なぜしないのか?そこを掘り下げて行きます!
こんにちは!投資歴18年のねくです(@nekutaru)
今回は「南アフリカのインフレ率低下と利下げをしない理由」についてお話をします。
この記事は
・投資をしたい
という方におすすめです。
南アフリカのインフレ率は最近下がり気味ですが、大丈夫なんでしょうか?
一般的にはインフレ率を上げるために利下げをしますが
南アフリカはしませんでした。
その理由を解説します!
動画や音声で視聴したい方はこちらをご覧下さい。
南アフリカに投資をするならスワップポイントが安定して高い「ヒロセ通商」がおすすめ!
\特別タイアップのため、当サイト限定で2,000円のキャッシュバック中!/「ヒロセ通商」で口座を開設して2,000円もらう
私も500万円投資していますよ。
質問があればコメント欄に書き込んで下さいね。
無料の投資メルマガを配信しています。
今なら登録特典でセミナー動画+資料をプレゼント。
投資やお金について学びたい方はぜひご登録下さい!
南アフリカのインフレ率が低下(2019年11月)
前年同期比で3.7%になりましたね。
8年ぶりの低い伸びです。
南アフリカのインフレ率が低下(2019年11月)
南アフリカ統計局が2019年11月20日に発表した
10月のインフレ率は前年同月比3.7%でした。
ポイントは以下の2点
- 9月の4.1%から鈍化
- 8年ぶりの低い伸び(2011年2月以来)
※インフレ率=消費者物価指数[CPI]の上昇率
つまり、久しぶりの低い伸びということです。
しかし、それでも南アフリカは利下げをしませんでした。(6.50%のまま据え置き)
なぜなのか?
続いて、それを解説します。
それでも利下げをしない理由は?
利下げする余裕を確保したいということですね。
詳しく解説していきます。
「今後の不景気に備えて金利を高くしておきたい」とは?
世界的に経済が不安定の今、今後景気が悪くなる可能性は十分あります。
「そんな時のために金利を高くしておきたい」
これが南アフリカ政府の考えです。
日本みたいに利下げをしまくると、不景気になっても利下げ余地がなく金融政策が打てません。
それを避けたかったわけです。
では、南アフリカは景気対策として何もしないのか?
というと、そうではありません。
財政政策(公共事業や減税)でインフレ率UPを狙っているようです。
続いて、
- 財政政策とは何か?
- 金融政策との違い
をお話します。
財政政策と金融政策の違い
というか金融政策もよくわからない。。
違いは何か?
解説していきますね!
財政政策とは
政府が行う「景気対策などを反映させた政策」のこと。
公共事業の拡大・縮小や増税・減税などで
需要の拡大や抑制をコントロールするのが目的です。
財政政策の課題
それは「借金」です。
不景気時には景気回復したいわけですが、
それには、公共事業の拡大や減税が必要です。
そうすると国として支出が増えたり、収入が減ったりするので、赤字になります。
その結果、国債を発行(=借金)することになるのです。
この借金にどう対応するかが、財政政策のポイントですね。
日本は借金を減らすために、思い切った財政政策が打てないでいます。
最近の消費税増税も借金を減らすための策ですよね。
それによって景気は悪化するわけですが、、、
金融政策とは
経済を拡大させるために「インフレ率や通貨の価値を管理すること」です。
主に政策金利の上げ下げを行います。
中央銀行が主導となって実施されます。
金融政策の課題
それは「マイナス金利」です。
もう少しわかりやすく表現すると、「下げ幅に限界がある」ということです。
例えば南アフリカの政策金利は6.50%なので、最大でも6.50%しか利下げできません。
その先はマイナス金利にするしかないのです。
だからこそ、南アフリカ政府は金融政策を控えて、財政政策で景気回復を狙っているわけですね。
日本は元々金利が低かった上に、どんどん利下げをしてしまったので
現在ではマイナス金利となっていて、これ以上の利下げが難しい状況です。
南アフリカ政府はこれを嫌っているわけですね。
財政政策と金融政策の違い
財政政策と金融政策の違いを簡単にまとめました。
目的はどちらも「経済の活性化や抑制」です。
つまり経済のコントロールが目的です。
実行主体が政府 or 中央銀行で違います。
また、主な実現方法もそれぞれですね。
どの国もこの両者をバランス良く組み合わせて実行しています。
南アフリカは財政政策をメインに進めて行くようですね。
これが、利下げをしない理由です。
南アフリカのインフレ率の過去の推移
過去の推移はどうなってるの?
確かに最近下がり気味ですね。
南アフリカのインフレ率の過去5年間の推移
南アフリカのインフレ率の過去5年間の推移をグラフにしたのがこちらです。
2017年以降は右肩下がりですね。
一時期は7%台でしたが、今では3.7%
確かに下がってます。
ですが、南アフリカ政府のインフレ率目標は「3%から6%」
実はまだ目標の範囲内なんですよね。
なので、インフレ率の低下をそこまで恐れる必要はないですね。
これ以上下がらないために対策をしていく感じです。
南アフリカのインフレ率の今後の見通し
とはいえ、大幅な下落の心配は不要ですね。
南アフリカのインフレ率の今後の見通し
今後の見通しは「現状維持 or 下落」です。
ポイントは以下の通りです。
- トレンドは下落
- ただし、財政政策や利下げで支える可能性あり
- 大幅に下落する心配は不要
- 目標値下限の3%は死守しそう
引き続き下がるとは思いますが、あまり心配せず観察していきます。
インフレ率が南アフリカランドに与える影響
南アフリカランドを保有している人には悪い影響ですね。
インフレ率が南アフリカランドに与える影響
インフレ率が下がると「南アフリカランドが下落」します。
つまり連動するわけです。
そうなる理由は以下の通りです。
⇒ 利下げの可能性が高い
⇒ 通貨の人気がなくなる
⇒ 南アフリカランド下落
また、インフレ率が低いということは、経済成長しないということであり、
その結果GDPが伸びなくなります。
それは国として困りますよね?
だから対策するわけです。
ちなみに日本は見事に、低インフレ、低経済成長となっています。
あまり対策できてませんけどね。。
南アフリカ政府はそこを意識して財政政策で立て直そうとしているわけですね。
【まとめ】南アフリカのインフレ率が低下!それでも利下げをしない理由は?
今回は
「南アフリカのインフレ率低下と利下げをしない理由」
についてお話をしました。
南アフリカのインフレ率は8年ぶりの低い値である
3.7%まで落ちています。
ですが、南アフリカは利下げをしませんでした。
その理由は
「今後の不景気に備えて金利を高くしておきたいから」
です。
その代わりに財政政策(公共事業を増やす等)で対策をするようです。
南アフリカに投資している身としては成果が出ることを願っています。
質問があればコメント欄に書き込んで下さいね。
南アフリカランドを買うならヒロセ通商がおすすめです!
為替レートが上がる前の今が仕込むチャンスかも知れません。
南アフリカに投資をするならスワップポイントが安定して高い「ヒロセ通商」がおすすめ!
私も500万円投資していますよ。
\特別タイアップのため、当サイト限定で2,000円のキャッシュバック中!/「ヒロセ通商」で口座を開設して2,000円もらう
南アフリカランド投資方法や実績について知りたい方は
「南アフリカランド投資の実績をブログで公開中」をご覧下さい。
ヒロセ通商について詳しく知りたい方は「ヒロセ通商の情報を徹底的にまとめました!」をご覧下さい。
ではではー 良き投資ライフを!
コメント