いい感じですね!
インフレ率、CPIなど似た意味の言葉があるので、
メキシコに2,032万円投資している私がガッツリ解説しますね!
こんにちは!投資歴18年5,000万円を運用している「ねく(@nekutaru)」です
今回は「メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)」についてお話をします。
この記事は以下の方におすすめです。
- メキシコに投資してみたい
- メキシコの物価上昇率が知りたい
- メキシコはインフレが続くのか気になる
この記事を読むことで、メキシコの経済状況について理解が深まり
投資すべきか判断できるようになります!
メキシコペソを買うならスワップポイントが高いアイネット証券で買うのがおすすめ!
私も2,032万円入金してメイン口座として使っています。
\当サイト限定の特別タイアップで3,000円分のAmazonギフト券が貰える(条件:10lotの取引)/特別タイアップで3,000円分のAmazonギフト券をもらう
質問があればコメント欄に書き込んで下さいね。
動画や音声で視聴したい方はこちらをご覧下さい。
無料の投資メルマガを配信しています。
今なら登録特典でセミナー動画+資料をプレゼント。
投資やお金について学びたい方はぜひご登録下さい!
メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)とは
インフレ率やCPIとも呼ばれています。
物価上昇率(インフレ率、CPI)とは
物価上昇率とは、「毎年どれくらい物価が上がっているか」を表したものです。
インフレ率やCPIとも呼ばれています。
メキシコの場合、2022年1月時点では前年比で+7.36%となっており、
かなりインフレ(物価の上昇)が進んでいます。
メキシコ政府は3%~5%の緩いインフレを望んでいるので、ちょっと行き過ぎている感じはあります。
最近5会合連続で政策金利が上がっているのもうなずけます。(インフレ率が高いと政策金利を上げて調整します)
物価上昇率に近い言葉として、インフレ率、CPIなどがあります。
後ほど、これらの違いをお話していきます。
早速、メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)を見ていきましょう!
メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)の20年間の推移を長期チャートで分析!
メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)の20年間の推移を長期チャート
メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)の20年間の推移を長期チャートがこちらです。
2022年1月に発表されたインフレ率(CPI)が7.36%でした。
過去20年を見ても非常に高い水準にあると言えます。
リーマンショック前の2008年、政策金利が8.25%まで上昇した2017年に匹敵する数値です。
その理由については次の章でお話します。
メキシコ政府の目標としているCPIは3%~5%と発表されており、
現在、その上限値である5%を超えるインフレ率(CPI)となっています。
となると、政策金利を上げることで、インフレ率を下げてくることが予想されますね。
実際に6%を超えていた2017年には政策金利をかなりの勢いで上げていました。
メキシコペソに投資している方は、スワップポイントが増えるので嬉しい展開になりそうです。
メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)の今後の見通し
その理由を解説します!
メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)の今後の見通しと理由
メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)の今後の見通しは「上昇 or 横ばい」です。
その理由は以下の通りです。
- 世界的に金利が下がったり、お金の発行量が増えたから(上昇の理由)
- コロナが落ち着いてきて経済が回り始めた結果、需要が増えたから(上昇の理由)
- インフレを抑えるために政府が政策金利を上げる可能性があるから(横ばいの理由)
詳しく解説します!
①世界的に金利が下がったり、お金の発行量が増えたから(上昇の理由)
まず1つ目は「世界的に金利が下がったり、お金の発行量が増えたから」です。
これは上昇の理由ですね。
物価が上昇するということは、相対的にお金の価値が下がるということです。
100円のパンが200円になったら、100円の価値は半分ですよね?
つまり、お金の価値が下がると物価も下がります。
そして、コロナ以降、世界的に金利が下がっており、お金が世の中に回りやすくなっています。(借りやすくなってる)
その結果、お金の流通量が増えて、お金の価値が下がっています。
さらに、世界各国の政府がお金を刷ってばら撒いてますよね。
その結果、お金の流通量が増えて、お金の価値が下がっています。
つまり、
- 金利が下がっている
- お金がばらまかれている
という理由により、お金の価値が落ちてインフレしやすい環境が出来ています。
これがインフレ率が上昇する理由です。
②コロナが落ち着いてきて経済が回り始めた結果、需要が増えたから(上昇の理由)
2つ目の理由は、「コロナが落ち着いてきて経済が回り始めた結果、需要が増えたから」です。
これも上昇の理由ですね。
物価が上昇するパターンとして「欲しい人が増えた(需要が増えた)」というのがあります。
例えば、パンを欲しい人がたくさんいたら、パンの値段は上がりますよね?
