
政策金利はどんな感じなのかな?

過去21年間の推移をグラフにして解説したので、ご覧下さい!
こんにちは!投資歴18年のねくです(@nekutaru)
今回は「南アフリカランドの政策金利」について詳しく見ていきます。
過去21年間の推移や今後の予想、発表時間などをお話していきます。
・これから買おうと思っている方
・既に投資をされている方
におすすめです。
南アフリカランドの政策金利についてまとめると以下の通りです。
- 過去21年間で下がり続けている
- 2020年1月時点では6.25%
- しばらく上がりそうにない
- 長期的には徐々に下がっていく
- 発表時間は日本時間の22時過ぎ
質問があればコメント欄に書き込んで下さいね。
動画や音声で視聴したい方はこちらをご覧下さい。
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南アフリカランドの政策金利とは

そこから教えてほしいな!

南アフリカ中央銀行により金融政策の一つで、南アフリカ内の各種金利のベースになります!
この金利によって、南アフリカの国債、通貨、株価が動きます。
南アフリカ中銀政策金利
1999年11月の会合で初めて政策金利を設定しました。
その時の数値は12.0%
基本的には常に緩和され続けています。
つまり「金利は下がり続けている」ということです。
2020年1月時点では6.75%となっています。
南アフリカランドの政策金利が変動するとどうなるか?
政策金利が上がった場合は
- 債券価格は下落(金利は上昇) ↓
- 南アフリカランドは上昇 ↑
- 株式市場は下落 ↓
政策金利が下がった場合は
- 債券価格は上昇(金利は下落) ↑
- 南アフリカランドは下落 ↓
- 株式市場は上昇 ↑
という動きをします。
私は南アフリカランドを保有しているので、基本的には政策金利は上がってくれた方が嬉しいです。
ただし、政策金利を上げすぎると経済の悪化につながるので慎重な判断が必要だと考えています。
南アフリカランドの政策金利の発表頻度
南アフリカランドの政策金利の発表頻度は年に6回です。
つまり、隔月(2ヶ月に一度)発表されます。
2019年は1月、3月、5月、7月という感じで奇数月に発表されています。
南アフリカランドの政策金利の過去21年分(長期間)の推移をグラフ化


1999年11月から政策金利は設定されていますが、基本的には金利は下がりつづげています。
南アフリカランドの政策金利の推移(21年分)
南アフリカランドの政策金利の推移(21年分)をグラフにしたのがこちらです。
1999年11月から2020年1月までです。
このグラフの注目ポイントは以下の3つです。
- 長期的に見ると緩やかに下落している。
- 直近高値はリーマンショック直前の12%
- 2002年頃と2008年頃に政策金利はピークを迎えている
- 2020年1月時点で6.25%(4年ぶりの水準)
過去のデータを見ると今の6.25%という水準はかなり低めであることがわかりますね。
国として成熟してくると、政策金利は緩やかに下がってくるものです。
今後も長期的に見るとじわじわと下がっていくかもしれません。
2002年頃と2008年頃に「なぜピークを迎えたか?」を考えてみます。
2002年
2002年9月から2003年5月までは13.5%の高金利となっていました。
その1番の理由は南アフリカランド安です
つまり
ということです。
金利が高い通貨は買われやすいですからね!
実際に2002年の南アフリカランド円のチャートを見てみます。
2001年の9.11テロあたりでランドが大きく下落しており、その後上昇しています。
2002年頃に政策金利を上げたのが上昇に繋がったと考えています。
2008年
同じように2008年について考えてみます。
2008年と言えばリーマンショックですが、その直前まではバブル景気でした。
景気が良く、各国の政策金利がガンガン上がっていた時期です。
景気が良いと、過度のインフレを防ぐために政策金利を上げることがあります。
2008年の政策金利の上昇は景気の良さが原因と考えています。
2008年のリーマンショック後は景気が急速に悪化したため、
それを解決するために政策金利を下げ続けました。
最終的には2012年7月に5.0%まで下がり、その後1年半もの間5.0%でした。
以上が、南アフリカランドの政策金利の過去21年間の推移からわかることを説明しました。
ちなみに2020年1月時点では6.25%となっています。
続いて、今後の予想や見通しについてお話します。
【2020年】南アフリカランドの政策金利の今後の予想と見通し(据え置きはいつまで?)


