こんにちは!投資歴18年のねくです(@nekutaru)
今日は、日本の政策金利や為替レート、経済成長率などをお話します。
日本の経済状況は高金利通貨(豪ドル円や南アフリカランド円やメキシコペソ円)に強い影響を与えるため、
高金利通貨へ投資する場合は知っておく必要があります。
「日本の経済ってどうなの?」とお悩みのあなたのために記事にしました(*^^*)
まずは結論!
理由は3つです。
- 超低金利(0.1%)、かつ為替レートが高い(円安)のため保有メリットがほぼない
- 20年の間、経済成長率が低く、インフレ率も低いため経済成長が期待出来ない
- 人口の減少が始まっており、今後も加速する可能性が高い
詳細はこちらの表にまとめました(*^^*)
詳しく知りたい方は本文をお読み下さい(^^)
<経済データの出典>
・IMF – World Economic Outlook Databases(2018年4月版)
日本への投資はおすすめ出来ないという結論ですが、
あなたはどれくらい貯金していますか?
貯金は、日本に投資しているのと同じです。
未来の暗い日本に投資するという選択肢は正しいのでしょうか?
貯金だけでなく、投資も検討してみて下さいね(*´ω`*)
動画や音声で視聴したい方はこちらをご覧下さい。
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【評価×】政策金利 – 超低金利が長期に渡るため保有メリットが薄い
日本の政策金利の1998年9月から2018年7月のチャート(グラフ)になります。
このグラフからは2つのことがわかります。
- 20年の間、超低金利である
- リーマンショック時は僅かに増加
日本が超低金利なのは、インフレ率を上げるためです。
20年間ずっとデフレ状態ということですね。
低金利にするとインフレになる理由は
です。
他の高金利通貨がインフレを抑えるために金利を上げているのとは対象的です。
日本の低金利はしばらくは続くと思いますので、日本円を保有するメリットは薄いです。
貯金ではなく投資をしていきましょう(*´ω`*)
次は為替レートを見て行きます。
【評価△】為替レート – 高値で停滞中のため下落リスク有り
2005年7月から2018年7月の日本円の為替レートを見てみます。
このグラフからは3つのことがわかります。
- リーマンショック後は緩やかに下落(円高)
- 2013年から2015年はアベノミクスの影響で上昇(円安)
- 近年は高値で停滞中
日本円はリーマンショック時も一気に崩れることはありませんでした。
これは好景気時に低金利の日本円に投資している人が少なかったためです。
逆に高金利通貨はすごい下落率でした(-45%など)
今後の日本円の見通しですが、長期的には円安と考えます。(上のグラフでは上昇)
なぜなら日本の経済状況は決して良くないからです。
「円安」と聞くと「株価が上がる」「景気が良い」などの良い印象だと思いますが、
それは良いところしか見えていません。
「円安」とは「円の価値が下がること」です。
カンタンに言えば「あなたの持っているお金(日本円)の価値が減ります」
その結果
- 外国から輸入しているモノは高くなります(ガソリンや食材など)
- 海外旅行は高くなります
日本は多くのものを海外から輸入しているので、実は生活は苦しくなるんですよ(>_<)
ガソリン代とか食費が増えたら辛いですよね?
