超高金利で為替レートの下落は止まるのか!?
こんにちは!投資歴18年のねくです(@nekutaru)
突然金利が2倍になったり、為替レートが下落したり、
とトルコリラ関連はニュースに事欠きませんね(笑)
今回はトルコの政策金利や為替レート、経済状況の過去の推移をチャート(グラフ)にして見ていきます。
今後の見通しもお話します。(経済の数値は2018年7月時点のものになります。)
改めてトルコという国がどういう経済状況なのか、見ていきたいと思います。
トルコリラへ投資を考えている方/投資をしている方におすすめです。
カンタンにまとめると
②為替レートは右肩下がり
③トルコの経済状況は悪い
となっております。
投資リスクは高いので、投資する際はレバレッジを下げるなど、慎重にすべきと言えます。
経済状況をこちらにまとめました。
詳しくはこれからお話します。
<出典>
・IMF – World Economic Outlook Databases(2018年4月版)
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【評価×】政策金利 – 急激な変動で、17.5%と異常な高値
トルコの政策金利の2008年から2018年7月のチャート(グラフ)になります。
このグラフからは3つのことがわかります。
②2013年まで下落し続け最低値は4.5%
③2018年5月為替レートの下落を食い止めるため突然2倍の16.5%へ
来月以降の金利の見通しですが、
為替レートの下落が収まるまでは高い金利が続くと考えます。
そして、為替レートが落ち着き次第、段階的に金利は下がり、8%付近まで戻すと推測します。
つまり、今の超高金利は暫定処置と認識しています。
なぜなら、金利が高いと国内にお金が回らなくなり、不況になるからです。
好景気によるインフレを抑える利上げなら良いですが(例:今のアメリカ)
為替レートの下落を防ぐ利上げは良くないです。
だから、遠くない将来、金利は元に戻ると考えています。
次は為替レートを見てみましょう
【評価×】為替レート – 20年間下落止まらず、最安値更新中
まずは、長期(1990年から2017年)のトルコリラ円 為替レートです。
見事な下落となっています(笑)
しかし経済成長が急激に進む国では珍しくない形です。
このままでは最近の変化が読み取れないため、少し短い期間のグラフにします。
2001年から2017年のグラフです。
約100円から30円まで上下しつつも、右肩下がりで下落し続けています。
最後に2014年01月から2018年06月の月ごとの変化を見てみます。
2014年は金利を4.5%から10%に一気にあげた影響で、
一時期53円まで持ち直しました。(①)
しかし②為替レートの下落は止まらず(②)、8/1現在では22.3円まで落ちています(③)(@_@)
政策金利を上げたものの、ネガティブなニュースも多く、
なかなか為替レートが戻らない状態です。
高い政策金利は経済にマイナス影響なため、素早いレートの回復が期待されます。
ただし、状況的には2014年と同様の状況なので、高い政策金利を維持していれば、
為替レートは回復していくと考えます。
ただ、長期的には政策金利も為替レートも下がっていくと考えています。
トルコは国内経済をうまくコントロールしない限り、
政策金利も為替レートも安定しないと思います。
【評価△】名目GDP(経済成長率) – 経済は停滞中
名目GDP(経済成長率)については対トルコリラと、対ドルでそれぞれ見ていきます。
トルコ GDP(対トルコリラ)のグラフです。(期間は1980年から2016年)
これを見ると綺麗な右肩上がりで、実に順調に成長しているように見えますよね?
でも違うんです(*_*)
対ドルのグラフをご覧下さい。
トルコリラの価値が落ちているためにこの差が起きています。
トルコリラの価値は変動が激しいので、対ドルで見るべきと考えております。
その場合、トルコの経済は決して順調とは言えない状況です(>_<)
ではインフレ率はどうなっているのでしょう?
【評価×】CPI(インフレ率) – 直近15.39%を記録。インフレが止まらない
トルコ 前年同期比CPIのグラフです(期間は1980年から2016年)
2003年までは非常に高く、それ以降は比較的安定しています。
では2003年以降を拡大してみていきます。
8%前後で高止まりしていると言えます。
しかし最近の2018年6月の発表では15.39%という異常に高い数値が出てしまいました。
トルコ中央銀行は5%を目標にしているため、その3倍の数値が出ています。
つまり、国内では異常なインフレが起きており、トルコリラの価値はドンドン下がっている
ということです。
ただし、大幅な利上げをしたことで、次のCPIの数値は大きく下がってくると思います。
しかしながら、目標の5%に持っていくには相当な時間がかかります。
うまく経済をコントロールしていって欲しいですね。
次は労働者の状況がわかる失業率を見ていきます。
【評価×】失業率 – 10%付近で高止まり
トルコ 失業率のグラフです(期間は1980年から2016年)
このグラフを見ると、10%を超える失業率となっており、
トルコ国内の雇用状況は決して良くないと言えます。
仕事が少ない上に物価も上がっていく、トルコ国民の暮らしはつらそうですね。
最後に人口の推移を見ていきましょう。
【評価○】人口 – 年1.2%で順調に増加
トルコの人口のグラフになります(期間は1980年から2016年)
こちらは綺麗に右肩上がりのグラフになっており、
トルコの人口は順調に増えていると言えます(*^^*)
経済の先行きはわかりませんが、人口が増えている国は基本的には成長していきます。
トルコ経済にとってプラス要因だと思います♪
まとめ/今後の見通し
トルコの経済状況をカンタンにまとめると
②為替レートは右肩下がり
③トルコの経済状況は悪い
となります。
今後の見通しとしては、
政策金利を上げた効果がスムーズに出れば、為替レートも経済も持ち直すと考えています。
一方で、なかなか効果が出ない場合は、経済への悪影響も広がっていきますので、
より厳しい状況となると思います。
どちらにしても短期的には経済が安定しないため、
投資する場合は慎重にすべきと考えます。
個人的にはレバレッジは1倍で投資するのが良いと思います。
17.5の政策金利は魅力的ですからね(*^^*)
おわりに
今回はトルコの政策金利や為替レート、経済状況の過去の推移をチャート(グラフ)にして見ていきました。
改めてトルコという国がどういう経済状況なのか、ご理解頂けたかと思います(*^^*)
ここまで見てくださった方々ありがとうございます。
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ではではー 良き投資ライフを!
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