【豪ドルの金利(スワップポイント)はなぜ高い?】3つの理由とは

豪ドル
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こんにちは!豪ドル一筋6年のねくです(@nekutaru)

今回は「豪ドルの金利(スワップポイント)はなぜ高いのか?」その3つの理由を解説します。

豪ドルの金利が高い3つの理由はこちら

①高くしないとオーストラリアの国債が売れないから
②他国から投資マネー呼び込みたいから
③オーストラリアの景気がほどほどに良く、インフレ率が低くならないから
昔は正しかったが、現在では少し誤っている説明はこちら
・通貨の信頼性が他の先進国より不安定だから金利が高い
・インフレを抑えるために金利を高くしている
・資源国だから金利が高い

詳細は本文で説明します。

動画や音声で視聴したい方はこちらをご覧下さい。

【豪ドルの金利スワップポイントはなぜ高い?】3つの理由とは

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金利が高い理由①高くしないとオーストラリアの国債が売れないから

オーストラリアの金利を高くしないと国債が売れないから

金利を高くしないとオーストラリアの国債が他国に売れないから

です。

なぜオーストラリアの国債が売れないのかというと、「オーストラリアの通貨(豪ドル)は値動きが激しい」ため、
他国から見ると「オーストラリアの国債の価値が激しく変動するから」です。

価値が変動しやすい国債なんて、金利が高くないと買わないのですよね?

だからオーストラリアの国債を他国に売るために、オーストラリアは金利を高くしています。

つまり

オーストラリアは通貨の値動きが激しい

国債の価値の変動が激しい

金利が高くないと他国は買わない

買ってもらうためにオーストラリアは金利を高くしている

です。

では、なぜオーストラリアは通貨の値動きは激しいのでしょうか?

オーストラリアの通貨(豪ドル)は値動きが激しい3つの理由

オーストラリアの通貨(豪ドル)は値動きが激しい3つの理由はこちらです。

・取引量が比較的少なく市場規模が小さいため
・金利の上下により投資マネーが大きく動くため
・世界の相場状況(リスクオン・オフ)の影響を受けやすいため

取引量が比較的少なく市場規模が小さいため

主要通貨の取引量を比較すると

米ドル(43.8%) > ユーロ(15.6%) > 円(10.8%) > ポンド(6.4%) > 豪ドル(3.5%)

です。
出所:BIS(国際決済銀行) 2016

豪ドルは主要通貨の中では一番取引量が少ないんですよね。

米ドルのなんと12分の1しかありません。
だから、大きな取引があると値動きは激しくなります。

金利の上下により投資マネーが大きく動くため

オーストラリアの政策金利を過去28年分をグラフにするとこうなります。

急激に下落していた1990年頃を除くと、8%から1.5%の間で推移しています。

つまり政策金利の変動幅が大きいと言えます。

豪ドルは金利が上がると、ドンドン為替レートも上がり
金利が下がると、ドンドン為替レートも下がります。
(リーマン・ショック時は110円から55円まで一気に半分になりました)

豪ドルはオーストラリアの金利の変化に合わせて動くため、値動きが激しいと言えます。

世界の相場状況(リスクオン・オフ)の影響を受けやすいため

リスクオン(好景気)とは、世界経済の見通しが明るく、積極的な投資が行われる状態のことです。
つまり、リスクがあってもリターンが高い投資先にお金が集まっていくような経済状態ですね。

リスクオフ(不景気)はその逆です。

通貨の例で言うと

リスクオン ⇒ 資源国通貨買い(豪ドル、NZドル、南アフリカランド、メキシコペソ)
リスクオフ ⇒ 円買い、ドル買い

となることが多いです。

豪ドルを始めとした資源国通貨は変動リスクがある代わりに金利というリターンが大きいので、
リスクオン・オフの影響を受けやすいと言えます。

リスクオン・オフの影響を受けやすいため、豪ドルの値動きは激しいと言えます。

【まとめ】オーストラリアの通貨(豪ドル)は値動きが激しい3つの理由

この3つの理由により、オーストラリアの通貨(豪ドル)は値動きが激しいと言えます

・取引量が比較的少なく市場規模が小さいため
・金利の上下により投資マネーが大きく動くため
・世界の相場状況(リスクオン・オフ)の影響を受けやすいため
実際に豪ドルの為替レート(27年分)を見てもかなり変動していることがわかります。
豪ドルの為替レートについてもっと知りたい方は
豪ドルの為替レートの推移を長期間に渡りチャート化」をご覧下さい。

