【2020年 見通し/予想】豪ドル円の金利は上がる?豪ドル円は100円行く?

※本記事はプロモーションを含みます。
豪ドル

こんにちは!投資歴18年のねくです(@nekutaru)

今回は

「豪ドルの金利は上がるかどうか?100円行くかどうか?」

についてお話します。

 

2020年最新版の情報になります。

 

この記事は

「豪ドルに投資したいけど、今後の金利の見通しが気になる」
「下がり続ける豪ドルの政策金利に歯止めはかかるの?」

という投資家の方におすすめです。

 

本記事を読めば「今、豪ドルに投資すべきか」判断出来るようになります。

 

質問があればコメント欄に書き込んで下さいね。

 

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この記事を読むだけで、豪ドル投資について理解できるようになっています。

 

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【2020年 見通し/予想】豪ドルの政策金利は上がるのか?

私個人の意見としては、
「しばらくは厳しい」
と考えています。

 

理由としては以下の通りです。
・オーストラリアは経済は順調に成長しているが、雇用統計やインフレ率がいまいち
・オーストラリアはチャンスがあれば政策金利を上げたいと思っているが、世界経済は停滞している

 

むしろ、2020年1月時点では0.75%まで落ちています。

世界経済が回復しないと金利は上がらないと考えています。

 

オーストラリアの森林火災が長引いているというのも経済に悪影響を及ぼしており、不安要素ですね。

 

それぞれ説明してきます。

 

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オーストラリアの経済は順調に成長しているが、雇用統計やインフレ率がいまいち

オーストラリアの経済は順調に成長しているが、雇用統計やインフレ率がいまいちなので

政策金利の上昇は難しそうです。

 

まずは「オーストラリアの経済は順調に成長している」についてお話します。

オーストラリアの経済は順調に成長している

オーストラリアという国は経済が非常に安定しており、
28年連続で景気後退していない、唯一の先進国となっています。

 

経済のコントロールが非常にうまい国と言えます。

 

為替レートの変動の大半は外部要因なのです。

 

主な外部要因は以下の通りです。
・中国経済
・アメリカ経済
・日本経済
・資源価格

 

これらの外部要因が安定し、インフレ率が3%を超えてくる場合
利上げが見えてきます。
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続いて「オーストラリアの雇用統計やインフレ率がいまいち」という話をします。

 

オーストラリアの雇用統計やインフレ率がいまいち

2020年1月の最新データでは

  • 失業率:5.1%
  • 新規雇用者数:2.89万人

と若干回復しましたが、まだ低迷してます。

 

失業率に至っては、一度5.0%まで落ちた時期もありましたが、また上昇してしまっています。

 

インフレ率(CPI)については2020年1月時点で1.8%とやや低いです。

政府の目標値は2%~3%なのでかなり物足りないですね。

 

これでは利下げもやむなしです。

 

オーストラリアの政策金利が上がるにはまだまだ時間が掛かりそうです。

 

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オーストラリアは政策金利を上げたいが、世界経済が停滞している

オーストラリアは政策金利を上げたいが、世界経済が停滞しているので難しいという話をします。

 

まずは「なぜオーストラリアは政策金利を上げたいのか」を解説します。

 

 

オーストラリアが利上げしたい5つの理由

オーストラリアが利上げをする理由は大きく5つあります。
①自国へ他国の投資マネーを集めたい
②自国の経済が低迷した時用に政策金利を下げる余地を作る
③自国の経済の加熱を抑えたい(インフレさせたくない)
④自国の通貨の価値を維持したいから(インフレさせたくない)
⑤自国の通貨を高くして輸入を有利にしたいから

 

この中で、オーストラリアがチャンスがあれば政策金利を上げたい
と思っている主な理由は
①と②です。

 

③から⑤は最近のオーストラリアでは該当しない状態です。

 

①から⑤まで解説していきます。

 

①自国へ他国の投資マネーを集めたい

これはオーストラリアの成長戦略が関係してきます。
オーストラリアが高金利通貨である理由の一つでもあります。

 

オーストラリアは土地が非常にある大きい国です。
しかし一方で国民は2400万人程度と、日本の5分の1しかいません。

 

国民が少なければ内需も期待できません。

 

そんな中、国を発展させるにはお金が必要です。
そのために他国から投資マネーを集める必要があります

 

つまり
投資家の気を引くために意図的に高金利に誘導しているのです。

 

私も、これを見てるあなたも、豪ドルの高金利に惹かれてますよね(笑)
見事な戦略です。

 

②自国の経済が低迷した時用に政策金利を下げる余地を作る

政策金利を経済のコントロールに使う時のお話です。

 

日本とかまさにそうですが、
景気が悪くなって来ると金利下げますよね?

 

でも金利0だとどうしますか?