・徐々に下がる
と考えています。
南アフリカランドの政策金利が「据え置き」ではなく「下がる」理由
南アフリカランドの政策金利が「下がる」の理由は以下の3つです。
- アメリカの政策金利が上がらなくなった
- 南アフリカのインフレが落ち着いている
- 南アフリカランドの価格が安定している
この3つの理由から政策金利が下がりそうと考えられます。
一方で、南アフリカの最近の弱いGDP(経済成長率)や横ばいのインフレ率(CPI)を考えると
しばらく横ばいor下がると予想できます。
それぞれ解説します。
①アメリカの政策金利が上がらなくなった
2020年1月時点ではアメリカの政策金利は1.75%です。
そして、今後は横ばいと考えられます。
アメリカが政策金利を上げると、アメリカにお金が集まりやすくなるため、
南アフリカランド安になってしまいます。
その場合、南アフリカも政策金利を上げざるをえません。
ですが、アメリカが政策金利を上げることは当分ないと思います。
だから、南アフリカの政策金利を上げる要因が一つ減ったと考えています。
②南アフリカのインフレが落ち着いている
南アフリカがインフレすると、それを抑えるために政策金利を上げる必要が出てきます。
ですが、2020年1月時点のインフレ率(CPI)は4.0%と落ち着いているため、
インフレが理由で政策金利を上げる可能性は低いと考えています。
南アフリカの過去5年間のインフレ率(CPI)がこちらです。
南アフリカ政府はインフレ率(CPI)の目標値を3%から6%と明言しています。
つまり
ということです。
2020年1月現在は4.0%
当分6%を越えることはなさそうです。
だから、インフレ率が理由で利上げも利下げもなさそうと言えます。
③南アフリカランドの価格が安定している
最近は南アフリカランドの価格が安定しています。
政策金利を上げる一つの理由が通貨安です。
つまり
ということです。
実際に南アフリカランド円の2年分のグラフを見てみましょう。
少し細かくて見にくいですが、ここ2年間は7円から8円あたりで安定しているのがわかります。
つまり、通貨安が理由で政策金利を上げるということもなさそうですね。
まとめ
南アフリカランドの政策金利が「下がる」理由は以下の3つです。
- アメリカの政策金利が上がらなくなった
- 南アフリカのインフレが落ち着いている
- 南アフリカランドの価格が安定している
では、南アフリカランドの政策金利が「下がる」理由を別の観点から掘り下げてみます。
南アフリカランドの政策金利が「下がる」理由
その理由は以下の通りです。
- 政策金利は過去21年間下がり続けているから
- 新興国が発展していくと政策金利は下がっていくから
解説します。
政策金利は過去21年間下がり続けているから
南アフリカの政策金利の過去21年間のグラフをもう一度みてみましょう。
じわじわと下がり続けていますね。
この流れは今後も止まらないと考えています。
新興国が発展していくと政策金利は下がっていくから
南アフリカは新興国です。
だからこそ金利が高いとも言えます。
その分通貨の価値が不安定なんですよね。
今後10年、20年と進むうちに南アフリカが発展して先進国に近づいて行きます。
そうすると自然と政策金利は下がります。
今の先進国を見ればわかりますね。
最も高いアメリカですら1.75%です。
南アフリカの政策金利もそうやって下がっていくのだと考えています。
【まとめ】南アフリカランドの政策金の今後の見通しはどうなるの?
南アフリカランドの政策金の今後の見通しは
と考えています。
多少下がったとしても、金利は十分に高いので
引き続き南アフリカランドへの投資はおすすめです。
もちろん私も継続的に投資していきます!
南アフリカランドの政策金利(2019年版)を解説