【まとめ】オーストラリアの金利が高い理由①

オーストラリアの金利が高い理由①は

「金利を高くしないとオーストラリアの国債が他国に売れないから」

です。

その詳細な理由はこちらです。

オーストラリアは通貨の値動きが激しい

国債の価値の変動が激しい

金利が高くないと他国は買わない

買ってもらうためにオーストラリアは金利を高くしている
次は金利が高い理由②「オーストラリアに他国から投資マネーを集めたいから」についてお話します。

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金利が高い理由②オーストラリアに他国から投資マネーを集めたいから

オーストラリアの金利が高い理由②は

他国から投資マネーを集めたいから

です。

では、なぜ「他国から投資マネーを集めたい」のかというと、自国を発展させるためです。
つまり成長戦略です。

オーストラリアは、実は国民は2400万人程度と日本の5分の1しかいません。
国民が少なければ内需も期待できません。

そこでオーストラリアが考えた成長戦略は以下の2つです。

(1)新しい産業の育成(金融やサービス業)
(2)人口の増加(GDPや内需の拡大のため)
それぞれ説明します。

オーストラリアの成長戦略(1) 新しい産業の育成(金融やサービス業)

オーストラリアの成長戦略(1)は「新しい産業の育成(金融やサービス業)」です。

高金利に保つことで高いリターンを提供し、企業や人材を呼び込みます。
それにより新しい産業を育成するわけです。

こちらを見るとわかる通り、オーストラリアは未だ「鉄鉱石などの鉱物」と「石炭などの燃料」に
輸出を頼っています(全体の6割弱)

この資源に頼り切っている状況を打破しようとして、新しい産業の育成を進めています。
そのためには高いリターンが必要になるので、高金利をなんとか維持している状況です。

具体的には、近年は以下のような新しい産業(サービス)の輸出を活発に行っています。

・インバウンド消費(外国人観光客による消費)
・外国人留学生の受け入れ

オーストラリアの輸出に占める資源の割合が減って行けば、より強い経済基盤が出来上がると考えられます。

オーストラリアの成長戦略(2) 人口の増加(GDPや内需の拡大のため)

オーストラリアの成長戦略(2)は人口の増加(GDPや内需の拡大のため)です。

オーストラリアの成長戦略(1)である新しい産業の育成(金融やサービス業)を実行することで、
企業や人材が集まり、人口は増加します。

さらに人口を増やすために、オーストラリアが力を入れているのが移民です。

オーストラリアの移民政策

オーストラリアの移民比率は27.6%(2015年)と非常に高いです。

人口の約3割が移民ということに驚きですね。
実は私の弟もオーストラリアに移住しています。

それぐらいオーストラリアは移民に対する門戸が広い国なんです。

その最大の理由は

「人口を増やすため」

です。

オーストラリアは人口が国力の基礎と考えており、
その基礎をしっかりとするために、積極的に移民を受け入れているのです。

1980年より前は白人移民をメインに受け入れていましたが、
1980年以降は世界中から移民を受け入れるようになりました。

そのおかげで、人口が安定的に伸び、出生率も高く維持出来ています。

オーストラリアの人口の推移のグラフです(1980年から2017年の37年間)

経済成長を続ける先進国でありながら、年間1.55%のペースで人口が増え続けています。
この人口の増加率が、オーストラリアの経済成長の根幹とも言えます。

日本は人口が減り出していることを考えるとオーストラリアの人口増加率のすごさがわかります。

このようにオーストラリアの経済成長の手助けをすることが、オーストラリアが金利を高くしている理由の1つなのです。

つまり

オーストラリアが金利を高くする

他国から投資マネーが集まる

新しい産業が育つ

人口が増加する

経済が成長する

という流れになります。

【まとめ】オーストラリアの金利が高い理由②

オーストラリアの金利が高い理由そのをまとめると

他国から投資マネーを集めたいから

です。

では、なぜ「他国から投資マネーを集めたい」のかというと、自国を発展させるためです。
つまり成長戦略です。

オーストラリアの成長戦略は以下の2つです。

(1)新しい産業の育成(金融やサービス業)
(2)人口の増加(GDPや内需の拡大のため)
この2つの戦略を実行し、経済を成長させるために
オーストラリアは金利を高くしている
と言えます。