 

下げれませんよね?(笑)
※まぁ日本はマイナス金利というウルトラCを実施してしまったわけですが。。。

 

つまり、
不況時に金利が下げれるように、余裕がある時に金利を上げておく
ということです。

 

※一般的に金利を上げると経済は抑制されるので、
 ショックが少ないように好景気時に上げることが多いです。

 

③自国の経済の加熱を抑えたい(インフレさせたくない)

これも、②と同じく
政策金利を経済のコントロールに使う時のお話です。

 

今ちょうどアメリカがこの状況です。
ただでさえ景気が良かったのに
トランプさんが大型減税するもんだから
アメリカの中央銀行(FRB)は焦って金利を上げています。

 

2018年7月現在で2.0%、今年中にあと2回は金利を上げるようです。

 

一般的に金利を上げる場合、
お金が借りにくくなって、経済は抑制されます。

 

この手法を使い、インフレが加速しすぎないようにします。

 

高すぎるインフレ率は経済に悪影響を及ぼします。

 

今日100円のパンが来年には200円になってたら困りますよね?
極端ですが、そういう話です。

 

なので、各国はインフレ率を2%から3%にするように調整しています。

 

日本はインフレ2%を目指していますね
実現性は乏しいですが(笑)

 

④自国の通貨の価値を維持したいから(インフレさせたくない)

こちらも③と同じですが、状況が違います。

 

通貨の価値が継続して落ちているような国の場合です。

 

この場合、通貨の価値が落ち続けているので
放置すると急激なインフレになってしまいます。

 

それを防ぐために高金利にし、他国から投資マネーを集めます。
そうやって通貨の価値を維持しています。

 

最近人気の
南アフリカランド、メキシコペソ、トルコリラ
あたりがわかりやすいです。

 

最近のオーストラリアは経済が安定しているので、
あまり当てはまらなくなってきています。

 

⑤自国の通貨を高くして輸入を有利にしたいから

これは貿易的な観点です。

 

自国通貨を高くした場合、輸入する際に少ない通貨で輸入出来ます。(輸入産業が儲かる)
逆に輸出は多くの通貨が必要になります。(輸出産業が損する)

 

輸入が主力の国では有効です。

 

2016年時点では
・輸出(3,303億豪ドル)
・輸入(3,423億豪ドル)
と輸入と輸出がほぼ同額
となっていますので、

 

最近のオーストラリアでは当てはまりません。

 

つまり、オーストラリアは「自国の経済状況が許せば」
①自国へ他国の投資マネーを集めたい
②自国の経済が低迷した時用に政策金利を下げる余地を作る
という目的で政策金利を上げたいと思っています。

今はまだオーストラリアの経済が利上げ出来る状態ではないですが。。。

 

続いて「世界経済が停滞しているので利上げは難しい」という話をします。

 

世界経済が停滞しているので利上げは難しいという話

2020年1月時点では、アメリカや中国も見ても景気が後退している様子が見られます。

 

中国のGDPも6.2%と大幅ダウンしましたし、

アメリカは利下げをしようとしています。

 

こんな中「オーストラリアだけ利上げをする」というのは非現実的です。

世界経済が上向かない限り、オーストラリアの利上げは難しそうです。

 

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なぜオーストラリアは政策金利を下げ続けたのか

今の豪ドルの金利は全盛期の1/10です。(ピーク7.5%、2020年1月時点で0.75%)
なぜこんなにも政策金利を下げ続けたのか?

 

それは

 

「自国の経済を成長させたいから(インフレさせたい)」

 

この1点に尽きます。

 

自国をインフレさせるための手法として、
政策金利を下げて、市場に出回るお金を増やす
という手法があります。

 

その成果は出ており、結果的に
28年連続で景気後退しない
という非常に安定した経済を実現しています。

 

逆にいうと、
「自国の経済が安定してきた(インフレしてきた)」
時は政策金利が上がるチャンスです。

 

オーストラリアは「自国の経済状況が許せば」
①自国へ他国の投資マネーを集めたい
②自国の経済が低迷した時用に政策金利を下げる余地を作る
という目的で政策金利を上げたいと思っていますので、

 

経済状況が上向いてきた場合は金利が上がる可能性はあると考えます。

 

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チャートから見る政策金利が上がる2つのシナリオ

こちらの
豪ドルの為替レートと政策金利の長期チャート(1991-2011)
を見て下さい。
赤が為替レート
青が政策金利
です。

 

これを見ると、政策金利が上がる場合2つのパターンが考えられます。

 

・為替レートと政策金利が反比例するパターン(チャート左側)
・為替レートと政策金利が正比例するパターン(チャート右側)

 

です。

 

つまり今後金利が上がる場合、こういう2つシナリオになります。

①豪ドルの為替レートが下がり、その維持のために政策金利を上げる
②オーストラリアの経済が好調のため、戦略的に政策金利を上げる

 

それぞれのシナリオを説明します。

 

①豪ドルの為替レートが下がり、その維持のために政策金利を上げる

・為替レートと政策金利が反比例するパターン(チャート左側)

