メキシコペソ円の見通しを為替チャートを使って詳しく解説して行きますね!
こんにちは!投資歴18年のねくです(@nekutaru)
今回は「メキシコペソ円の見通し」について詳しく見ていきます。
為替チャートの解析や、今後のレート、相場動向の予想も含めてお話していきますね。
この記事は
- メキシコペソに興味がある
- メキシコペソの今後の見通しが気になる
- メキシコペソってぶっちゃけ上がるの?
という方に向けて書いてます。
本記事を読むと、メキシコペソの見通しがわかり、投資すべきか判断できるようになります。
動画や音声で視聴したい方はこちらをご覧下さい。
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メキシコペソ円の見通し(今後の予想)は短期的には横ばい、長期的には緩やかに下落
その理由を詳しくご説明しますね。
言葉の定義は以下の通りです。
- 短期 = 1年~5年
- 長期 = 5年以上
それではご説明していきます。
メキシコペソ円の見通しが「短期的に横ばい」の理由
以下の3つがその理由です。
- 歴史上の最安値付近だから
- 過去5年間は5円付近で安定(横ばい)しているから
- メキシコ政府がメキシコペソ安を嫌っているから
それぞれ解説します。
①歴史上の最安値付近だから
1つ目の理由は、今のメキシコペソ円が「歴史上の最安値付近だから」です。
こちらの過去32年のメキシコペソ円の推移がこちらです。
一言で言えば「右肩下がり」です。
つまり、今が1番安いということです。
このままでは見にくいので、過去14年の為替チャートを見てみましょう。
メキシコペソ円の歴史上最安値は約4.2円なので、今はその少し上の5.2円ぐらいの位置にいます。
2011年から2013年も5円台をウロウロしており、2016年から2019年5月も同様です。
2020年はコロナショックで4.2円という最安値を更新しています。
つまり、このあたりが一旦の底値と見ることができます。
ゆえに、「しばらくはこの5円付近で横ばい」と考えています。
②過去5年間は5円付近で安定(横ばい)しているから
2つ目の理由は、「メキシコペソ円は、過去5年間5円付近で安定(横ばい)しているから」です。
さっきと同じ、過去14年の為替チャートを見てみましょう。
2016年から2021年の5年間も「6円から5円の間で動いている」ことがわかります。
つまり、横ばい(レンジ)です。
さらにコロナショックで4.2円まで下がったものの、すぐに5円台に戻ってきました。
メキシコペソ円にとって、5円台が心地よい水準なのでしょう。
これが、今後も短期的には横ばい(レンジ)が続く理由です。
③メキシコ政府がメキシコペソ安を嫌っているから
3つ目の理由は「メキシコ政府がメキシコペソ安を嫌っているから」です。
その証拠を2018年~2019年の為替チャートで説明します。
この為替チャートの赤い矢印が指している月に、メキシコ政府は利上げをしました。
2018年の2月、6月、11月、12月ですね。
その結果、2019年のメキシコの政策金利は7.25%から8.25%まで上昇しました。
※2021年時点ではコロナの影響で4.25%まで下落しています。
利上げをすると、その通貨は基本的に買われます。
みんな金利が良い通貨が欲しいですもんね。
つまり、メキシコペソの価値を支えるために利上げをしたと考えられます。
まとめると「メキシコ政府はメキシコペソが安くなるのを嫌い、利上げをした」ということです。
とはいえ、2021年はコロナの影響により世界的な低金利の流れが来ています。
それによりメキシコの政策金利は4.25%まで落ち込んでいます。
つまり、メキシコ政府は
- 通貨の価値を維持したいから、利上げをしたい
- でも経済を回復させるためには、利上げしにくい
という板挟みの状態になっていますね。
となると、コロナの影響が落ち着いてくれば金利は上がるということです。
そうなってくればメキシコペソ円も上昇するでしょう。
その結果、短期的には横ばい、もしくは上昇が期待出来ますね!