次は金利が高い理由③「オーストラリアの景気が良くデフレにならない」についてお話します。

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金利が高い理由③オーストラリアの景気がそこそこ良く、デフレにならないから

金利が高い理由③の「オーストラリアの景気がそこそこ良く、デフレにならないから」について説明します。

オーストラリアの金利の上げ下げには、オーストラリアの景気(インフレ/デフレ)が深く関係しています。

景気が良い(インフレ) ⇒ インフレを抑えるために金利を上げる
景気が悪い(デフレ) ⇒ デフレから脱却するために金利を下げる

ということです。

今(2018年9月時点)の政策金利を例に出して、わかりやすく言うと

・景気が良い国(インフレ) ⇒ アメリカ(2.0%、今後の上昇可能性大)
・景気が悪い国(デフレ) ⇒ 日本(-0.1%)、ユーロ(0%)
です。

では、オーストラリアはどうかというと
景気がそこそこ良く、デフレになっていないため1.5%を維持しています。
逆に言えばインフレにもなっていないので、金利は上がりも下がりもしていないです。

つまり、オーストラリアの金利が高い理由の1つは

オーストラリアの景気がそこそこ良く、デフレにならず、金利が下がらないから
だと言えます。

ここで、オーストラリアの政策金利とインフレ率(CPI)の27年間の推移を比較してみます。
※CPIとはConsumer Price Index(消費者価格指数)と言い、私達が目にする物の価格です。
これが上がるとインフレだ、と言えます。

左側のメモリがインフレ率(CPI)です。
右側のメモリが政策金利です。

さっきお話した、「オーストラリアの景気がそこそこ良い」というのは
過去6年間のCPIが1%から3%の間(青線の間)に収まっているからです。

基本的には

・CPIが1%に近づくと利下げ
・CPIが3%に近づくと利上げ

と考えており、オーストラリア中央銀行もインフレターゲット(CPI目標値)は2%から3%であると明言しています。

グラフを見ると最近のオーストラリアのCPIは比較的高い値で安定しています。
だから、オーストラリアの政策金利は1.5%という先進国の中では高い値を維持出来ているのです。

つまり、オーストラリアの金利が高い理由の1つは

オーストラリアの景気がそこそこ良く、デフレにならず、金利が下がらないから

と言えます。

次は、番外編として「オーストラリアの金利が高い理由として適切でない3つの説明」についてお話します。

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【番外編】オーストラリアの金利が高い理由として適切でない3つの説明

「オーストラリアの金利が高い理由として適切でない説明」についてお話します。

様々なサイトで、「オーストラリアの金利が高い理由」を目にします。

中にはリーマンショック前までは正しかったんですが、
現在では少し誤っているというような説明もチラホラみますので、注意喚起という意味で説明していきます。

オーストラリアの金利が高い理由として適切でない説明はこの3つです。

(1) 通貨の信頼性が他の先進国より不安定だから金利が高い
(2) インフレを抑えるために金利を高くしている
(3) 資源国だから金利が高い
それぞれお話します。

(1) 通貨の信頼性が他の先進国より不安定だから金利が高い

通貨の信頼性が他の先進国より不安定だったのは、かなり昔の話だと考えています。

現在のオーストラリアの信頼性について

・GDPの推移
・長期信用格付

の2点から見ていきます。

オーストラリアのGDPの推移

近年では、経済もこのとおり安定して成長しています。(オーストラリアのGDPの推移[58年分]です)

26年間ずっと経済成長している先進国は他にありません。

詳細はこちらの「オーストラリア経済のまとめ」をご覧下さい。

オーストラリアの長期信用格付

オーストラリアの長期信用格付を見ていきましょう。
※長期信用格付とはその国(通貨)が長期的に見て投資に向いているか(信頼性)を表す指標です。

オーストラリアの長期信用格付は主要格付け3社はどれも最高位を付けています。

各社のオーストラリアに対する信用格付けはこちらです。(2018/8/31時点)

