です。

 

通貨の例で言うと

リスクオン ⇒ 資源国通貨買い(豪ドル、NZドル、南アフリカランド、メキシコペソ)
リスクオフ ⇒ 円買い、ドル買い

となることが多いです。

 

豪ドルを始めとした資源国通貨は変動リスクがある代わりに金利というリターンが大きいので、

リスクオン・オフの影響を受けやすいと言えます。

 

【まとめ】豪ドルは資源国通貨です

 

輸出品目から見ると、オーストラリアは資源国であるため、豪ドルは資源国通貨と言えます。

 

オーストラリアの輸出額の割合は

1位が鉄鉱石(21%)
2位が石炭(16%)
3位が飲食品と製造品(14%)

です。

 

これが

「オーストラリアが資源国」である理由であり
「豪ドルが資源国通貨」である理由

です。

 

資源国の特徴は以下の通りです。

①資源価格の変動の影響を受けやすい
②資源の輸出相手国の影響を受けやすい
③世界の相場状況(リスクオン・オフ)の影響を受けやすい

 

だから、豪ドルを買う場合

・資源価格
・中国の政治経済(最大の輸出相手)
・アメリカの政治経済(リスクオン・オフを主導)

に注意をすると良いです。

 

続いて、豪ドルと資源価格(原油/鉄鉱石/石炭)の相関関係を見ていきましょう

 

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豪ドルと原油価格の相関関係

豪ドルは資源価格に影響されやすい、とここまで説明してきましたが、

本当にそうなのでしょうか?

 

資源の代表格である原油価格と豪ドルの相関関係を調べてみましょう。

 

豪ドルと原油価格の相関関係をチャートで確認

 

こちらは豪ドル円の為替レートと原油価格を比較したチャートになります。(1991年~2018年)

 

 

チャートから以下のことがわかります。

・全体としてはそこそこ相関している(関連性が高い)
・2002年1月以降は特に相関関係が強い
・最近2年間は相関関係が弱く、豪ドルが低い水準

 

つまり、全体を通して相関関係は比較的強いと考えています。

一方で相場のテーマによって相関関係は変動すると考えられます。

 

例えば、

2002年から2008年までは、主に中国経済の発展に伴う原油価格の上昇に豪ドルは影響されました。

2009年から2010年までは、リーマンショックに伴う中国経済の減退で原油価格、豪ドルが共に下がりました。

 

一方で、最近2年間は原油価格よりも、

アメリカ・中国を中心としたリスクオフが豪ドルに強く影響しているため、

豪ドルと原油価格の相関関係は弱まっています。

 

結論としては

豪ドルと原油価格の相関関係は基本的に強いが、関係が弱まる時期がある

と言えます。

 

特にここ最近は原油に比べて豪ドルが低いので、

政治要因(リスクオフ)が解消されればもう一段上がる可能性はあります。

 

豪ドルと原油価格の相関関係を相関係数で確認

 

さきほどは、豪ドルと原油価格の相関関係をチャートから判断しました。(チャートもう一度出します)

 

 

相関関係を「相関係数」という数値で確認することも可能です。

※相関係数とは、連続する2種類の値の変動を比較して、どれだけ連動しているかを数値化したものです。
1~-1の値で表現され、1だと全く同じ動き、0だと全く関係ない動き、-1だと全く逆の動きという意味です。

 

豪ドル円の為替レートと原油価格は相関係数は以下の通りです。

1991年~2018年(27年間) 0.37(やや相関関係がある)
2002年~2018年(16年間) 0.64(強い相関関係がある)

 

つまり、過去27年間では、そこそこ関係しており、2002年からの16年間は強い相関関係があると言えます。

 

これだけ相関係数が高ければ、豪ドル円の見通しを考える上で、参考にして良いと思っています。

 

豪ドルと原油価格の相関関係(7年間分)

 

より最近の相関関係を見るために、直近7年間分をチャートにしてみました。

 

 

やはり、関連性が低い期間と高い期間があり、2013年9月以降は関連性が高まっています。

 

2013年9月以降の相関係数は0.59でした。

 

2018年9月時点では、豪ドル円の為替レートと原油価格は違う動きをしていますが、

近い将来豪ドル円が上昇し、似た動きになってくると考えています。

 

オーストラリアの原油輸出比率は全体のたった1.8%?