メキシコペソの金利については「 メキシコペソの金利を解説」で詳しく解説していますのでご覧下さい。(近日中に2021年版に更新予定です)
【まとめ】メキシコペソ円の見通しが「短期的に横ばい」の理由
繰り返しになりますが、メキシコペソ円の見通しが「短期的に横ばい」の理由は以下の3つです。
- 歴史上の最安値付近だから
- 過去5年間は5円付近で安定(横ばい)しているから
- メキシコ政府がメキシコペソ安を嫌っているから
短期的には下がりにくい状況と考えています。
続いて、長期的な目線で解説していきます!
メキシコペソ円の見通しが「長期的に緩やかに下落」の理由
以下の3つがその理由です。
- 過去32年間を見ても下落し続けているから
- 政策金利が比較的高いから
- 長期的には円安になり下落は緩やかになるから
それぞれ説明していきます。
①過去32年間を見ても下落し続けているから
1つ目の理由は「過去32年間を見ても下落し続けているから」です。
こちらが過去32年間のメキシコペソの為替チャートです。
説明するまでもなく、右肩下がりですよね。。
これは、メキシコが悪いわけではなく、新興国ではよくあるパターンです。
それに1994年以前は固定相場制だったのでそこは無視してOKです。
この為替チャートを見て「長期的にこれからは上昇する!」とは言えないですね。
だから、長期的には下落すると考えています。
とはいえ、下落速度はゆっくりになっていくのでスワップポイントも含めると利益は出る想定です。
②政策金利が比較的高いから
2つ目の理由は「政策金利が比較的高いから」です。
過去17年間のメキシコの政策金利の推移を見て下さい。
2016年~2019年で急激に上昇しているのがわかります。
その後、2020年にコロナショックで大幅に下落したものの、
2021年1月のメキシコの政策金利は4.25%。
まだまだ高いと言えます。
政策金利というのは為替レートと密接な関係にあり、
政策金利が高い場合は為替レートは下がりやすいです。
※利上げは短期的には為替レートを押し上げる効果がありますが、長期的には下落させます。
だから、4.25%という比較的高い政策金利のメキシコの通貨は安くなりやすいということです。
ゆえに、メキシコペソは長期的には下落すると考えています。
③長期的には円安になり下落は緩やかになるから
3つ目の理由は「長期的には円安になり下落は緩やかになるから」です。
これは下落の理由ではなく、「下落が緩やかになる理由」ですね。
最後の理由はメキシコというよりは日本側の問題です。
私は長期的には円安(円の価値が下がる)になると考えています。
円の価値が下がると思う理由は主に日本の経済の弱さです。
日本経済の弱さの理由を挙げると、以下の通りです
- 少子高齢化
- 人口減少
- デフレ
他にもありますが、正直経済面から考えると日本は弱くなる未来しか見えません。
国が弱くなれば、通貨も弱くなります。
つまり、長期的には円安ということです。
円安になれば、メキシコペソ円の価値はあがりますよね。
だから、メキシコペソ円は下落するけども、その勢いは緩やかになると考えています。
【まとめ】メキシコペソ円の見通しが「長期的に緩やかに下落」の理由
繰り返しになりますが、メキシコペソ円の見通しが「長期的に緩やかに下落」の理由は以下の3つです
- 過去32年間を見ても下落し続けているから
- 政策金利が比較的高いから
- 長期的には円安になり下落は緩やかになるから
長期的には緩やかに下落していくと考えています。
メキシコペソ円の相場の動向
メキシコペソ円の相場の動向ですが、以下の要因に注目です
- アメリカの政策金利
- メキシコの政策金利
- メキシコ経済の動向(GDPやCPI)
- アメリカとメキシコの政治動向
- 日本経済のゆくえ
メキシコペソ円は、主に世界経済のゆくえに強く反応します。
つまり、アメリカが不景気になったり、中国とバチバチとケンカをすると、メキシコペソ円は下がります。
次にメキシコ国内の経済の動向が影響します。
1番反応するのは政策金利の変更です。
やはり利下げとなると、結構下がるイメージです。
金利が低い通貨は持ちなくないですもんね。
アメリカの大統領がバイデンになったことで、メキシコとアメリカの国境に壁を作る話はほぼ消えたと考えており
そこは一安心ですね。
日本経済は一応関係しますが、今はほとんど影響しないですね。
メキシコペソ円をとりまく相場の動向はこんな感じです。
世界経済のゆくえによる変動が1番影響するので、アメリカや中国の政治的な動きは注意しておくと良いです。
メキシコペソ円を今買うべきなのか?
