こんにちは！投資歴18年のねくです(@nekutaru)
今回は【投資実績検証】シリーズの第3弾として「メキシコペソ」の投資実績を検証していきます。
メキシコペソへの投資を検討している方におすすめです。
具体的には
という観点で検証していきます。
※スワップポイントの再投資はしません。そのまま証拠金として口座に蓄積します。
結論としては
「13年間の合計損益は+18%(年利1.4%)」
という結果になりました。
少ない！
と思うかも知れませんが、リーマンショック前の高値で購入した前提でこの利回りです。
高値づかみしても+18%出るなら十分だな、と個人的には思っています。
この検証では、スワップポイントだけでなく為替レートによる損益もちゃんと計算しています。
スワップポイントが高くても為替レートで損したら意味ないですから。
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私も2,032万円入金してメイン口座として使っています。
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13年間の合計損益は+18%！？
メキシコペソの13年間の合計損益は+18%でした。
・1年毎の損益の一覧表
それぞれ見ていきましょう。
メキシコペソの投資実績検証をしたグラフ
メキシコペソの投資実績検証をしたグラフがこちらです。
期間は2008年7月から2021年4月です。
政策金利=スワップポイントという前提にしています。
青がポジション損益
赤がスワップポイント損益
緑が合計損益
です。
このグラフから以下のことがわかります。
・スワップポイント損益は年間5%ずつ着実に蓄積 13年で66%
・合計損益が5年間はマイナス、その後はプラスとマイナスをうろうろ、2021年にようやく+18%まで上昇
つまり
・高値で買ったためポジション損益は常にマイナス
・長期間持つことでスワップポイントは着実に蓄積
・合計損益はマイナス期間が長く、安定しない。最近はかなりのプラスに！
と考えられます。
1年毎の損益の一覧表
2008年の7月にメキシコペソを購入した前提になっています。
ボジション損益は見事にずっとマイナスですね。
バブルピークの高値でメキシコペソを買っているためしょうがないです。
13年後では-47.80%と大幅な赤字です。
スワップ損益は着実に蓄積され
13年後には+65.92%の黒字となっています。
合計損益は
2014年にプラスになりますが、
2016年には-11.83と大幅マイナス
2021年にはようやく+18.12%になりました。
これは
ポジション損益の大幅なマイナス
を
スワップポイント損益のプラス
でカバーしている形になります。
ただ、これはリーマンショック直前に全額投資してしまった
というのが大きく関係しています。
逆に13年後に+18%というだけで凄い結果かも知れませんね。
この結果を避ける方法としては
「購入時期の分散(定期積み立て)」
があります。
つまり一度にドカンと買わずに毎月買うことで
このような高値で買うことを避けることが可能です。
購入時期を適切に見極めるのは難しいので、
私は「定期積み立て」をおすすめしています。
メキシコペソ投資実績検証のまとめ
・損益安定のために定期積み立てすべし
次はボジション損益について詳しく見てみましょう
ボジション損益は常時マイナス 13年後は -48%
実績検証結果のグラフをもう一度表示します。
青線がボジション損益です。
投資開始直後に-39.50%を記録しています。
これはバブルピークの高値でメキシコペソを買っているためです。
時期的に2008年07月はリーマンショック直前の最も為替レートが高い時期でした。
その後、為替レートは上下しつつ緩やかに下ります。
ボジション損益は
・13年後でも-48%
となっています。
-48%はなかなかの下落率ですね。
約半分になってしまうイメージです。
とはいえ、高いスワップポイントがあるので、合計するとプラスになるのがメキシコペソ投資の良い所ですね！
同時期のメキシコペソの為替レートを分析(メキシコペソは買いなのか？)
同時期のメキシコペソの為替レートはこちらです。
メキシコペソが買いなのか見ていきましょう！
このグラフからは3つのことがわかります。
②その後も大きく上下するものの、リーマンショック前の水準には戻らない
③2020年にコロナショックで最安値4.2円を記録したものの最近は少し持ち直している(5.4円)
メキシコペソの為替レートを見ると
・リーマンショック後の大暴落を除けば、比較的安定している