だから、どちらかと言えば円高の方が日本国民にとっては良いと思います。
ですが、今後は円安になると考えています。
そう考えると、「価値が下がる可能性が高い日本円」として持つ(貯金)よりも、
海外に投資する方が良いです。
だから、私は「貯金」ではなく「投資」をすることをおすすめします。
投資先に悩む人はとりあえず先進国で経済も手堅い「豪ドル」に投資するのもアリだと思います。
【評価△】GDP(経済成長率) – 20年間低迷
GDPは国内総生産と言い、GDP増加率は経済成長率とも呼ばれます。
簡単に言えば、日本の経済が良いか、悪いかわかります。
今回は以下の4つのグラフから日本の経済成長の具合について考えて行きます(*^^*)
まず、インフレ率を考慮しない
②名目GDPのドル換算(1980年から2016年まで)
でそれぞれ見ていきます。
次にインフレ率を差し引いた実質GDPの伸び率(経済成長率)を見ていきます。
こちらの方がより実態経済に近いので重要です(*^^*)
④実質GDP(経済成長率)の2015年から2018年まで(短期)
①名目GDPの日本円換算(1980年から2016年まで)
日本のGDP(対日本円)のグラフです。(期間は1980年から2016年)
1997年までは順調に成長したものの、1997年をピークに20年間横ばいです。
2009年にリーマンショックで下落した分は戻していますが、未だ低迷していると言えます。
次のドル換算のグラフを見て行きましょう。
②名目GDPのドル換算(1980年から2016年まで)
日本のGDP(対ドル)のグラフです。(期間は1980年から2016年)
日本のGDPをドルで換算するとこのようなグラフになります。
1995年から伸び悩んでいるのがわかります。
2011年、2012年は伸びているように見えますが、
これは円高の影響で高くなっているだけです。
つまり、日本のGDPはドルで換算で見ても伸び悩んでいると言えます。
次にインフレ率を除いた実質GDPの伸び率(経済成長率)を見ていきましょう(^^)
③実質GDP(経済成長率)の1980年から2016年まで
実質GDPの伸び率(経済成長率)の1980年から2016年までのグラフを見ていきます。
26年間の日本の経済成長率です。
このグラフからは2つのことがわかります。
②2016年は0.94%で低い
2017年は1.8%と盛り返す見込みです。
最後はより最近の経済成長の傾向を見るために、
実質GDPの2015年から3年間のグラフを見てみましょう
④実質GDP(経済成長率)の2015年から2018年まで
実質GDP(経済成長率)の2015年から2018年までのグラフです。
このグラフからは2つのことがわかります
②2018年8月の最新の発表では1.9%
マイナス期もあるものの、最近は持ち直してきています。
2018年8月分では1.9%となり、2018年全体のGDPは1.0%になる見込みです。
2017年は1.8%なので、やはり少し低迷していると言えます。
日本の経済成長率まとめ
4つのGDPのグラフから日本の経済を見てきた結果、次のことがわかりました。
つまり、GDPから見ると日本の経済はあまり良くないです。
ではインフレ率(CPI)はどうなっているのでしょう?
【評価△】インフレ率(CPI) – 目標の2%になかなか到達しない
CPIは消費者物価指数と言われて、私やあなたが普段買うものの価格です。
CPIはインフレ率を測る重要な指標で、CPI(インフレ率)が高すぎると生活は苦しくなります(>_<)
低すぎると経済成長が停滞するので、ほどほどの数値が求められます。
では、26年分の日本 前年同期比CPIのグラフを見ていきましょう(期間は1980年から2016年)
全体的にあまり安定しておらず、政府が目標にしている2%になかなか届かない状況です。
1997年以降はマイナスになる年もあり、決して良いとは言えません。
2012年のアベノミクスを気に上昇を始め2014年に2%を超えましたが、
消費税を8%に増税した影響で、その後下落しています。
日本の経済は長い間デフレ状態であると言えます。
より最近のインフレ傾向を見るために、
インフレ率(CPI)の2015年から3年間のグラフを見てみましょう
過去3年間のインフレ率(CPI)
過去3年間のインフレ率(CPI)を細かく見ていきます。
日本中央銀行はインフレ率(CPI)の目標値を2.0%にしていますが、2015年3月以降未達成が続いています。
日本中央銀行は今後も「超低金利の継続」「国債、ETF、REITの買い入れ」などの経済対策を打ち、
インフレ率2.0%を目指すと考えています。
現時点ではインフレ率が2.0%になる未来は見えません。
このまま2019年10月に消費税が10%に上がった場合はさらなる景気の冷え込みが予想されます。
どうなるのか今から心配しています。
つまり、日本のインフレ率(CPI)は現状良くない状況であり、今後も期待できないと言えます。
次は労働者の状況がわかる失業率と雇用者数を見ていきます。
【評価○】失業率と雇用者数 – 失業率は下落、雇用者数は増加中
日本の失業率のグラフです(期間は1980年から2016年)
このグラフを見ると2つのことがわかります。
②2011年以降は一貫して右肩下がり
失業率から見ると、日本の雇用は安定していますね。
より最近の失業率の傾向を見るために、
失業率の2015年から3年間のグラフを見てみましょう
日本の失業率
過去3年間を細かく見ていきます。