あなたが気になるのは「メキシコペソ円を今買うべきか?」という点だと思います。
なぜなら、今後下がり続ける可能性はあるものの、
それを上回るスワップポイント(金利)がもらえる可能性が高いからです。
つまり、トータルで考えると利益が出る可能性が高いです。
さらに20年後や30年後を考えると、高確率で円安になると考えており、
その場合はスワップポイントだけでなく、為替差益でも利益が出る可能性があります。
強制ロスカットの心配をなくして、落ち着いてメキシコペソ円を保有し続けるのがおすすめです!
私はそのつもりでメキシコペソを買ってます。
メキシコペソ円の長期チャートを徹底分析!
メキシコペソ円の為替チャートを以下の4パターンで見ていきます。
- 1990年から2021年の32年間分
- 1998年から2021年の24年間分
- 2008年から2021年の14年間分
- 2018年から2021年の4年間分
①1990年から2021年の32年間分
1990年から2021年の32年間分のメキシコペソ円の為替チャートがこちらです。
大きな特徴は1994年にあったメキシコ通貨危機ですね。
メキシコ通貨危機とは、1994年末から1995年にかけて発生した、メキシコペソの暴落のことです。
アメリカの利上げとメキシコの政治不安で大量の資金が流出したことが原因で暴落しました。
その結果、固定相場制を維持できずに変動相場制へと移行したってわけです。
そこから2021年の今まで、メキシコペソ円はずっと緩やかに下がっていますね。
今後も引き続きこの流れは継続すると考えています。
②1998年から2021年の24年間分
1998年から2021年の24年間分のメキシコペソ円の為替チャートがこちらです。
メキシコペソ円の為替チャート24年間分を見てわかるのは以下の3つです。
- 24年間緩やかに下り続けていること
- 5つの暴落
- 最安値は4.22円、最高値は16.71円で4分の1に下落
こうやってあらためてみると、段階的に下がってるんですよね。
そして24年間で約4分の1までメキシコペソ円の為替レートは下落しました。
新興国ではよくあるパターンですね。
今後、どこまで下がるかは少し読みづらいと考えています。
過去24年の間にメキシコペソで起きた5つの暴落は以下の通りです。
- アジア通貨危機
- アメリカドットコムバブル崩壊
- リーマンショック
- 日本増税&ブレエグジット
- コロナショック
暴落が起きる時は、メキシコやメキシコペソに問題があるというよりも、世界的な不況になり円高になる
というパターンですね。
このような暴落は今後10年以内ぐらいに1度は起きると考えています。
暴落が起きても問題ないようにレバレッジは抑えるのがおすすめです。
理想はレバレッジ1倍ですね。
③2008年から2021年の14年間分
2008年から2021年の14年間分のメキシコペソ円の為替チャートがこちらです。
注目して欲しいのは以下の3点です。
- リーマンショック前の高値を越えられない
- 2020年に歴史上最安値を更新している
- 最近の為替レートが5.2円と安値圏である
まず重要なのが、2008年のリーマンショック前の高値11円を越えることができてないということです。
つまり、この14年間でシンプルにメキシコペソ円の価値が落ちてるんですよね。
次に、2020年に歴史上の最安値を更新しているということです。
まだ今後もこの安値を更新する可能性はあると考えています。
安易なハイレバレッジは危険です。
最後は最近の為替レートが5.2円と安値圏であるということです。
客観的に見て、今は買い時ですね。
ただし、さらなる下落は覚悟しておく必要があるので、そこは注意して下さい。
④2018年から2021年の4年間分
2018年から2021年の4年間分のメキシコペソ円の為替チャートがこちらです。
ポイントとなるのは、以下の3点です。
- 2018年1月から2020年2月までは6円~5円で横ばい
- 2020年3月のコロナショックで4.2円まで暴落
- その後1年で5.2円まで大幅上昇
現在は5.2円まで伸びてますが、うまく行けば6円台も目指せそうです。
最近は好調ですね。
理由はコロナショックが落ち着いてきたこと、そして大統領がバイデンになったことです。
バイデンになったことによりアメリカとメキシコはある程度仲良くなると思います。
アメリカとうまくやっていければメキシコは成長していきます。
今後の動向に期待ですね。
今後買うタイミングを探している方は、今買うのがおすすめです。
【まとめ】メキシコペソ円の為替チャート
メキシコペソ円の為替チャートを以下の4パターンで見てきました。
- 1990年から2021年の32年間分
- 1998年から2021年の24年間分
- 2008年から2021年の14年間分
- 2018年から2021年の4年間分
メキシコペソ円の為替チャートが過去にどんな動きをしてきたかわかったと思います。
メキシコペソ円の為替チャートについてもっと知りたい方は「メキシコペソ円の長期チャートを分析」をご覧下さい。(こちらの記事も近日中に2021年版に更新予定です)
メキシコペソ円の為替レートは安くて買い時だが、さらなる下落には注意
ただし、さらなる下落の可能性もあるので、注意が必要ですよ!