・スタンダード&プアーズ(S&P) AAA(最上位) ネガティブ
・フィッチ・レーティングス AAA(最上位) 安定的
・ムーディーズ Aaa(最上位) 安定的

3社とも最上位の評価を受けているので、信頼性は非常に高いと言えます。
※S&P社のネガティブは今後見直し可能性アリという意味です。

長期信用格付けから見るとオーストラリアの信頼性は非常に高いと言えます。

詳細はこちらの「高金利通貨の長期信用格付まとめ」をご覧下さい。

【まとめ】オーストラリアの通貨の信頼性は他の先進国より不安定なのか

現在のオーストラリアの信頼性を

・GDPの推移
・長期信用格付

の2点から考えた結果

オーストラリアの通貨の信頼性は高く安定しており、金利が高いこととの関連性は薄い

と言えます。

つまり

「通貨の信頼性が他の先進国より不安定だから金利が高い」

という説明は適切ではありません。

(2) インフレを抑えるために金利を高くしている

オーストラリアはインフレを抑えるために金利を高くしているという説明についてお話します。

これは現時点(2018年9月)では明確に違う、と言えます。

なぜならオーストラリアは2008年のリーマンショック以降、全然インフレしてないからです。

オーストラリアのインフレ率(CPI)の推移をグラフにしました。(2008年から2018年の10年間)

オーストラリア中央銀行が目標にしている数値が2%から3%です。

「3%を超えるとインフレだから金利をあげよう」という話になります。

ですが、グラフを見ると3%を超えている時期はわずかしかありません。

つまり

「オーストラリアはインフレを抑えるために金利を高くしている」

という説明は適切ではありません。

オーストラリアのCPIについて詳しく知りたい方は
オーストラリアのインフレ率であるCPIの推移を分析」をご覧下さい。

(3) 資源国だから金利が高い

「資源国だから金利が高い」というのは資源国の特徴を1面からしか捉えてない説明になっています。

おそらく考え方としては

資源国

資源価格(原油など)が上がるとインフレになる

インフレ抑えるために利上げだ

金利が高い

だと思いますが、これは資源価格が上がっていた時期の話です。(2002年から2008年ぐらい)

代表的な資源である原油の価格の推移を見てみましょう

2002年から2008年は原油価格がドンドン上がっていた時期です。
この時のオーストラリアはインフレ率も高く、それを抑えるために利上げをしていました。

この時期であれば、「オーストラリアは資源国だから金利が高い」という説明もおかしくなかったと思います。

ですが、2009年以降は原油価格は上下しています。

以下の流れていうと

資源国

資源価格(原油など)が上がるとインフレになる ←ここがおかしい

インフレ抑えるために利上げだ

金利が高い

ということになります。

原油価格が上下している今でもオーストラリアは他の先進国よりも金利が高いです。
※最近はアメリカに抜かれましたが

そう考えると

「オーストラリアは資源国だから金利が高い」

という説明は適切ではないと言えます。

オーストラリアと資源価格の関係に興味がある方は
豪ドルと資源価格(原油/鉄鉱石/石炭)との相関関係を考察」をご覧下さい。

【まとめ】オーストラリアの金利が高い理由として適切でない3つの説明

オーストラリアの金利が高い理由として適切でない説明はこの3つです。

(1) 通貨の信頼性が他の先進国より不安定だから金利が高い
(2) インフレを抑えるために金利を高くしている
(3) 資源国だから金利が高い
誤った情報に振り回されないようにしましょう。

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【まとめ】豪ドルの金利(スワップポイント)はなぜ高いのか?

今回は「豪ドルの金利(スワップポイント)はなぜ高いのか?」その3つの理由を解説しました。

豪ドルの金利(スワップポイント)が高い3つの理由はこちら

①高くしないとオーストラリアの国債が売れないから
②他国から投資マネー呼び込みたいから
③オーストラリアの景気がほどほどに良く、インフレ率が低くならないから
昔は正しかったが、現在では少し誤っている説明はこちら
・通貨の信頼性が他の先進国より不安定だから金利が高い
・インフレを抑えるために金利を高くしている
・資源国だから金利が高い

豪ドルの金利が高いのは、リスクによるものだけではない(オーストラリアの成長戦略など)
ということを理解してもらえていたら嬉しいです。

豪ドルは金利が高い割に信頼性の高い通貨なので、スワップポイント投資に最適です。
興味があればご検討して頂けると幸いです。

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メリットはスワップ!デメリットはほぼない(笑)

ではではー 良き投資ライフを(*^^*)

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