【米ドル 投資実績の検証】10年前に投資したらいくら儲かる?

※本記事はプロモーションを含みます。
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過去10年間 米ドルは高金利通貨ではなかった!

こんにちは!投資歴18年のねくです(@nekutaru)

今回は【投資実績検証】シリーズの第6弾として
「米ドル」の投資実績を検証していきます。

「米ドル」はスワップ投資としてはおすすめなのでしょうか?

その疑問を解消していきます(*^^*)

具体的には
「10年前の2008年7月」に「米ドル」を買ってずっと持っていたらどうなるのか?
という観点で検証していきます。
※スワップポイントの再投資はしません。そのまま証拠金として口座に蓄積します。

結論としては

「10年間の合計損益は+9.55%(年利0.9%)

という結果になりました。

この検証で明らかになった重要な点は

過去10年間 米ドルは高金利通貨ではなかった

ということです。
はい、ここチェックです!

スワップポイント狙いの長期投資をする場合は米ドルを買ってはいけません!
ということですね。
それを踏まえて、お話していきます(*^^*)

10年間の損益は9.55%でボチボチです。
リーマンショックの前に買ってることを考えると優秀かも知れません(笑)
ただ、為替レートが高め(最高値の8.8割)なので安易には買いにくい状況ではあります(@_@)

▼アメリカの経済についてはこちらをどうぞ▼

【アメリカ経済まとめと見通し】政策金利や為替レート等をチャート化
米ドルは最近、金利上昇中(2.25%)で、高金利通貨として人気ですね。この記事は「米ドルは買うべき?アメリカの経済ってどうなの?」と気になる方におすすめです。米ドルの今後の見通しも含めてお話しています。【詳細は本文をご覧下さい】

高金利通貨の10年間の投資実績結果は以下の通りです。(クリックで各ページに飛びます)

この検証では、スワップポイントだけでなく為替レートによる損益もちゃんと計算しています。
スワップポイントが高くても為替レートで損したら意味ないですからね(笑)
トータルでどうか?という観点で検証していきます。

スワップポイントや現在の為替レートを考えると私は豪ドルをオススメしています(^^)

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10年間の合計損益は+9.55%!

米ドルの10年間の合計損益は+9.55%でした。

・米ドルの投資実績を検証した結果のグラフ
・1年毎の損益の一覧表

それぞれ見ていきましょう(^^)

米ドルの投資実績を検証した結果のグラフ

米ドルの投資実績検証をしたグラフがこちらです。
期間は2008年7月から2018年7月です。
政策金利=スワップポイントという前提にしています。

青がポジション損益
赤がスワップポイント損益
緑が合計損益
です。

このグラフから以下のことがわかります。

・ポジション損益はリーマンショック・アベノミクスを経て 10年で+4.59%
・スワップポイントは年間0.5%ずつしか増えず 10年でたった+4.96%
・合計損益が6年間はマイナス、その後は安定してプラス 10年で+9.55%

つまり
・高値で買ったしまったが、10年間の間にポジションややプラス
・長期間持ったにも関わらずスワップポイントはわずか5%
・合計損益はほぼポジション損益に依存、最終的に9.55%プラス

と考えられます。

米ドルが高金利通貨ではなかったことは明白ですね(@_@)

為替レートの変動が読めるなら買うべきですが、私の投資手法ではないのでオススメしません(>_<)

1年毎の損益の一覧表

2008年の7月に米ドルを購入した前提になっています。

ボジション損益は暴落の影響で2015年までマイナスです(笑)
バブルピークの高値で米ドルを買っているためしょうがないです。

その後はアベノミクスのおかげで、
10年後では4.59%とややプラスです。

暴落前に高値を掴んだことを考慮すると、かなり回復した方だと思います(*^^*)

スワップ損益は少しずつ蓄積され
10年後には+4.96%の黒字となっています。

合計損益
2015年にプラスで
2018年には+9.55%を記録しています。

ボチボチな実績ですね(*^^*)

