【アメリカ経済まとめと見通し】政策金利や為替レート等をチャート化

※本記事はプロモーションを含みます。
各国の経済状況まとめ

こんにちは!投資歴18年のねくです(@nekutaru)

今日は、アメリカの政策金利や為替レート、経済状況をお話します。

米ドルは最近、金利上昇中(2.25%)で、スワップポイントが貰える通貨としても認識されだしています。

この記事は「米ドルは買うべき?アメリカの経済ってどうなの?」と気になる方におすすめです。

米ドルの今後の見通しもお話しますので、見ていって下さいね。

まずは結論!

アメリカの経済は堅調だが、長期的にはスワップポイント投資向きでない

です。

理由は3つです。

①過去10年を見ると、金利は低金利(0.25%)の時代が多いため、スワップポイントは期待出来ない
②現在、高値圏(10年来最高値の88%)で下落時のリスクが大きい
③インフレ率(CPI)、経済成長率(GDP)に若干の懸念アリ

詳細はこちらの表にまとめました(*^^*)

もっと知りたい方は本文をお読み下さい(^^)

<経済データの出典>
・IMF – World Economic Outlook Databases(2018年4月版)
・IMF data

米ドルを買いたいあなたへ

米ドルはスワップポイントよりも為替差益を狙うべき通貨です。
それを踏まえて、良い為替レートで買うことを心がけて下さい(*^^*)

▼米ドルの投資実績はこちらをご覧下さい▼

【米ドル 投資実績の検証】10年前に投資したらいくら儲かる?
「米ドル」はスワップ投資としてはおすすめなのでしょうか?その疑問を解消していきます!具体的には「10年前の2008年7月」に「米ドル」を買ってずっと持っていたらどうなるのか?という観点で検証していきます。【詳細は本文をご覧下さい】

スワップポイントを狙う場合は豪ドルがオススメです(*^^*)
年間スワップポイントは2.25%と控えめですが、経済の安定性・規模では高金利通貨の中で1番です

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【評価△】政策金利 – 最低値は0.25% 安定しない

アメリカの政策金利の2008年から2018年7月のチャート(グラフ)になります。

このグラフからは3つのことがわかります。

①リーマンショックで2.0%から0.25%へと3ヶ月で暴落だった
②7年間最安値0.25%で推移
③インフレを抑えるためにいっきに利上げ。現在は2.00%

アメリカは金利を経済の調整のためのツールとしか考えていないため、
景気が良くなるとすぐに下げますし、悪くなるすぐに上げます
だから、スワップポイント投資には向かないのです。

オーストラリアやニュージーランドは意図的に高金利にしています(最近は低いですが(@_@))
このあたりは国の戦略なので、それに合わせて投資していくことが大切です(*^^*)

スワップポイント投資なら米ドルよりも豪ドルにしましょう♪

次は為替レートを見てみます

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【評価△】為替レート – 高値圏で安定(10年来高値の88%)

2008年7月から2018年7月の米ドル円 為替レートを見てみます。

このグラフからは3つのことがわかります。

①リーマンショック後は②緩やかに下落して3年後に最安値75.55円となった
③アベノミクスのおかげで、順調に回復
④消費税増税で高値圏停滞中

米ドルの為替レートを見ると
・リーマンショックの暴落はほぼ回復済み
・現在は高値圏(10年来高値の88%の為替レート)
と考えられます。

▼米ドルの過去10年の投資実績はこちらです▼

【NZドル 投資実績の検証】10年前に投資したらいくら儲かる?
NZドルを買うのはアリです。以下を考慮して下さい。 ・為替レートは比較的安定してきたが、高値圏なので高値づかみの可能性はある ・政策金利は低いため、スワップポイントは抑え目

米ドルを買う場合は、以下を踏まえて買うようにして下さい。

・為替レートは比較的安定してきたが、高値圏なので高値づかみの可能性はある
・政策金利は低いため、スワップポイントは抑え目

もし米ドルを買う場合は高値圏であることを考慮して、

・レバレッジは抑えめに(1倍から最大3.1倍)
・定期積み立てで買う時期を分散(高値掴み対策)