つまり、欲しい人が増えると物価は上がります。
コロナの初期の2020年を思い出して下さい。
みんな自粛で、買い物もあまりせず、経済は縮小してました。
しかし1年後の2021年はどうでしょうか?
コロナは相変わらず落ち着いていませんが、みんな徐々に買い物したり、出掛けたりしています。
日本の場合はまだ自粛ムードが続いていますが、世界的には経済はかなり活発になっています。
つまり、お金を使う人が増えているのです。
その結果、物価も上昇傾向にあります。
まとめると
「コロナが落ち着いてきて経済が回り始めた結果、需要が増えて物価が上昇しつつある」
と言えます。
③インフレを抑えるために政府が政策金利を上げる可能性があるから(横ばいの理由)
3つ目の理由は「インフレを抑えるために政府が政策金利を上げる可能性があるから」です。
これは上昇ではなく、横ばいの理由です。
理由①、②を見ると物価は上昇しそうですよね?
でも、横ばいの可能性があります。
なぜなら、政府が物価の急上昇を嫌がった結果、物価を抑える方向に進めることがあるからです。
具体的に言えば、政策金利を上げて物価を下げようとします。
その結果「物価は横ばいになる」というパターンです。
一方で政策金利が上がることで、メキシコペソのスワップポイントも上がるので私は嬉しいですが。。。
【まとめ】メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)の今後の見通しと理由
メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)の今後の見通しは「上昇 or 横ばい」です。
その理由は以下の通りです。
- 世界的に金利が下がったり、お金の発行量が増えたから(上昇の理由)
- コロナが落ち着いてきて経済が回り始めた結果、需要が増えたから(上昇の理由)
- インフレを抑えるために政府が政策金利を上げる可能性があるから(横ばいの理由)
メキシコ経済の今後が楽しみですね!
メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)の違い
メキシコの物価上昇率とインフレ率とCPIの違い
ほぼ同じ意味ですが、それぞれ説明します!
物価上昇率とは
物価上昇率とは、「毎年どれくらい物価が上がっているか」を表したものです。
これが低いと経済が成長しないのである程度高い必要があります。
目安は3%~5%です。
逆に高いと国民の生活を圧迫します。
例えば、パンの値段が来年に2倍になったら困りますよね?
なので、物価上昇率はうまくコントロールする必要があります。
インフレ率とは
インフレとは、インフレーションの略です。
インフレーションとは、「モノの価格が上昇すること」を指します。
物価上昇率とほぼ同じ意味です。
インフレ率とは、去年と比べてどれくらいインフレーションが進んだか?という意味ですね。
インフレには2種類あります。
- ①お金の価値が下がったことにより、物価が上がるインフレ
- ②需要が増えることによるインフレ
最近のメキシコのインフレはこの2つが同時に起きています。
①については、世界的に金利が下がったり、お金の発行量が増えた結果インフレになっています。
②については、コロナが落ち着いてきて経済が回り始めた結果、需要が増えてインフレになっています。
つまり、メキシコのインフレはしばらく続くと考えられますね。
デフレはこの逆ですね。
日本は金利がこれ以上下がらないし、自粛続きで経済も回ってないので、インフレ率は低いままです。
CPIとは
CPIとは「Consumer Price Index」の略で、日本語だと「消費者物価指数」です。
イメージとしてはあなたが普段買っている物の値段のことです。
これも、物価上昇率とほぼ同じ意味です。
消費者物価指数(CPI)は国民の景気を占う大切な指標です。
CPIが高ければインフレ、CPIが低ければデフレと言えます。
CPIと政策金利(スワップポイントの元となる数値)は反比例します。
具体的に言うと
・CPIが低いと政策金利を下げて金融を緩和
という感じです。
このようにCPIは政策金利にも深く影響しているため、大切な経済指標と言えます。
【まとめ】メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)の違い
物価上昇率、インフレ率、CPIを見てきましたが、この3つはほぼ同じと考えてOKです。
実際に発表される数値はCPIなので、これを見て判断することが多いですね。
メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)がなぜ重要なのか?