・最近はかなり安いが、下がり続けているわけでもない
・コロナショックで大きく下がったが、V字回復で盛り返している
ということがわかります。
もし、メキシコペソを買う場合は、以下を踏まえて買うようにして下さい。
・過去13年では18%(年利1.4%)しか利益が出なかった(リーマンショック前の高値で買っているため)
・強制ロスカットされないように、レバレッジは1倍にし、毎月少しずつ買う
まとめると
・為替レートを見ずに定期積み立てで買う
という方法がおすすめ！
スワップポイント損益は年間5%ずつ着実に蓄積 13年後は 66%
実績検証結果のグラフをもう一度表示します。
赤線がスワップポイント損益です。
年5%で綺麗に上昇しているのがわかると思います。
スワップポイントの損益は実に安定していて良いですね。
メキシコの政策金利と今後の見通し
次はメキシコの政策金利のグラフを見てみます。
政策金利は13年間でかなり上下しますね。
3.0%から8.25%までの変動です。
平均すると年5%ぐらいの増加率です。
メキシコの政策金利はトルコリラに続いてすごく高いですね。
これがメキシコペソの最大の魅力です。
ただし、コロナショックで政策金利が4.00%まで下がっています。
急激に下る可能性は低いと思いますが、過度の期待は禁物ですね。
メキシコペソを長期的に持つなら最低3.0%、平均5%ぐらいのつもりで買うのが良いです。
メキシコペソ円の見通しについて詳しく知りたい方は「メキシコペソ円の見通しを解説」をご覧下さい。
投資実績検証のまとめ
「13年前の2008年7月」に「メキシコペソ」を買ってずっと持っていた場合(スワップでの再投資はしない)
・ボジション損益は常時マイナス 13年後は -48%
・スワップポイント損益は年間5%ずつ着実に蓄積 13年後は 66%
という結果になりました。
つまり過去13年間に限って言えば
・メキシコペソはそこそこ利益が出た(リーマンショックを考えると上出来)
・レバレッジは抑えめに！(強制ロスカットが怖いので1倍がおすすめ)
と言えます。
投資実績検証の詳細はこちらの表をもう一度ご覧下さい。
未来のことはわかりませんが、
メキシコペソを買う場合は、以下を踏まえて買うようにして下さい。
そして買う場合はリスクを抑えるために
・定期積み立て
をオススメします。
しっかりとリスク管理をし、楽しい投資ライフを過ごしましょう。
おわりに
今回は【投資実績検証】シリーズの第3弾として「メキシコペソ」の投資実績を検証してきました。
具体的には
「13年前の2008年7月」に「メキシコペソ」を買ってずっと持っていたらどうなるのか？
という観点で検証しました。
結論としては
「13年間の合計損益は+18%(年利1.4%)」
となりました。
あなたのメキシコペソ投資の参考になれば幸いです。
長期投資目的でメキシコペソに投資して行きましょう！
質問があればコメント欄に書き込んで下さいね。
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「【アイネット証券をわかりやすく解説！】メキシコペソのスワップポイントが超高い！」をご覧下さい。
メキシコペソ円の見通しについて詳しく知りたい方は「メキシコペソ円の見通しを解説」をご覧下さい。
私のメキシコペソ投資の詳細と実績は「メキシコペソ投資の実績をブログで公開中」をご覧下さい。
この記事を読むだけで、メキシコペソ投資について理解できるようになっています。
ではではー 良き投資ライフを！
コメント
貴社サイトからタイアップキャンペーンで3000円取得の条件の確認。
例えばFX業者=LIGHT FX、メキシコペソを5Lot取引 の場合、MXNJPY=5.8円として、
①レバレッジ＝1のとき、5万通貨（5Lot)→29万円 ②レバレッジｘ25のとき、
5Lot→11600円 の証拠金を用意する必要がありますね。
5Lot取引とは①の場合で29万円、②の場合で11600円の現金を用意するわけですが、②の場合、取引直後からロスカットの可能性大なので、実際はレバx1～2でということになるので、結局、
29～14.5万円用意しなければならないのでしょうか。
木村さん、コメントありがとうございます！
基本的には記載して頂いた認識の通りです。
1つテクニックがあるとすれば、
5万通貨を買って、すぐ売っても条件は満たします。
その場合、すぐに売れば「スプレッド+ちょっと」ぐらいのコストで3000円がゲットできるのでお得です。
口座開設はしたいけど、取引タイミングはまだ決まっていないというのであればご検討下さい。