政策金利はどんな感じなのかな?
政策金利はスワップポイントにも影響しており、非常に重要です。
過去18年間の推移をグラフにして解説したので、ご覧下さい!
こんにちは!投資歴20年のねくです(@nekutaru)
今回は「メキシコ(ペソ)の政策金利」について詳しく見ていきます。
正式な名称は「メキシコの政策金利」ですが、「”メキシコペソ”の政策金利」と認識している方が多いので
本記事では「メキシコ(ペソ)の政策金利」と記載します。
過去18年間の推移や今後の予想、発表時間などをお話していきますね。
この記事は
・これから買おうと思っている方
・既に投資をされている方
におすすめです。
メキシコの政策金利についてまとめると以下の通りです。
- 過去18年間で上下しており、最近は急激に上昇している
- 2023年1月時点では10.50%
- 今後の予想としては、CPI(インフレ率)を見ていると、利上げの可能性は高い
政策金利が上がるのであればスワップポイントも増えるので投資チャンスと判断します。
メキシコペソへの投資を検討してみるのも良いかと思います。
私自身も投資しています。
質問があればコメント欄に書き込んで下さいね。
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メキシコ(ペソ)の政策金利とは
そこから教えてほしいな!
メキシコ中央銀行により金融政策の一つで、メキシコ内の各種金利のベースになります!
この金利によって、メキシコの国債、通貨、株価が動きます。
メキシコ中銀政策金利
「メキシコ中銀政策金利」
またの名を「翌日物銀行間レート」といいます。
これは銀行間で1日だけ貸し借りする時の金利です。
この金利がメキシコ国内のあらゆる金利のベースとなります。
2023年1月時点では10.50%となっています。
メキシコの政策金利が変動するとどうなるか?
政策金利が上がった場合は
- 債券価格は下落(金利は上昇) ↓
- メキシコペソは上昇 ↑
- 株式市場は下落 ↓
政策金利が下がった場合は
- 債券価格は上昇(金利は下落) ↑
- メキシコペソは下落 ↓
- 株式市場は上昇 ↑
という動きをします。
私はメキシコペソを保有しているので、基本的には政策金利は上がってくれた方が嬉しいです。
ただし、政策金利を上げすぎると経済の悪化につながるので慎重な判断が必要だと考えています。
メキシコの政策金利の発表頻度
メキシコの政策金利の発表頻度は年に8回です。
つまり「1.5ヶ月に一度」発表されます。
2022年は2月、3月、5月、6月、8月、9月、11月、12月という感じで発表されました。
2023年もだいたい似たような感じでの発表になるかと思います。
発表月に規則性はないですね。
1月、4月、7月には発表されないことが多いです。
【2023年最新版】メキシコ(ペソ)の政策金利の過去18年分の推移をグラフ(チャート)化
2005年8月からのデータですが、金利は上がったり下がったりしています。
メキシコの政策金利の推移と歴史(18年分)
メキシコの政策金利の推移と歴史(18年分)をグラフにしたのがこちらです。
2005年8月から2023年1月までです。
このグラフから過去18年間の政策金利は上下しているが、最近は急激に上がっているということがわかります。
年代別にわかることは以下の通りです。
- 2007年頃と2019年に政策金利はピークを迎えているが、2022年に更新している
- 2014年~2015年は3.00%で歴史上最安値
- 2020年のコロナショックの影響もあり、下落
- 2021年は景気回復の影響もあり一気に上昇
- 2022年は急上昇
- 2023年1月時点では10.50%
2007年頃と2019年頃に「なぜピークを迎えたか?」、2022年はなぜ急上昇したかを考えてみます。
2007年
2007年について考えてみます。
2007年と言えばリーマンショック直前でバブル景気でしたね。
景気が良く、各国の政策金利がガンガン上がっていた時期です。
景気が良いと、過度のインフレを防ぐために政策金利を上げることがあります。
2007年の政策金利の上昇は景気の良さが原因と考えています。
2008年のリーマンショック後は景気が急速に悪化したため、
それを解決するために政策金利を下げ続けました。
最終的には2014年6月に3.0%まで下がり、その後1年半もの間3.0%でした。
2019年
2019年について考えてみます。
1番の理由は隣の国アメリカの利上げです。
2017年から2019年にかけて、アメリカはすごい勢いで利上げをしました。
2年間で0.75%から2.50%へ利上げしています。
なんと、約3倍!!
これにより隣の国であるメキシコには
通貨安 + インフレ
というダブルパンチが発生。
この2つを抑えるべく、メキシコもガンガン利上げしました!
こちらも2年間で5.75%から8.25%へ1.5倍の利上げです。
つまり、メキシコの政策金利が上がった理由は
と言えます。
2022年の急上昇の理由
2022年は政策金利が6.00%から10.50%まで急上昇しました。
1年で4.50%の上昇は正直過去にないぐらいの異常事態です。
2022年の急上昇したのは、以下の2つが主な理由と考えられます。
- コロナが落ち着き、経済が急回復した結果、物価高(インフレ)が進んだため
- ロシア、ウクライナ問題で物流が阻害され、物価高(インフレ)が進んだため
まとめると「コロナからの経済復活+ロシア、ウクライナ問題によりインフレしたため」となります。
メキシコはインフレを抑えるために政策金利を上げている状況です。
政策金利とインフレについてはこの後詳しくお話します。
以上、メキシコの政策金利の過去18年間の推移からわかることを説明しました。
最近はコロナショックから回復&ロシア、ウクライナ問題でインフレしており、世界的に利上げの流れが来ています。
メキシコの政策金利は2023年1月時点で10.50%です。
非常に高いので、今後の行方が気になりますね。
では続いて、今後の予想や見通しについてお話します。
【2023年最新版】メキシコ(ペソ)の政策金利の今後の予想と見通し(利上げの可能性は?)