政策金利にも深く関係しているからです。
メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)がなぜ重要なのか?
メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)がなぜ重要なのか?
その理由は以下の2つです。
- メキシコの経済成長率と連動しており、経済が伸びるか判断出来るから
- メキシコの政策金利の上げ下げに影響しているから
解説します。
①メキシコの経済成長率と連動しており、経済が伸びるか判断出来るから
メキシコの物価上昇率が重要な理由その①は
「メキシコの経済成長率と連動しており、経済が伸びるか判断出来るから」
です。
経済成長率というのは、「経済の規模(GDP)がどれくらい伸びているか?」
という指標です。
では、GDPはどのように決まるのかというと、その国が1年間に生み出した価値(金額)の合計です。
つまり、全く同じものを作り、売っていても、売っているモノの値段が上がるとGDPは増えます。
まとめると、物価が上昇すればGDPは増えるということです。
だからこそ、物価の上昇率と経済の成長率は連動しており、物価の上昇率を見れば経済が伸びるのか予想できます。
これが、物価の上昇率(インフレ率)が重要な理由です。
ちなみに、物価が上昇する場合、賃金も上昇することが多いです。
物価上昇は我々のお給料にも影響しているんですね。
②メキシコの政策金利の上げ下げに影響しているから
メキシコの物価上昇率が重要な理由その②は
「メキシコの政策金利の上げ下げに影響しているから」
です。
メキシコに投資している方は、スワップポイントが増えるのか?減るのか?という点が気になるかと思います。
スワップポイントはその国の政策金利と連動しているため、
投資家においては、政策金利の発表は重要なイベントとなっています。
そして、政策金利の上げ下げに、物価上昇率が影響してきます。
なぜかというと「物価が急に上昇した時は、物価の上昇速度を遅くするために政策金利上げるから」です。
同様に、物価の上昇率(インフレ率)が低い場合は、政策金利を下げて物価をあげようとします。
日本を例に考えるとわかりやすいですね。
日本は一貫して物価の上昇率が低い(デフレ)ため、政策金利も非常に低くなっています。
ゼロ金利、マイナス金利と呼ばれることもありますね。
このように「物価の上昇率と政策金利は反比例の関係にある」ので、非常に重要と言えます。
メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)を2021年、2020年、2019年、2018年分をそれぞれ解説
勢いあるのかな?
2017年~2021年のメキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)
まずは、2017年~2021年のメキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)を見ていきます。
2017年末には最高7%弱まで上昇していましたが、その後インフレ率は下がっています。
コロナショックの2020年には2%台まで落ち込みましたね。
しかし、その後急激に上昇し、2022年1月には7.36%まで上昇しています。
今後はさらに上昇するのか、政策金利を上げて、インフレ率を下げるのか
どちらにしても注目ですね!
