【メキシコの経済まとめと見通し】政策金利や為替レート等をチャート化

メキシコペソ

こんにちは!豪ドル一筋6年のねくです(@nekutaru)

今日は、メキシコの政策金利や為替レート、経済状況をお話します。

メキシコペソはここ3年間で金利が2.5倍になり、高金利通貨として魅力ですよね?

「でも、メキシコって大丈夫なの?」とお悩みのあなたのために記事にしました(*^^*)

メキシコペソの今後の見通しもお話しますので、見ていって下さいね♪

まずは結論!

金利急上昇やCPIが高いリスクはあるが、新興国の中ではおすすめ!

です。

理由は3つです。

①政策金利は3年で2.5倍と急上昇しており経済へ悪影響が心配
②為替レートはじりじり下がっているが安値圏で買いやすい
③メキシコの経済状況はやや軟調だかGDPは伸びている

メキシコの経済状況をまとめました。ご覧下さい

もっと知りたい方は本文をお読み下さい(^^)

<経済データの出典>
・IMF – World Economic Outlook Databases(2018年4月版)
・IMF data

メキシコペソを買いたいあなたへ

どちらもリスクの高い通貨ですので、レバレッジは1倍で運用することをオススメします。

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メキシコ経済のまとめと見通し】政策金利や為替レート等をチャート化

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【評価△】政策金利 – 2,3年かけて急上昇中(8.25%)。経済へ悪影響アリ

2018/12/20 メキシコの政策金利が8.25%に利上げされました。

メキシコの政策金利の2008年から2018年7月のチャート(グラフ)になります。

このグラフからは3つのことがわかります。

①リーマンショック直前の好景気の頃は8.25%と最高値だった
②2013年まで下落し続け最低値は3.0%
③2015年11月から金利が急激に上昇し、7.75%まで到達

③の金利上昇の主な目的はインフレを防ぎ、通貨の価値(為替レート)を安定させることです
つまり、今の高金利はインフレを抑えるための暫定処置と認識しています。

なぜなら、金利が高い国内にお金が回らなくなり、不況になるからです。

好景気によるインフレを抑える利上げなら良いですが(例:今のアメリカ)
為替レートの下落を防ぐ利上げは良くないです。

だから、しばらくは高金利を維持しますが、緩やかに金利は下がると考えています。

次は為替レートを見てみましょう

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【評価△】為替レート – 2年前に最安値4.99円。未だ安値圏5.9円

2008年7月から2018年7月のメキシコペソ円 為替レートを見てみます。

このグラフからは3つのことがわかります。

①2008年7月の高値感とその後の大暴落の凄さ(ピークから-39.5%)
②その後も大きく上下するものの、ーマンショック前の水準には戻らない
③2年前に最安値4.99円を記録したものの未だ安値圏です(5.9円)

メキシコペソの為替レートを見ると
・リーマンショック後の大暴落を除けば、比較的安定している
・最近はかなり安いが、下がり続けているわけでもない
ということがわかります。

リスクはありますがレバレッジを抑えて買うのはアリかも知れません。

メキシコペソを買う場合は、以下を踏まえて買うようにして下さい。

・為替レートは比較的安定してきたが、まだずるずる下がる可能性は否定できない。
過去10年では3.8%(年利0.4%)しか利益が出なかった

もしメキシコペソを買う場合は

・レバレッジは抑えめに(1倍)
・為替レートを見ずに定期積み立てで買う

という方法を推奨します。

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【評価△】GDP – 最近6年間は2%前後で経済停滞中

GDPは国内総生産と言い、GDP増加率は経済成長率とも呼ばれます。
簡単に言えば、メキシコの経済が良いか、悪いかわかります。

今回は以下の4つのグラフからメキシコの経済成長の具合について考えて行きます(*^^*)

まず、インフレ率を考慮しない

①名目GDPのメキシコペソ換算(1980年から2016年まで)
②名目GDPのドル換算(1980年から2016年まで)

でそれぞれ見ていきます。

次にインフレ率を差し引いた実質GDPの伸び率(経済成長率)を見ていきます。

③実質GDP(経済成長率)の1980年から2016年まで
④実質GDP(経済成長率)の2010年から2018年まで

 

①名目GDPのメキシコペソ換算(1980年から2016年まで)

メキシコ GDP(対メキシコペソ)のグラフです。(期間は1980年から2016年)

これを見ると綺麗な右肩上がりで、経済は順調に拡大しているように見えますよね?
違うんです!
これはグラフのマジックです(@_@)
次のドル換算のグラフを見て下さい!

②名目GDPのドル換算(1980年から2016年まで)

メキシコ GDP(対ドル)のグラフです。(期間は1980年から2016年)

メキシコのGDPをドルで換算するとこのようなグラフになります。
実はここ数年伸び悩んでいるのがわかります。

先程のグラフはメキシコペソをベースで考えており、
近年メキシコペソの価値は下落しているため、GDPが高く見えてしまうのです。

ドル換算のこちらのグラフがより経済の実態に近いと言えます。
つまりメキシコの経済は決して順調とは言えない局面に差し掛かっています!