米ドルは為替レートがリーマンショック前と同水準まで戻った数少ない通貨です。

暴落前の高値買いを避ける方法としては
「購入時期の分散(定期積み立て)」
があります。

つまり一度にドカンと買わずに毎月買うことで
このような高値で買うことを避けることが可能です。

購入時期を適切に見極めるのは難しいので、
私は「定期積み立て」をおすすめしています。

なお、ロスカットされないレバレッジは3.1倍が上限と考えています(細かい計算は「レバレッジは3.1倍ならリーマンショックでもロスカットはされなかった」をご覧下さい)

米ドル投資実績検証のまとめ

・10年間の合計損益は+9.55%(年利0.9%)
・為替レートはかなり戻った(今は高値圏)
・レバレッジは3.1倍が上限

次はボジション損益について詳しく見てみましょう

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ボジション損益は暴落時からほぼ回復 10年後は +4.59%

実績検証結果のグラフをもう一度表示します。

青線がボジション損益です。

ポジション損益は、リーマンショック(①)後緩やかに下落し-28.17%を記録しています。

これはバブルピークの高値で米ドルを買っているためです。
時期的に2008年07月はリーマンショック直前の最も為替レートが高い時期でした。

その後、為替レートはアベノミクス(②)で大きく上昇し、
消費税増税(8%)(③)のせいで停滞しています。

ボジション損益は

・リーマンショックで大幅に下落(-28.17%)
・アベノミクスで上昇し、消費税増税で下落したものの、4.59%まで回復

となっています。

-28.17%はほかの通貨に比べて控えめな下落ですね、下落速度もゆっくりです。
これは当時高金利通貨ではなかったためと考えられます。

高金利通貨だと、売りをする人が圧倒的に少なく大半の方が買いです。
そういう通貨は下落時にすごい速度で売られます。
売りが売りを呼ぶ、まさに地獄です(>_<)

当時の豪ドル・NZドル・南アフリカランドはすごい速度で落ちました(1ヶ月で半分とか)
米ドルはそういう通貨とは違ったということです。

米ドルは買いなのか?

過去10年の実績や政策金利、為替レートを見る限り、あまりオススメできません。
為替レートの変動が読めるなら買っても良いですが、私の投資手法ではないのでオススメしません(>_<)

もし、米ドルに投資する場合はアメリカの経済状況も知っておくと良いと思います。
▼アメリカの経済状況はこちらをどうぞ▼

【アメリカ経済まとめと見通し】政策金利や為替レート等をチャート化
米ドルは最近、金利上昇中(2.25%)で、高金利通貨として人気ですね。この記事は「米ドルは買うべき?アメリカの経済ってどうなの?」と気になる方におすすめです。米ドルの今後の見通しも含めてお話しています。【詳細は本文をご覧下さい】

同時期の米ドルの為替レートを見てみましょう!

このグラフからは3つのことがわかります。

①リーマンショック後は②緩やかに下落して3年後に最安値75.55円となった
③アベノミクスのおかげで、順調に回復
④消費税増税で停滞中

米ドルの為替レートを見ると
・リーマンショックの暴落はほぼ回復済み
と考えられます。

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スワップポイントは年間0.5%ずつわずかに増加 10年後は+4.96%

実績検証結果のグラフをもう一度表示します。

赤線がスワップポイント損益です。
ごくわずかに上昇しているのがわかると思います(笑)
米ドルのスワップポイントは全く美味しくないですね(>_<)

米ドルは為替差益で利益を得る通貨ということがわかります(@_@)

アメリカの政策金利と今後の見通し

次はアメリカの政策金利のグラフを見てみます。

政策金利はリーマンショックで0.25%まで下落(①)していますが、その後も0.25%で安定しています。
0.25%から2.00%までの変動です。
平均すると年0.5%ぐらいの増加率です。

金利の低さからわかるように、米ドルは全くスワップポイント向きの通貨ではないですね(@_@)

次はリスク管理について話します。
長期投資の場合、ロスカットされては意味がないので、しっかりリスク管理していきましょう(^^)