では、各年度のメキシコの物価上昇率を見ていきましょう。
※Investing.comのデータを元に作成(https://jp.investing.com/)
【2021年】メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)を解説
2021年のメキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)は以下の通りです。
発表年月 | インフレ率(CPI) |
2021年1月 | 3.54% |
2021年2月 | 3.76% |
2021年3月 | 4.67% |
2021年4月 | 6.08% |
2021年5月 | 5.89% |
2021年6月 | 5.88% |
2021年7月 | 5.81% |
2021年8月 | 5.59% |
2021年9月 | 6.00% |
2021年10月 | 6.24% |
2021年11月 | 7.37% |
2021年12月 | 7.36% |
1月から12月までぐんぐん上昇しています。
これは、コロナの影響が減り、経済が急速に回復したためです。
2021年末に向けて物価が上昇している様子がわかります。
2022年1月時点では7.36%まで上昇しているので、かなり高い所まで来ていますね。
【2020年】メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)を解説
2020年のメキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)は以下の通りです。
発表年月 | インフレ率(CPI) |
2020年1月 | 2.83% |
2020年2月 | 3.24% |
2020年3月 | 3.70% |
2020年4月 | 3.25% |
2020年5月 | 2.15% |
2020年6月 | 2.84% |
2020年7月 | 3.33% |
2020年8月 | 3.62% |
2020年9月 | 4.05% |
2020年10月 | 4.01% |
2020年11月 | 4.09% |
2020年12月 | 3.33% |
特徴的なのは2020年4月、5月、6月のインフレ率の低さです。
2.15%まで落ちていました。
これは、コロナの影響でみんながモノを買わなくなり、物価が下がったためですね。
2020年末に向けて少しずつ物価も上昇している様子がわかります。
2022年1月時点では7.36%まで上昇しているので、かなり改善してきたと言えます。
【2019年】メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)を解説
2019年のメキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)は以下の通りです。
発表年月 | インフレ率(CPI) |
2019年1月 | 4.83% |
2019年2月 | 4.37% |
2019年3月 | 3.94% |
2019年4月 | 4.00% |
2019年5月 | 4.41% |
2019年6月 | 4.28% |
2019年7月 | 3.95% |
2019年8月 | 3.78% |
2019年9月 | 3.16% |
2019年10月 | 3.00% |
2019年11月 | 3.02% |
2019年12月 | 2.97% |
2019年はひたすら物価が下がった年でした。
1月の4.83%から始まり、12月には2.97%となってしまいました。
物価の下落を防ぐために、政策金利を下げるシーンもありましたね。
2019年は世界的に景気が悪くなりつつあり、その影響でメキシコ経済も冷え込んでいました。
その結果、物価が下がってしまったと考えられます。
【2018年】メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)を解説
2018年のメキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)は以下の通りです。
発表年月 | インフレ率(CPI) |
2018年1月 | 6.77% |
2018年2月 | 5.55% |
2018年3月 | 5.34% |
2018年4月 | 5.04% |
2018年5月 | 4.55% |
2018年6月 | 4.51% |
2018年7月 | 4.65% |
2018年8月 | 4.81% |
2018年9月 | 4.90% |
2018年10月 | 5.02% |
2018年11月 | 4.90% |
2018年12月 | 4.72% |
2018年のはじめは6.77%と物価が高く、インフレが心配されていました。
政策金利を上げてインフレ率を下げるシーンもありましたね。
その成果もあり、5%前後で安定した、良い1年だったと思います。
その後、2019年、2020年と物価は下がり続け、2021年になってようやく上がってきた
という感じです。
2022年はこのまま上がりすぎないように横ばいが続くといいなと考えています。
【まとめ】メキシコの物価上昇率を徹底解説!
今回は「メキシコの物価上昇率(インフレ率、CPI)」についてお話をしました。
以下の方の疑問にお答え出来たかと思います。
- メキシコに投資してみたい
- メキシコの物価上昇率が知りたい
- メキシコはインフレが続くのか気になる
この記事を読むことで、あなたのメキシコの経済状況について理解が深まり
投資すべきか判断できるようになれば幸いです!
質問があればコメント欄に書き込んで下さいね。
為替レートが上がる前の今が仕込むチャンスかも知れません。
メキシコペソを買うならスワップポイントが高いアイネット証券で買うのがおすすめ!
私も2,032万円入金してメイン口座として使っています。
\当サイト限定の特別タイアップで3,000円分のAmazonギフト券が貰える(条件:10lotの取引)/特別タイアップで3,000円分のAmazonギフト券をもらう
アイネット証券について詳しく知りたい方は
「メキシコペソのスワップポイントが高いアイネット証券を解説!」をご覧下さい。
アイネット証券で買う場合は、少しコツがいります。
それは「ループイフダン口座を使って手動で買う」です。
これがおすすめです!
メキシコペソ投資についての情報や実績は「メキシコペソ投資の実績をブログで公開中」をご覧下さい
この記事を読むだけで、メキシコペソ投資について理解できるようになっています。
メキシコペソ円の見通しについて詳しく知りたい方は「メキシコペソ円の見通しを解説」をご覧下さい。
ではではー 良き投資ライフを!
コメント