ここ3年は見事に下がっており、最新値は2.4%まで下がっています。
実質的にはほとんど失業者がいない状況となっています。
つまり、日本では選ばなければ仕事はあるということです。
当たり前に見えますが、これは非常に恵まれています。働きたくても働けない国は沢山あります。
次は日本の雇用者数(就業者数)を見ていきましょう。
日本の雇用者数
日本の雇用者のグラフです(期間は1980年から2016年)
さっき見た失業率のグラフと反対に、雇用者数は近年増加しています。
2018年6月分の雇用者数は6687万人となっており、過去20年のピーク(1997年)を越えています。
雇用者数が増えた理由は3つあります。
- 非正規雇用が増えた(パートやアルバイト含む)
- 定年後に働く人が増えた
- 女性の就労率が向上した
雇用者が増えることは基本的には良いことです。
今後も色んな人が働ける社会であって欲しいと思います。
日本の失業率と雇用者のまとめ
失業率の低下と雇用者数の増加を踏まえると、日本の雇用は安定していると言えます。
その理由はコチラです。
- 失業率は下がり続けており、2.4%を記録
- 雇用者数も過去20年のピークを2018年に越えており増加傾向
今後は雇用者の賃金を上げることが出来るか、大切はポイントになってくると思います。
雇用者の賃金が上がらないうちはインフレ率も上がらず景気は回復しないと考えています。
【評価×】人口と出生率 – 既に減少開始 今後も減少し続ける見込み
日本の人口と出生率を見ていきます。
日本の人口
日本の人口のグラフになります(期間は1980年から2016年)
2018/8/1時点の概算では1億2649万人となっており、毎年少しずつ人口が減少しています。
さらに日本の出生率(女性1人が一生に産む人数)は1.43(2017年)となっており、
今後も人口の減少は止まりません。
人口減少は純粋に経済成長にマイナスなので、このままでは日本経済に悪影響と考えます。
人口に合わせて出生率も見てみましょう。
日本の出生率と出生数のグラフ(過去70年)
日本の出生率と出生数のグラフになります(期間は1947年から2016年)
出生率(赤い縦棒)は2005年に1.26という最低値をつけたのち、緩やかに回復しています。
一方で出生数(青線)は1973年以降、ずっと下がり続けています。
日本政府も様々な少子化対策を打っていますが、劇的な改善は難しいようです。
最近の20年のグラフを見てみましょう。
日本の出生率と出生数のグラフ(過去20年)
日本の出生率と出生数のグラフになります(期間は1997年から2017年)
出生数は減少し続けています。
出生率は2005年に最低値である1.26をつけたのち、回復しており、
2017年は1.43まで戻っています。
出生率が回復しても、人口自体が減り続けているので、加速度的に出生数は減ります。
一刻も早い出生率の改善が望まれます。
日本の人口と出生率/出生数のまとめ
日本の人口と出生率、出生数を見ると今後も人口が減り続けることがわかります。
その理由はコチラです。
- 人口は2013年をピークに減少し続けている
- 出生率は2005年に最低値1.26を記録後、1.43まで戻しているが、出生数は減少し続けている
日本は早急に出生率を向上させる効果的な対策を打つ必要があります。
出生率が上がらない限り、日本に未来はないと思います。
【評価×】日本の経済状況まとめと今後の見通し
日本の経済状況まとめ
日本の経済状況をカンタンにまとめました。
結論はこちらです。
理由は3つ
- 超低金利(0.1%)、かつ為替レートが高い(円安)のため保有メリットがほぼない
- 20年の間、経済成長率が低く、インフレ率も低いため経済成長が期待出来ない
- 人口の減少が始まっており、今後も加速する可能性が高い
詳細はこちらの表にまとめました(*^^*)
日本の将来は暗いので、日本円で持つのはやめて、海外に投資しましょう(*´ω`*)
今後の見通し
日本経済の今後の見通しとしては、今のままではいつまで経ってもデフレから抜け出せません。
デフレを脱却し、経済成長をするには今までと異なる手を打つ必要があります。
1例としてこのようなことが考えられます。
- 極端な減税をして一気にインフレを加速(消費税増税している場合ではない)
- 強力な少子化対策を実施(保育園問題や金銭問題の解消を狙う)
- 移民受け入れを真剣に検討(日本国民だけでは人口が維持出来ない場合)
どれも非常に難しい話ですが、日本の未来のために是非取り組んで欲しいと思います(*´ω`*)
おわりに
今日は、日本の政策金利や為替レート、経済成長率などをお話しました。
日本の経済状況は高金利通貨(豪ドル円や南アフリカランド円やメキシコペソ円)に強い影響を与えるため、
高金利通貨へ投資する場合は知っておく必要があります。
本記事の結論
です。
貯金は日本への投資と同じですから、貯金ではなく海外に投資していきましょう(*´ω`*)
投資先に悩むなら先進国で手堅い豪ドルをおすすめしています。
興味があれば始めてみて下さいね(^^)
まずは少額から定期積み立てしていきましょう。
為替レートが上る前の今が仕込むチャンスかも知れません♪
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ではではー 良き投資ライフを(*^^*)
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