2019年は政策金利がずっと6.75%のまま据え置きとなっています。
2019年の南アフリカランドの政策金利をグラフにすると以下の通りです。
2019年の変化としては、「7月に6.50%になったのみ」です。
2020年1月にさらに下げて6.25%になっています。
今後も緩やかに落ちそうですね。
表にしたのがこちらです。
2019/01 | 6.75 |
2019/02 | 6.75 |
2019/03 | 6.75 |
2019/04 | 6.75 |
2019/05 | 6.75 |
2019/06 | 6.75 |
2019/07 | 6.5 |
2019/08 | 6.5 |
2019/09 | 6.5 |
2019/10 | 6.5 |
2019/11 | 6.5 |
2019/12 | 6.5 |
2019年はあまり変動がなかった感じですね。
南アフリカランドの政策金利(2018年版)を解説


6.75%からスタートし、一時6.5%に落ちるものの
最終的には6.75%で終わりました。
安定していた1年と言えます。
2018年の南アフリカランドの政策金利をグラフにすると以下の通りです。
6.75%でスタートし、3月に6.5%と下がりました。
2018年3月の利下げはインフレ率(CPI)が思ったより伸びなかったのが理由です。
政策金利を下げるとインフレ率(CPI)は上がりやすくなります。
その後2018年11月に今度は利上げをし、6.75%に戻りました。
理由は資金流出による通貨安と、それによる長期的なインフレ懸念を抑えるためです。
2018年はアメリカが政策金利を1.50%から2.50%まで一気に引き上げました。
その影響で、世界中の資金がアメリカに流れていきました。
つまり、南アフリカからもアメリカに資金が流れてしまったのです。
その結果、ランドの価値が下がりインフレが進みました。
これを抑えるための利上げが2018年11月のものです。
2018年の南アフリカランドの政策金利を表にしたのがこちらです。
2018/01 | 6.75 |
2018/02 | 6.75 |
2018/03 | 6.5 |
2018/04 | 6.5 |
2018/05 | 6.5 |
2018/06 | 6.5 |
2018/07 | 6.5 |
2018/08 | 6.5 |
2018/09 | 6.5 |
2018/10 | 6.5 |
2018/11 | 6.75 |
2018/12 | 6.75 |
2018年は南アフリカの政策金利は安定していたと言えます。
南アフリカランドの政策金利の発表時間は?


だいたい日本時間の夜10時過ぎに発表されることが多いですね。
南アフリカランドの政策金利が発表されるのは、2ヶ月に1度の会合が終わったあとです。
なので、正確な時間は決まっていません。
だいたい日本時間の22時ぐらいには声明が発表され、23時ぐらいにはニュースになっています。
次の会合は2019年7月18日(木)です。
利下げの可能性も十分にあるので、22時過ぎから注目です。
【まとめ】南アフリカランドの政策金利
今回は「南アフリカランドの政策金利」について詳しくお話しました。
過去21年間の推移や今後の予想、発表時間などをお話していきます。
南アフリカランドの政策金利についてまとめると以下の通りです。
- 過去21年間で下がり続けている
- 2020年1月時点では6.25%
- しばらく上がりそうにない
- 長期的には徐々に下がっていく
- 発表時間は日本時間の22時過ぎ
南アフリカランドへの投資を検討している方は参考にして下さい!
今後も金利が下がり続けるとはいえ、それでも十分に高いので
南アフリカランドへの投資はおすすめです!
私も引き続き投資していきます。

質問があればコメント欄に書き込んでね。

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この記事を読むだけで、南アフリカランド投資について理解できるようになっています。
南アフリカランド円の見通しについて詳しく知りたい方は「南アフリカランド円の見通しを解説」をご覧下さい。

ではではー 良き投資ライフを!
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