という方法を推奨します。

▼米ドルの過去10年の投資実績もご参考にして下さい▼

【米ドル 投資実績の検証】10年前に投資したらいくら儲かる?
「米ドル」はスワップ投資としてはおすすめなのでしょうか?その疑問を解消していきます!具体的には「10年前の2008年7月」に「米ドル」を買ってずっと持っていたらどうなるのか?という観点で検証していきます。【詳細は本文をご覧下さい】

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【評価△】GDP – 安定成長中。3%の政府目標にはまだ届かず

GDPは国内総生産と言い、GDP増加率は経済成長率とも呼ばれます。
簡単に言えば、アメリカの経済が良いか、悪いかわかります。

今回は以下の3つのグラフからアメリカの経済成長の具合について考えて行きます(*^^*)

まず、インフレ率を考慮しない

①名目GDP(1980年から2016年まで)

で見ていきます。

次にインフレ率を差し引いた実質GDPの伸び率(経済成長率)を見ていきます。
こちらの方がより実態経済に近いので重要です(*^^*)

②実質GDP(経済成長率)の1980年から2016年まで(長期)
③実質GDP(経済成長率)の2015年から2018年まで(短期)

まずは名目GDPから見ていきましょう(*^^*)

①名目GDPのドル換算(1980年から2016年まで)

アメリカ GDP(対ドル)のグラフです。(期間は1980年から2016年)

アメリカのGDPはこのようなグラフになります。
リーマンショックで若干停滞しますが、順調に増加しています。
さすがアメリカですね(*^^*)

2016年にはなんと18.6兆ドル!
もちろん世界1位のGDPになります。
2位の中国は大体12兆ドルぐらいなので、およそ1.5倍。一人勝ち状態ですね(笑)

アメリカの経済はかなり好調と言えます。

次にインフレ率を除いた実質GDPの伸び率を見ていきましょう(^^)

②実質GDP(経済成長率)の1980年から2016年まで

実質GDPの伸び率(経済成長率)の1980年から2016年までのグラフを見ていきます。

約26年間のアメリカの経済成長率です。
このグラフからは2つのことがわかります。

①最高値は7.25%、最低値はリーマンショック時の-2.77%
②基本的にはプラス成長
②2010年以降は2%前後で安定

最後はより最近の経済成長の傾向を見るために、
実質GDPの2015年から3年間のグラフを見てみましょう

③実質GDP(経済成長率)の2015年から2018年まで

実質GDP(経済成長率)の2015年から2018年までのグラフです。

このグラフからは2つのことがわかります

①1%から4%で推移しており、順調にプラス成長している。
政府の目標は3%だが、まだ安定して到達はしていない

経済は安定していると言えます。

引き続き経済成長率(GDP)は良い値が続くと考えています。

アメリカの経済成長率まとめ

3つのGDPのグラフからアメリカの経済を見てきた結果、次のことがわかりました。

・アメリカの経済は安定していて堅調
・政府目標の3%まではあと一歩

つまり、GDPから見るとアメリカの経済は良いと言えます(*^^*)

ではインフレ率はどうなっているのでしょう?

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【評価△】CPI(インフレ率) – 近年上昇中 やや高めなので警戒が必要

CPIは消費者物価指数と言われて、私やあなたが普段買うものの価格です。
CPIはインフレ率を測る重要な指標で、CPI(インフレ率)が高すぎると生活は苦しくなります(>_<)
低すぎると経済成長が停滞するので、ほどほどの数値が求められます。

では、26年分のアメリカ 前年同期比CPIのグラフを見ていきましょう(期間は1980年から2016年)

1988年までは非常に不安定な時期があり驚異の14%のインフレが起きています(@_@)
過去10年でメキシコは132%、トルコは110%だったのでそれに比べれば安定してますが(笑)

1983年あたりから安定していますが、リーマンショックで-0.3%、2015年は0%と低迷
近年は上昇してきています(*^^*)