メキシコペソ円の為替レートは安い
メキシコペソ円の現在の為替レートは安いです。
このように過去32年間の為替チャートを見ると、54円から5.2円まで約10分の1になっています。
今が買い時だと言えますね。
ただし、こちらの過去21年間の為替チャートを見ると、まだまだ下がりそうに見えますよね。
つまり「メキシコペソ円の為替レートは今が安値なのは間違いないですが、まだ下がる可能性も考慮して買うべき」ということです。
今のうちに仕込んでおいて、20年後、30年後にスワップポイント+為替差益でガッツリ利益を狙いましょう!
ただし、レバレッジは低めにして下さいね!
【まとめ】メキシコペソ円の見通し
今回は「メキシコペソ円の見通し」について
為替チャートの解析や、今後のレート、相場動向の予想などをお話しました。
この記事は
- メキシコペソに興味がある
- メキシコペソの今後の見通しが気になる
- メキシコペソってぶっちゃけ上がるの?
という方に向けて書きました。
これらの疑問は解消できていたら幸いです。
質問があればコメント欄に書き込んでね。
メキシコペソを買うならスワップポイントが高いセントラル短資FXで買うのがおすすめです。
私も720万円を入金して使っています。
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セントラル短資FXについては
「セントラル短資FXはメキシコペソのスワップポイントが高い!」に詳しく書いているのでご覧下さい。
メキシコペソへの投資方法について詳しく知りたい方は「メキシコペソ投資の実績をブログで公開中」をご覧下さい。
この記事を読むだけで、メキシコペソ投資について理解できるようになっています。
ではではー 良き投資ライフを!
コメント
予言的中ですよ⁉️
まさか、この記事の翌日に。
レートまで的中させるなんて!
コメントありがとうございます!
まさかこんなに下がるとは、、、あまり的中して欲しくはなかったですね。。
今メキシコペソをサンワード貿易とGMO証券(くりっく365)で運用してます。
FXを教えてくれた同僚にFXをやるなら、くりっく365がいいと言われそうしてます。
みんなのFXはくりっく365ではないと思うのですが、レバレッジが25倍というのと証券会社が倒産しても大丈夫という365との違いがよく分かりません。どちらが安全とかお得とかあるのでしょうか?
これからコンシェルジェのメリットや誠意の感じられないサンワード貿易はやめて、暫くはFXゆえ2通貨に絞りレバレッジを低めGMO以外に証券会社で口座を持とうと思っているのでアドバイスをしてもらえると助かります。
よろしくお願い致します。
廣瀬さん、コメントありがとうございます!
>どちらが安全とかお得とかあるのでしょうか?
安全面では、ほぼ変わりませんが、若干くりっく365が安全と言えます。
お得度では、スワップポイントの高さから圧倒的にみんなのFXがおすすめですね!
メキシコペソならみんなのFXが良いと思います
答えていただきありがとうございます。
みんなのFX検討してみます。(^o^)/