です。

 

具体的に、オーストラリアの経済が悪化するような場合です。

 

この場合、政策金利は上がり、スワップポイントは増えますが、
為替レートは落ちており
オーストラリアとしての経済の安定性、信頼も落ちている状況です。

 

素直に喜べませんね。。。

 

この場合は
「下げ幅を見極めつつ、慎重に安値で買っていきたい」
です。

 

今までの経済成長を見る限り、あまりないパターンかと思います。

 

②オーストラリアの経済が好調のため、戦略的に政策金利を上げる

・為替レートと政策金利が正比例するパターン(チャート右側)

です。

具体的にはオーストラリアのインフレ率が3%程度に近づいた場合

このシナリオになる可能性があります。

 

「オーストラリアへ他国の投資マネーを集めたい」
という目的で政策金利を上げますので、
為替レートが下がるような可能性は低いです。

 

逆に2003年から2008年までのように
大衆投資家が

 

「政策金利が高い」から買う

と動き、その結果

「為替レートが上がり」
「政策金利も上がる」

 

というようなバブルが形成される可能性もあります。

 

このような場合は、暴落に気をつけつつ、買いでついて行きたい所です。

こうなると豪ドルスワップ投資が楽しくなります。

 

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【2020年の豪ドル見通し】100円まで行くか?

結論から言えば、「豪ドルが100円まで到達するのは当分厳しい」です。

 

理由は以下の3つです。

  • オーストラリアの政策金利がなかなか上がらない
  • アメリカの政策金利が利下げに向かっている
  • 中国経済が失速気味(少子高齢化など先行きも暗い)

 

オーストラリアの政策金利がなかなか上がらない

1つ目の理由は、「オーストラリアの政策金利がなかなか上がらないから」です。

オーストラリアの政策金利は2020年1月時点で0.75%。

 

オーストラリアの政策金利が上がらない場合、豪ドルの魅力も薄れるため、100円に到達するには
オーストラリアの政策金利が上がることが必須と言えます。

 

アメリカの政策金利が利下げに向かっている

2つ目の理由は「アメリカの政策金利が利下げに向かっている」です。

 

2020年1月時点では1.75%

さすがにしばらくは据え置くような雰囲気ですが、

利上げは当分ないと考えられます。

 

アメリカを始め多くの国の政策金利が下がっているので、

オーストラリアの政策金利も下がります。

 

オーストラリアの政策金利が下がると豪ドルも上がりにくいですよね。

 

中国経済が失速気味(少子高齢化など先行きも暗い)

3つ目の理由は「中国経済が失速気味だから」です。

 

オーストリア経済と密接な関係にある中国経済が失速した場合、
豪ドルは下がります。

 

そして、中国経済の将来はそんなに明るくありません。
なぜなら一人っ子政策の影響により少子高齢化がすごい勢いで進んでいるからです。

 

豪ドルが100円に到達するためには、中国経済の回復が必須と言えます。

 

【豪ドル見通し】100円まで行くか?のまとめ

結論から言えば、「豪ドルが100円まで到達するのは当分厳しい」です。

 

理由は以下の3つです。

  • オーストラリアの政策金利がなかなか上がらない
  • アメリカの政策金利が利下げに向かっている
  • 中国経済が失速気味(少子高齢化など先行きも暗い)

 

オーストラリアの政策金利が上がり、中国経済が回復し、アメリカの政策金利も落ち着いてくる
そうなった時は「豪ドルが100円に到達する」そう考えています。

 

ただし、当分は厳しそうです。

 

5~10年という長期スパンなら100円に到達する可能性は十分にあるので、

長期目線で保有して欲しいと思います。

 

また、2020年は円高の年と考えているので無理に買い増しせず、チャンスを待ちたいです。

 

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おわりに

今回は

「豪ドルの金利は上がるかどうか?100円行くかどうか?」

についてお話しました。

 

「豪ドルに投資したいけど、今後の金利の見通しが気になる」
「下がり続ける豪ドルの政策金利に歯止めはかかるの?」

という問に回答出来たと思います。

 

はむぞー
はむぞー
最後まで見てくれてありがとう!
ねくさん
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豪ドルに興味が出たら少額から投資してみて下さいね。
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ではではー 良き投資ライフを!

 

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コメント

  1. 西江 より:

    こんにちは。最近こちらを訪問し、拝読&勉強させていただいております。
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    お金は投資でも何でもなく、オーストラリアに住んでいた頃に貯まった預金です。日本在住です。
    今後、タイミングよく日本の口座へ動かした方が良いのか、それとも何か他の良いアイデアがあるのか。。。
    当方投資に関してはド素人です。
    何から始めてよいのやらさっぱりです。
    何かしらご教示頂けましたら幸いです。
    よろしくお願い申し上げます。

    • ねくさん ねくさん より:

      西江さん、コメントありがとうございます!

      これは中々難しいですね

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