ここまで、豪ドル円の為替レートと原油価格を詳しく見てきましたが、

実は、オーストラリアの原油輸出比率は全体のたった1.8%です。

 

鉄鉱石が21%、石炭が16%であることを考えると非常に少ないと思います。

にも関わらずここまでの相関関係が存在する理由は

・原油価格とリスクオン・オフが深く関係しているため、豪ドル円にも間接的に影響
・原油価格が上がる時は石炭価格も上がるため(石炭は16%も輸出)

と考えています。

 

豪ドルと原油価格の相関関係のまとめ

結論としては

豪ドルと原油価格の相関関係は基本的に強いが、関係が弱まる時期がある

と言えます。

 

豪ドル円の為替レートと原油価格は相関係数は以下の通りです。

1991年~2018年(27年間) 0.37(やや相関関係がある)
2002年~2018年(16年間) 0.64(強い相関関係がある)

 

オーストラリアの原油輸出比率は全体のたった1.8%ですが、

豪ドル円の為替レートと原油価格の相関関係が強いのは事実なので、

原油価格を見ておくと豪ドル円の見通しも立てやすいと考えています。

 

続いて豪ドルと石炭価格の相関関係を調べていきます。

 

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豪ドルと石炭価格の相関関係

オーストラリアの輸出品の16%を占めている石炭価格と豪ドルの相関関係を調べてみましょう。

まずはチャートを見てみます。

 

豪ドルと石炭価格の相関関係をチャートで確認

 

こちらは豪ドル円の為替レートと石炭価格を比較したチャートになります。(2011年~2018年)

 

 

チャートから以下のことがわかります。

・全体を通して相関関係はやや弱い
・2011年から2013年9月までは相関関係が弱い(関連性なし)
・2013年9月以降は相関関係(関連性)がややある
・最近は相関関係が弱い(関連性が薄い)

 

つまり、豪ドル円の為替レートと石炭価格は相関関係が弱い(関連性が薄い)と言えます。

意外な結果になりました。

 

石炭は輸出の16%も占めてるのに不思議ですね。

 

本当に相関関係が弱いのか、相関係数で確認してみましょう。

 

豪ドルと石炭価格の相関関係を相関係数で確認

さきほどは、豪ドルと石炭価格の相関関係をチャートから判断しました。

 

相関関係を「相関係数」という数値で確認することも可能です。

※相関係数とは、連続する2種類の値の変動を比較して、どれだけ連動しているかを数値化したものです。
1~-1の値で表現され、1だと全く同じ動き、0だと全く関係ない動き、-1だと全く逆の動きという意味です。

 

豪ドル円の為替レートと石炭価格は相関係数は以下の通りです。

2011年~2018年(7年間) -0.07(相関関係はほぼない)
2013年9月~2018年(5年間) -0.15(弱い相関関係がある)

つまり、過去7年間では「ほぼ関係しておらず」、2013年9月からの5年間は「弱い相関関係がある」と言えます。

 

相関係数を見ると、石炭価格は豪ドル円の見通しを考える上で、あまり参考にならないと言えます。

 

石炭価格を見るのであれば、原油価格を見る方が良いです。

 

豪ドルと石炭価格の相関関係のまとめ

結論としては

豪ドルと石炭価格の相関関係は弱い

と言えます。

 

豪ドル円の為替レートと石炭価格は相関係数は以下の通りです。

2011年~2018年(7年間) -0.07(相関関係はほぼない)
2013年9月~2018年(5年間) -0.15(弱い相関関係がある)

 

オーストラリアの石炭輸出比率は全体の16%も占めていますが、チャートや相関係数を見ると、

石炭価格は豪ドル円の見通しを考える上で、あまり参考にならない

と言えます。

 