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レバレッジは3.1倍ならリーマンショックでもロスカットはされなかった

ロスカットされないレバレッジについて考えていきます(*^^*)

2008年07月から2018年07月の米ドルの為替レートを見てみます。

2008年07月に106.20で米ドルを購入しています
しかし直後にリーマンショックでの大暴落が起き、その後緩やかに-75.55まで下落しました。

では、ロスカットライン(レバレッジ)を計算していきます。
ややこしいので面倒な人はPOINTだけ読んで下さい(笑)

購入時は106.20円安値が75.55円なので下落幅は30.65円
この時点で金利が1.08円程貯まっていたので、下落幅から引くと29.57円
つまり29.57円+証拠金があればロスカットされません。

証拠金を4%とすると約4.25円
106.20円の米ドルを買う場合は33.82円あればOKということです。
この場合のレバレッジは 106.20 ÷ 33.82 = 3.14となります。

この結果を踏まえると、

「大暴落」で「強制ロスカット」されないためには
レバレッジを最大でも3.1倍程度に抑える必要があります。

投資で得たスワップはそのまま証拠金として貯蓄していく想定の計算です。
スワップポイントで再投資してはいけません(笑)

リスク管理しっかりしていきましょう(*^^*)

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投資実績検証のまとめ

「10年前の2008年7月」に「米ドル」を買ってずっと持っていた場合(スワップでの再投資はしない)

・バブルのピークで買っても10年後の評価損益は+9.55%(年利0.9%)
・ボジション損益は6年間マイナス 10年後は +4.59%
・スワップポイント損益は年間0.5%ずつわずかに蓄積 10年後は 4.96%
・レバレッジは3.1倍なら大暴落時もロスカットはされなかった

という結果になりました。

つまり過去10年間に限って言えば

・米ドルは少し利益がでた
・レバレッジは抑えめにすべき(3.1倍程度に)

と言えます。

投資実績検証の詳細はこちらの表をもう一度ご覧下さい。

未来のことはわかりませんが、

米ドルを買う場合は、以下を踏まえて買うようにして下さい。

・為替レートは比較的安定してきたが、高値圏なので高値づかみの可能性はある
・政策金利は低いため、スワップポイントは抑え目

そして買う場合はリスクを抑えるために

・レバレッジは抑えめ(1倍から3.1倍)
・定期積み立て
・スワップポイントは証拠金としてそのまま貯蓄(再投資しない)

をオススメします。

なお、豪ドルであれば同条件で10.20%の利益でした。
スワップポイントや現在の為替レートも踏まえると
私は豪ドルをオススメします。

▼豪ドルの投資実績の検証はこちら▼

【豪ドル 投資実績の検証】10年前に豪ドル投資したら利益は?
「豪ドルに投資したらいくら利益が出るのが気になる方」におすすめです。「為替レートも含めて、長期的に保有することでどれだけ利益が出るのか」知りたい方は本文をご覧下さい!

しっかりとリスク管理をし、楽しい投資ライフを過ごしましょう(*^^*)

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おわりに

今回は【投資実績検証】シリーズの第6弾として
「米ドル」の投資実績を検証していきます。

具体的には
「10年前の2008年7月」に「米ドル」を買ってずっと持っていたらどうなるのか?
という観点で検証していきます。
スワップポイントの再投資はしません。そのまま証拠金として口座に蓄積します。

結論としては
「レバレッジは3.1倍まで可能。10年間の合計損益は+9.55%(年利0.9%)

となりました。

豪ドルであれば同条件で10.20%の利益でした。
スワップポイントや現在の為替レートも踏まえると
私は豪ドルをオススメします。

はむぞー
はむぞー
最後まで見てくれてありがとう!
ねくさん
ねくさん
豪ドルに興味が出たら少額から投資してみて下さいね。
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為替レートが上がる前の今が仕込むチャンスかも知れません。

豪ドル投資についてもっと知りたい方は「豪ドル投資の実績をブログで公開中」をご覧下さい。

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