過去3年間を細かく見ていきましょう。

アメリカ政府はインフレ率(CPI)の目標値を2%にしており、
3年前は0%付近で目標より低い値が続きました。
その後順調に上昇し、現在では2.9%です。

政府の目標値は2%なので、少し高めとなっており、
今後も金利を上げてインフレ率を抑えにいく可能性があります。

次は労働者の状況がわかる失業率を見ていきます。

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【評価○】失業率 – 現在4.0% 雇用は安定

アメリカ 失業率のグラフです(期間は1980年から2016年)

このグラフを見ると2つのことがわかります。

①2000年までは順調に下落
②リーマンショックで、最低値9.6%まで急上昇
③最近は順調に下落中しており、雇用は安定している

アメリカの最近の雇用は安定していると言えます。
もう少し最近の失業率も見てみましょう。過去3年間の失業率になります。

ここ3年を見ても、失業率は月間-0.04%で綺麗に下落しており
現在は過去最低値の4.0%となっています。
アメリカの雇用は安定していると言えます。

次は、新規雇用者数を見てみましょう

【評価○】雇用者数 – 年1.2%で順調に増加中

アメリカ 雇用者数のグラフです(期間は1980年から2016年)

長期的に増加傾向で、年間1.2%のペースで増加しています。
リーマンショックの影響で2009年は落ち込んでいますが、
その後も良いペースで増加しています。

アメリカでは新しい雇用がドンドン発生しているということですね(*^^*)

とても良い傾向だと思います。

最後に人口の推移を見ていきましょう。

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【評価○】人口 – 年1%で増加 人口は3.2億人

アメリカの人口のグラフになります(期間は1980年から2016年)

こちらは綺麗に右肩上がりのグラフになっており、
アメリカの人口は順調に増えていると言えます(*^^*)
年間1%ぐらいの勢いで人口が増加しており、2016年では3.2億人
インド(14億人)、中国(13億人)に続いて世界3位の人口数です。今も増え続けています。

先進国でこの人口の増加はすごいですね♪
人口が増えている国は成長していきます。
アメリカ経済にとってプラス要因だと思います。

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まとめ/今後の見通し

アメリカの経済状況まとめ

アメリカの経済状況をカンタンにまとめました。

まずは結論!

「アメリカの経済は堅調だが、スワップポイント向きでない」

です。

理由は3つです。

①過去10年を見ると、金利は低金利(0.25%)の時代が多いため、スワップポイントは期待出来ない
②現在、高値圏(10年来最高値の88%)で下落時のリスクが大きい
③インフレ率(CPI)、経済成長率(GDP)に若干の懸念アリ

詳細はこちらの表をどうぞ(*^^*)

米ドルを買いたい場合

米ドルを買いたい場合は、以下を踏まえて買うようにして下さい。

・為替レートは比較的安定してきたが、高値圏なので高値づかみの可能性はある
・政策金利は低いため、スワップポイントは抑え目

もし米ドルを買う場合は高値圏であることを考慮して、

・レバレッジは抑えめに(1倍から最大3.1倍)
・定期積み立てで買う時期を分散(高値掴み対策)

という方法を推奨します。

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おわりに

今回はアメリカの政策金利や為替レート、経済状況を見ていきました。

改めてアメリカという国がどういう経済状況なのか、ご理解頂けたかと思います(*^^*)

米ドルはスワップポイントよりも為替差益を狙うべき通貨です。
それを踏まえて、良い為替レートで買うことを心がけて下さい(*^^*)

▼米ドルを買うべきか悩んでいる方はこちらもどうぞ▼

【米ドル 投資実績の検証】10年前に投資したらいくら儲かる?
「米ドル」はスワップ投資としてはおすすめなのでしょうか?その疑問を解消していきます!具体的には「10年前の2008年7月」に「米ドル」を買ってずっと持っていたらどうなるのか?という観点で検証していきます。【詳細は本文をご覧下さい】

スワップポイントを狙う場合は豪ドルがオススメです。

はむぞー
はむぞー
最後まで見てくれてありがとう!
ねくさん
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