石炭価格を見るのであれば、原油価格を見る方が良いです。

 

続いて豪ドルと鉄鉱石価格の相関関係を調べていきます。

 

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豪ドルと鉄鉱石価格の相関関係

オーストラリアの輸出品の21%を占めている鉄鉱石価格と豪ドルの相関関係を調べてみましょう。

 

まずはチャートを見てみます。

 

豪ドルと鉄鉱石価格の相関関係をチャートで確認

 

こちらは豪ドル円の為替レートと鉄鉱石価格を比較したチャートになります。(2011年~2018年)

 

チャートから以下のことがわかります。

・全体を通して相関関係は弱い
・2010年11月から2012年9月までは相関関係が弱い(関連性が低い)
・2012年10月以降は相関関係が強い(関連性が高い)
・最近も相関関係が強い(関連性が高い)

 

つまり、豪ドル円の為替レートと鉄鉱石価格は過去7年間を見ると相関関係が弱い(関連性が薄い)が、

2012年10月以降に絞れば相関関係が強いと言えます。

 

本当に相関関係が強いのか、相関係数で確認してみましょう。

 

豪ドルと鉄鉱石価格の相関関係を相関係数で確認

さきほどは、豪ドルと鉄鉱石価格の相関関係をチャートから判断しました。

相関関係を「相関係数」という数値で確認することも可能です。

※相関係数とは、連続する2種類の値の変動を比較して、どれだけ連動しているかを数値化したものです。
1~-1の値で表現され、1だと全く同じ動き、0だと全く関係ない動き、-1だと全く逆の動きという意味です。

 

豪ドル円の為替レートと鉄鉱石価格は相関係数は以下の通りです。

2010年10月~2018年(8年間) -0.006(相関関係はほぼない)
2012年10月~2018年(6年間) 0.58(強い相関関係がある)

 

つまり、過去8年間では「ほぼ関係しておらず」、2012年10月からの6年間は「強い相関関係がある」と言えます。

 

相関係数を見ると

最近の鉄鉱石価格は豪ドル円の見通しを考える上で参考になる

と言えます。

 

鉄鉱石価格と原油価格を両方共見ることをおすすめします。

 

豪ドルと鉄鉱石価格の相関関係のまとめ

結論としては

豪ドルと鉄鉱石価格の相関関係はある

と言えます。

 

豪ドル円の為替レートと鉄鉱石価格は相関係数は以下の通りです。

2010年10月~2018年(8年間) -0.006(相関関係はほぼない)
2012年10月~2018年(6年間) 0.58(強い相関関係がある)

 

オーストラリアの鉄鉱石輸出比率は全体の21%も占めており、チャートや相関係数を見ると、

鉄鉱石価格は豪ドル円の見通しを考える上で、参考になる

と言えます。

 

鉄鉱石価格と原油価格の両方を見るのが良いです。

 

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【まとめ】豪ドルと資源価格(原油価格/鉄鉱石価格/石炭価格)との相関関係

今回は
「豪ドルと資源価格(原油価格/鉄鉱石価格/石炭価格)との相関関係」
についてお話しました。

 

オーストラリアの輸出額の割合は

1位が鉄鉱石(21%)
2位が石炭(16%)
3位が飲食品と製造品(14%)
であり、オーストラリアは鉄鉱石と石炭を主に輸出する資源国であることがわかりました。
豪ドルは資源国通貨ということになります。

 

豪ドルと資源価格(原油価格/鉄鉱石価格/石炭価格)との相関関係を調べた結果

豪ドル円と原油価格は相関関係が強い
豪ドル円と鉄鉱石価格は相関関係がやや強い
豪ドル円と石炭価格は相関関係が弱い

ということがわかりました。

 

つまり、

・豪ドル円と資源価格に相関性はある
・豪ドル円の値動きを予測するには、まず原油価格、次に鉄鉱石価格を見れば良い

ということです。

 

豪ドル投資の参考にして下さい!

 

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ではではー 良き投資ライフを!

 

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