次にインフレ率を除いた実質GDPの伸び率を見ていきましょう(^^)

③実質GDP(経済成長率)の1980年から2016年まで

実質GDPの伸び率(経済成長率)の1980年から2016年までのグラフを見ていきます。

約26年間のメキシコの経済成長率です。
このグラフからは3つのことがわかります。

①メキシコの経済成長率は上下が激しく安定感に欠ける
②1994年、2009年のバブル崩壊に弱く、大きく下がっている
③ここ数年は下がり気味

メキシコの経済はあまり安定感がないことがわかると思います。
経済の不安定さは為替レートの不安定さに繋がります。

より安定した国の通貨を持ちたいですよね(*^^*)
最後はより最近の経済成長の傾向を見るために、
実質GDPの2010年から8年間のグラフを見てみましょう

④実質GDP(経済成長率)の2010年から2018年まで

実質GDP(経済成長率)の2010年から2018年までのグラフです。

このグラフからは

・2013年から2018年まで2%前後で推移していることがわかります。

正直これは少ない数値でして、経済は減速気味であると言えます。

メキシコのような新興国なら5%ぐらいは欲しい所です。
しかし、政策金利が高い間は経済成長は望めません。
引き続き低い値が続くと思います(@_@)

メキシコの経済成長率まとめ

4つのGDPのグラフからメキシコの経済を見てきた結果、次のことがわかりました。

・メキシコの経済は伸び悩んでいる
・メキシコはバブル崩壊に弱い
・最近の経済成長率は2%台で低迷

つまり、メキシコの経済は決して順調とは言えない状況です(>_<)

ではインフレ率はどうなっているのでしょう?

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【評価△】CPI(インフレ率) – 通貨安の影響で高め(5%弱)

CPIは消費者物価指数と言われて、私やあなたが普段買うものの価格です。
CPIはインフレ率を測る重要な指標で、CPIが高すぎると生活は苦しくなります(>_<)

では、26年分のメキシコ 前年同期比CPIのグラフを見ていきましょう(期間は1980年から2016年)

1987年には驚異の132%の超インフレが起きています(@_@)
新興国には良くあることですね。

2000年あたりから安定してきたように見えますが、ちょっと見にくいので拡大します。

メキシコ政府はCPIの目標値を2%から4%にしていますが、
常に少しオーバーしているように見えます。

しかし注目すべきは、2016年後半からの急激が上昇です。
これは為替レートが下がり、通貨の価値が下がって起きたインフレです。
悪いインフレと言えます。

これを抑えるためにメキシコ政府は政策金利がガンガン上げたんですね!
2016年の3.0%から2018年の7.75%まで3年で2.5倍になっています。

正直ハイペースで上げ過ぎなので経済への悪影響が心配です(>_<)
しかし、そのかいあってCPIが5%弱に下がってきたのは良い傾向です(*^^*)

このまま安定してくれると経済的には良いですね♪
その時は金利も下がると思いますが(@_@)

次は労働者の状況がわかる失業率を見ていきます。
メキシコの失業率にはトリックがあるので騙されないで下さいね(笑)

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【評価できず】失業率 – 4%と低く見えますが、裏があります!

メキシコ 失業率のグラフです(期間は1980年から2016年)

このグラフを見ると2つのことがわかります。

①過去26年間で高くても6%
②最近は4%と低水準

このグラフを見たあなた!違和感ありませんでしたか?
私はありました(@_@)

「さすがに失業率低すぎない?」
だって4%というと、5年ぐらい前の日本の水準ですよ?
メキシコってそんなに仕事あるのかな?って思いますよね。

他の経済指標からはメキシコの経済状況が厳しいことがよくわかりました。
なのに失業率だけ異様に低い。

「それは何故か?」

実は、メキシコの失業率の計算がかなりズルいんです(>_<)

カンタンに言うと「働いている」という状態の認定のハードルが低いです。
例えば、街頭販売や駅の物売りをはじめとする不安定で不十分な職に就く労働者を「働いている人」として計算するためです。
少しでも収入があれば失業者になりません。

だから失業率が低く見えているんですね。
実際は定職で十分な給料を得ている人は遥かに少ないと考えられます。

ゆえに、「失業率が4%だから景気が良いね♪」とは思えません。

最後に人口の推移を見ていきましょう。

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【評価○】人口 – 年1.1%で順調に増加

メキシコの人口のグラフになります(期間は1980年から2016年)

こちらは綺麗に右肩上がりのグラフになっており、
メキシコの人口は順調に増えていると言えます(*^^*)
年間1.1%ぐらいの勢いで人口が増加しています。

新興国の強みがこの人口の増加ですね♪

経済の先行きは怪しいですが、人口が増えている国は基本的には成長していきます。
メキシコ経済にとってプラス要因だと思います。

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まとめ/今後の見通し

メキシコの経済状況まとめ

メキシコの経済状況をカンタンにまとめました。

①政策金利は3年で2.5倍と急上昇しており経済へ悪影響が心配
②為替レートはじりじり下がっているが安値圏で買いやすい
③メキシコの経済状況はやや軟調だかGDPは伸びている

 

結論としては

金利急上昇やCPIが高いリスクはあるが、新興国の中ではおすすめ!

です。

メキシコペソを買いたい場合

メキシコペソを買いたい方はこちらを踏まえて買って下さい(*^^*)

・レバレッジは抑えめ(1倍)
・定期積み立て
10年後の伸びに期待する

今後の見通し

今後の見通しとしては、

政策金利を上げた効果がスムーズに出れば、為替レートは持ち直すと考えています。
一方で、なかなか効果が出ない場合は、経済への悪影響も広がっていきますので、
より厳しい状況となると思います。

どちらにせよ高い政策金利の代償は小さくなく、すぐに状況が好転することは考えづらいです。
買う場合は長期的な目線で保有するのが良いと思います。

メキシコへの投資リスクは低くないため、慎重に投資すべきと考えます。
個人的にはレバレッジは1倍で投資するのが良いと思います。

7.75の政策金利は魅力的ですからね(*^^*)

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おわりに

今回はメキシコの政策金利や為替レート、経済状況を見ていきました。

改めてメキシコという国がどういう経済状況なのか、ご理解頂けたかと思います(*^^*)

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最後まで見てくれてありがとう!
ねくさん
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メキシコペソを買う場合はレバレッジを抑えて慎重に買って下さいね
ハイリスク・ハイリターンな投資だと思います。
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