まだ上がる
と考えています。
メキシコの政策金利が「まだ上がる」理由
さっき「メキシコの政策金利はまだ上がる」というお話をしましたが、
なぜそうなるのか?
気になりますよね。
その理由は以下の通りです。
- 過去18年間の最高値を超えて10.50%までは上がっているから(上昇の勢いは弱まる)
- とはいえ、CPI(インフレ率)が5%を大幅に超えているので「上がる」可能性が高い
解説します。
過去18年間の最高値を超えて10.50%までは上がっている
メキシコの政策金利の過去18年間のグラフをもう一度みてみましょう。
2023年1月時点では10.50%となっており、
過去18年間の最高値を超えてきています。
そう考えるとここから上がるのは難しそうに見えます。
本当にそうなのか?インフレ率を見てみましょう。
CPI(インフレ率)が5%を大幅に超えている
CPI(インフレ率)のグラフを見てみましょう。
コロナで一時期大きく下がりましたが、最近は大幅に上昇しています。
2023年1月時点では7.82%と、メキシコ中央銀行の目標値上限の5%(画像の赤い帯の上部分)を大幅に超えています。
5%を超えるようだと利上げが検討されるので、引き続き利上げの可能性は高いです。
【まとめ】2023年のメキシコの政策金利の今後の見通しはどうなる?
メキシコの政策金利の今後の見通しは
と考えています。
では、続いて最近のメキシコ(ペソ)の政策金利を見ていきましょう。
メキシコ(ペソ)の政策金利(2020年版)を解説
2020年は1月の7.25%がピークでした。
徐々に下がり4.25%まで下がりました。
2020年のメキシコの政策金利をグラフにすると以下の通りです。
2020年1月をピークに一気に下がりましたね。
コロナの影響で世界経済の流れが利下げになってきたからと考えています。
表にしたのがこちらです。(政策金利の単位は%)
2020/01 | 7.25 |
2020/02 | 7.00 |
2020/03 | 6.50 |
2020/04 | 6.00 |
2020/05 | 5.50 |
2020/06 | 5.00 |
2020/07 | 5.00 |
2020/08 | 4.50 |
2020/09 | 4.25 |
2020/10 | 4.25 |
2020/11 | 4.25 |
2020/12 | 4.25 |
1月以降に一気に下がり、4.25%まで下がってますね。
メキシコ(ペソ)の政策金利(2021年版)を解説
2021年のメキシコの政策金利をグラフにすると以下の通りです。
2021年はコロナショックから立ち直り、大幅に上がりました。
2022年はその勢いを維持して上がっています。
表にしたのがこちらです。(政策金利の単位は%)
2021/01 | 4.25 |
2021/02 | 4.00 |
2021/03 | 4.00 |
2021/04 | 4.00 |
2021/05 | 4.00 |
2021/06 | 4.25 |
2021/07 | 4.25 |
2021/08 | 4.50 |
2021/09 | 4.50 |
2021/10 | 4.75 |
2021/11 | 5.00 |
2021/12 | 5.50 |
2021年は順当に上がっています。
1年で1.25%の上昇です。
でも2022年はものすごいことになっています。。
メキシコ(ペソ)の政策金利(2022年版)を解説
2022年はその勢いが加速して急激に上がっています。
2022年のメキシコの政策金利をグラフにすると以下の通りです。
2021年はコロナショックから立ち直り、大幅に上がりました。
2022年はその勢いを加速して、急激に上がっています。
表にしたのがこちらです。(政策金利の単位は%)
2022/01 | 6.00 |
2022/02 | 6.00 |
2022/03 | 6.50 |
2022/04 | 6.50 |
2022/05 | 7.00 |
2022/06 | 7.75 |
2022/07 | 7.75 |
2022/08 | 8.50 |
2022/09 | 9.25 |
2022/10 | 9.25 |
2022/11 | 10.00 |
2022/12 | 10.50 |
2022年も上がる勢いがものすごいですね。
なんと、1年で4.50%も上がっています。
正直上げすぎて経済は大丈夫なんだろうか?と思います。。
とはいえ、既に書いた通りまだ上る可能性は高いと考えています。
メキシコ(ペソ)の政策金利の発表日と時間は?
メキシコの政策金利が発表されるのは、1.5ヶ月に1度の会合が終わったあとです。
なので、日本時間の深夜3時か4時です。
これは事前に決まっているものの、法則性はありません。
私はだいたい、翌朝に確認しています。
【まとめ】メキシコ(ペソ)の政策金利
今回は「メキシコの政策金利」について詳しくお話しました。
過去18年間の推移や今後の予想、発表時間などをお話していきます。
メキシコの政策金利についてまとめると以下の通りです。
- 過去18年間で上下しており、最近は急激に上昇している
- 2023年1月時点では10.50%
- 今後の予想としては、CPI(インフレ率)を見ていると、利上げの可能性は高い
政策金利が上がるのであればスワップポイントも増えるので投資チャンスと判断します。
メキシコペソへの投資を検討してみるのも良いかと思います。
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この記事を読むだけで、メキシコペソ投資について理解できるようになっています。
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ではではー 良き投資ライフを!
コメント
メキシコペソまた5.3代まで下がってきました。16日の金利を下げる発表があると5.00を切る可能性が増すということでしょうか?